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2017年のニューヨークの美容トレンド

2017年のニューヨークの美容トレンド

ここ最近のニューヨークの健康や美容トレンドは何かこれまでと様子が違います。これまでは、世の中の新しいテクノロジーの発展とともに様々な健康に関する最新グッズや美容機器、新たな食品などが次々と世に送り出されていましたが、どうやら?これまでの新しいものやより効果がありそうなトレンドを追うのに少し飽きが出てきているのと、もっと人間の本質的な部分に目を向ける重要さに気づき、昔の時代をかえりみる動きが出てきています。

例えば、古代クレオパトラの時代はどのように健康や美容に気を付けていただろうかなど振り返ると、オイルのブームも原料に基づいてより自然なものを求める動きですし、これまでハードなエクササイズがアメリカでは人気がありましたが、古代時代から行われていた瞑想や日本の禅も、瞑想や禅のように元々人間が持ち合わせている根底にある内なる力やエネルギーをいかに最大限に引き出し活かせるかが重要視され、ニューヨークのみならず、アメリカ全土でブームが巻き起こってきています。

ローインテンシティエクササイズとは

ローインテンシティエクササイズとは

これまではランニングや筋トレなどを始め、よりハードで身体に負荷を掛けるトレーニングが人気で、最近日本でもシックスパックスを目指す女子が密かに増えてきたり、おしりエクササイズがブームを巻き起こしそうだったりしますが、普段エネルギッシュなニューヨーカーの間では身体を鍛えぬくというトレンドに陰りを見せはじめ、より自分の本来の力を高めるエクササイズに注目が集まっています。

先ほども触れたように、瞑想や日本の禅は、人間本来のあるべき状態に戻し、本来備わっている力を引き出してくれるので、アメリカの大企業も禅の部屋を作り、就業中に瞑想や禅を取り入れていれ、リラックスして仕事に取り組もうとする会社も増えているそうです。

さまざまなスタイルのヨガ

さまざまなスタイルのヨガ

ヨガもこれまで同様人気がありますが、ここ最近さまざまなスタイルのヨガが増えてきています。これまでのヨガはレッスンに参加したり、個人的に家などで行ったりすることが主でしたが、最近は、ハンモックを使ったり、海の上で行うなど多様性をみせていますが、もっとシンプルにヨガを楽しもうと、公園などの公共施設や自然の中で、グループで行うイベントなども増えてきました。ニューヨークではありませんが、山羊ヨガという、実際に山羊と戯れながら行うヨガが、アメリカ西海岸が大流行しているようです。普段一人では行いにくい公園などや森などの自然環境に身を置き、自然の力を一身に浴びながらの行うのは最高ですよね!また、大勢で行うので、普段一人では行えない場所でも安全にできるのも人気の理由かもしれません。また、その影響からか、自然のエネルギーを浴びる、日本の森林浴(shinrin-yoku)も密かなブームになってきています。

内臓をいたわる

内臓をいたわる

先ほどのローインテンシティエクササイズブームが巻き起こるのと同じ要因として、内臓レベルで身体の健康を考える、というのもトレンドの新しい動きの一つになってきています。

主に普段の生活に発酵食品を取り入れることが最近の食のトレンドの一つとしてあるようで、あるアメリカの有名女優さんは発酵食品を多く使われている日本食をメインにし、毎日取り入れているそうです。発酵食品は現在話題のスーパーフードでもあります。

発酵食品は腸内細菌を整え、腸の働きを良くし、便秘改善をし、健康長寿への最善の食品です。

日本にはかなりさまざまな種類がありますが、海外にもあります。チーズやヨーグルトは有名で世界中で良く食べられていますし、また日本のお漬物のように野菜をつけたピクルスは野菜を酢づけにしたものですが、こちらも良く食べられる発酵食品です。また、日本でもアジアのキムチやメンマなどは良く知られています。

日本人の間では納豆は、発酵食品の中でもガン予防など健康効果が高いという認識があり、安くどこでも手に入るので重宝していますが、匂いが独特のため、おそらく日本人の中でも特に子供の頃は納豆が苦手な人も多かったのではないかと思います。海外で余り人気がないのもその要因が大きいと思われますが、今後、そんな納豆にアレンジが加えられ、ニューヨーカーや世界中で受け入れられ大流行する日が来ると本当に嬉しいですよね。

また、最近では発酵食品効果が要因というわけではないようですが、日本酒も発酵食品の一つで、こちらも海外で人気が出てきています。

飲まない飲み会?

飲まない飲み会?

ここ最近の内臓をいたわるブームから、ニューヨーカーの間では最近ではアルコール抜きの飲み会が流行っているようです。そしてアルコールの代わりに飲むものは、今アメリカで大流行になっているデトックスウォーター。これまでも、ジムなどの運動する場に持っていく人はいましたが、最近は普段からデトックスウォーターなどを持ち運ぶ女子が増えているそうです。

その中でも最近人気なのはコンブチャ。コンブチャというと日本のこんぶ茶?と思うと思いますが、実は全くの別物で、コンブチャ菌というものを紅茶やウーロン茶などに入れ、少し甘みを足したもののようで、日本でも数十年前に「紅茶キノコ」として流行ったそうです。このコンブチャ菌は善玉菌などの活きた酵素を体に取り込むことができ、代謝機能や排せつ機能を高め老廃物を溜めないカラダを作るのを助けてくれるようです。

先ほどせっかく日本酒も発酵食品の一つだとして挙げたのですが、残念ながら人気は出ているようですが、ブームになっているのはまだのようです。

ただ、アルコールを飲まないしらふの飲み会は果たして楽しいのかな?と個人的には少し疑問ですが、アルコールが苦手なためにあまり出歩く機会のなかった方には良い社交の場になるのではないでしょうか。

抹茶が逆輸入?

抹茶が逆輸入?

日本人の気づいていない日本の良さを一早くも取り入れるニューヨーカー達。

また、ここ数年で日本の抹茶が世界的にも人気があり、コーヒーに疲れ始めたニューヨーカーが、身体に優しく、ビタミンも豊富なMacchaを取り入れるようになり、ニューヨーカーの兄弟がついに日本中のお茶農家を訪れ、静岡のお茶農家さんと契約し、Macchaカフェをオープンさせました。その後もMacchaカフェは増え、ニューヨークでは日本の抹茶がトレンドになっているとのことです。以前からお茶自体は販売されてはいましたが、苦みが苦手な方が多いようで、Macchaもそのまま飲むのではなく、元々豆乳は人気があるので、豆乳のラテのようにして飲まれることが多いようです。

ただ、日本で抹茶といえば、茶道が主流でここ数年で様々な抹茶スイーツが出てきたものの、専門店はまだまだそれほどなく、ブームは巻き起こってなく未だコーヒーブーム真っ只中です。ただ、ここ最近、東京にもMacchaカフェがニューヨークから逆輸入され、今後は日本でもコーヒーで胃が疲れ始めた人からコーヒー離れが始まるのではないでしょうか?そうなると、日本はそもそも日本のものであった抹茶の良さを身に染みて感じるようになるのでしょうね。

先ほどの森林浴もそうですが、最近のトレンドとしては新しいものを追い求めるのではなく、最新の治療を受けられる時代でも病院に行くのもままならない古くから人々の健康を支えてくれている、ある意味原始的な健康法の大切さが常に新しいテクノロジーを生み出す世の中には必要とされているのかもしれません。

アメリカ人に限らず、他国の方々は日本食が健康に良いという認知から日本の良いところを取り入れるのが上手なのかと思います。これを参考に、日本における外国人向けの観光に関しても、いろいろと取り入れてみるのもいいかもしれないですね。

執筆ライター 佐野まり子