AYA's ブログ

日本人の知らない日本のミラクルスーパーフードたち

前回の記事にも載せましたが、ここ最近、アメリカでは健康・美容に関して欠かせないキーワードが「Japanese food」です。この内容の情報を調べようと思うと、最近は日本の情報が無視できなくなってきているとも言えます。日本は長寿の国としても知られ、日本人にあまり太った人を見かけないため、以前から世界中でも日本食がヘルシーだというのはとっくに認知されていますが、ここ最近は来日外国人観光客数も増え、実際の日本食に触れ、それをSNSにアップする方も増えてきました。そのおかげで、日本食のいろんな種類の中でも具体的特にどの食材なのかなどと興味が出てきている模様です。

普段日本人が普通に食べている日本食で「Superfoods」という位置付けで特にアメリカで注目が集まっている食材を今回は取り上げたいと思います。

本格的な日本食ブームの到来

アメリカが日本をお手本にする時代に 最近は、美容や健康をアメリカのブームとして調べてみると、やはり日本食の話題が徐々に増えて来ているなという感じがここ最近特にし…

もやし

最近注目の兆しがあるのは、なんと「もやし」です!”なんと”と言ってしまったのは、おそらくみなさんも同じように意外に感じているかと思いますが、正直安いけどそんな栄養がありそうにも見えないし、食卓でも主役にもなれず、華やかさもないですよね。なんかパンチがないというか。。。なので、もやしは単なる副食として添える食材になりがちですよね。

ただ、あの量でスーパーで一袋50円以内で買える、激安食材で助かっている方も多いはずです。もともと「もやし」は安価なため、戦後や低所得者でも栄養価が摂れる昔から親しまれてきた大変有難い食材なんです!

ところが、最近あのマツコ・デラックスさんもおっしゃっていたように「なんでトマトに何千円も使えるのに、もやしには10円も払えないのよ!」というくらい、なぜか安価でもトマトのように高くても売れる食材とは違い、もやし農家さんもかなり経営がきつい状況で、たったの10円値上げしただけで売り上げが下がって逆効果になってしまうほど、倒産を余儀なくされている農家さんが急増しているそうです。ですので、実は日本ではもうもやしが日本で生産されない日も来るのでは、と言われる方もいます。もやしは、天候の影響で不作で他の野菜たちが高騰している中、もやしは健気に金額が変わらず、質も普段と変わらず保たれているのに、なんとも申し訳ない現状なんです。。。

日本ではもやしはダイエット食としての見方もありますが、実はトマトや他の野菜に負けず劣らずかなり栄養価に富んでおり、アメリカでは日本のように安価ではないですが、コアなSuperfoods信者の間ではその栄養価の素晴らしさからSuperfoodsとして「もやし」にも注目が集まってきているそうです。しかも、日本のように茹でて使うのではなく、生のまま食する方が良いとされているそうです。もともとアメリカ人は、様々な野菜を茹でるよりそのまま食べる傾向にあるため、ある意味当たり前なのかもしれないですね。

もやしの栄養価としては、便秘や脂質を排出してくれる豊富な食物繊維と豊富なビタミンBとC、酵素などです。また意外なのはプロテインも豊富だそうです。そしてこれまた意外で他の野菜はあまり見かけないのですが、もやしのそれぞれの栄養価に”Rich”と付くぐらい、栄養価がさらに高いようです!また、ダイエットに良いばかりでなく、免疫機能を高めたり、心臓病や骨を強くしたり、また様々なタイプの病気の予防としても良いとのことです。

そしてこれは知られていないと思うのですが、もやしと同じ種類の「ビーンスプラウト」自体が、アメリカでは馴染みのある食材ですが、精神的不安やストレス解消に効果が期待できるとされています。

また、もやしは野菜炒めなど調理時間も短くて済み、その分、栄養価を損なわず重宝するとのことです。個人的には、しゃぶしゃぶと茹でたもやしならもやしがいくらでも食べられます!

もやしの素晴らしさに気づき、もっといろんな料理に取り入れられたらいいですね!

枝豆

ここ数年のアメリカで人気なのは何と言っても枝豆です。アメリカでも「Edamame」とそのままの名でビールとのセットで日本食レストランで人気となり、最近では、日本食以外のレストランでもアパタイザーとして出されるほどの人気になっています。昔からアメリカでは食卓によく冷凍のグリーンピースがステーキに添えて出てきますが、Edamameは、自然のものでグルテンフリーで、低カロリーでコレステロールが含まれてませんし、食感があるので抵抗がなく好きになる人も多いようです。

アメリカではベジタリアンやビーガンの方達が増えているので、大豆や枝豆は高タンパク質でカルシウムや鉄分なども豊富なので、Edamameは特に手軽に食べられるので人気の要因になっているようです。

また、アメリカでは糖尿病が深刻な社会的問題の一つになっていますが、体重の減少を促し、糖尿病や心臓病になるリスクを減少することや、高齢化に伴い体に現れる様々なタイプの症状を減少させ、体のコンディションをより良く保つのにも役立つと言われている優れた食材です。

ただ残念なことに、現在の日本では「もやし」同様、あまり枝豆を栽培する農家が減ってきているようです。農家さんをされる方自体がそもそも減ってきているのと農家さんも高齢化になってきているため、存続していくのが難しいのも大きな要因の一つではあります。ですので、日本で売られている枝豆や居酒屋などで出てくるのは輸入品で冷凍物が多くなってしまっています。おそらく、本物の枝豆は消費者側が茹でる手間もあるなどで需要が減ってしまっているのも原因かもしれません。正直、輸入品や冷凍物は自然の栄養価が損なわれている傾向にあるので、日本も輸入に頼らず、本物の枝豆を食べて枝豆が本来持っている豊富な栄養価を摂ってもらいたいですね!

おから

おからは、お豆腐屋さんやスーパーでとても安価で売っていますが、日本人でもあまり馴染みがない食材かも知れません。現に食べ方と言っても正直「卯の花」位しか思いつかないですしね。。。

ところが、なんとTofuがメジャーになる昨今、アメリカのコアなSuperfoods信者の中では「Okara」は”ミラクルフード”として注目が集まり始めているようです。

その名の語源も「カス=殼」に御をつけ付け「おから」と名付けられたほど、豆乳から豆腐を作る際の”捨てる部分”のおからは、現に家畜の飼料として一部を活用する以外はほとんどが廃棄されている”もったいない”食材です。ちなみに、”もったいない”は”mottainai”として、主に日本の企業などが工夫してモノづくりをする姿勢が認められ、今では世界中で使われる単語となっています。

おからはまさに”mottainai”食材の代表格です。なぜなら栄養価にとても優れており、豊富な食物繊維やミネラル、カルシウム、また他の食材にはあまり見られませんが、なんと記憶力の向上も期待できる”ミラクル”な食材です。

最近は、おからパウダーも出回っており、生のまま使用するより味のクセもなく、使いやすくなったかと思います。おからをハンバーグやサラダに混ぜたり、クッキーやマフィン、ホットケーキに入れたりなど、小麦粉の代用にすると用途も広がりそうです。

ただ、まだアメリカではなかなか手に入らない状況かと思いますが、その“ミラクル”な「Okara」の存在を知り、本物に出会うのが日本を訪れるきっかけだったというアメリカ人がいるほどなので、今後おからメニューを出すレストランなどが増え、世界のSuperfoods信者が日本を訪れるようになったら嬉しいですね!

きな粉

同じ大豆でここ最近注目され始めたのが「Kinako」です。きな粉は、ローストした黄色の大豆を粉状にしたもので、大豆そのものの栄養価を余すことなく摂り入れることのできる優れた食材です。高タンパク質でビタミンも豊富な上、グルテンフリーでピーナッツアレルギーの方にも問題なく食して頂けるので、よくナッツ類を食しナッツアレルギーによる事故が絶えないアメリカでは今後さらに注目される食材の一つになるかと思います。

アメリカではピーナッツバターはとても人気があり、ピーナッツバターのサンドイッチも朝食だけでなくランチにも子供に持たせたりする定番メニューでもありますが、きな粉も同じくナッティフレイバーで香ばしいので受け入れられやすい味だと思います。ただ、粉なのでまだまだ食べ方などはそれほどバラエティがなく、日本ではお餅にかけて食べるのが一般的かと思いますが、まだお餅も浸透していないアメリカでは、スムージーに入れたり、ヨーグルトに混ぜるのが一般的です。またきな粉は、高タンパク質で低炭水化物な上、グルテンフリーなので、プロテインパウダーとして、おからパウダー同様、小麦粉の代替えとして様々な用途に使用できると、もっとバラエティが広がり身近な食材として今後日本のお餅とともに流行っていくといいですね!

納豆

同じ大豆食材で、ある意味有名であるのは「納豆」です。ただ、納豆は、”臭い””腐った大豆”といった意味で以前から良く知られている食材ですよね。何を隠そう日本人の私自身も、体に良いと親からは食べされられても臭くて全く食べられず、大人になって訓練してやっと食べれるようになった唯一の食材です。最近は日本在住が長い外国人などで納豆好きな人も増えてはきましたが、正直なところ臭くて、ベタベタしたイメージが強く、来日外国人観光客も試そうと思う人はまだ少ないように思います(といっても、そもそも納豆が置いてあるレストランや居酒屋などはそうそう見かけませんが)。

ところが、最近のアメリカのSuperFoods信者の間では「Natto」にチャレンジしている人が出てきている兆しです!

納豆は、作り方は違うものの、ヨーグルトのような発酵食品なので体に良いという認識もあり、ビタミンC、ビタミンK、カルシウム、鉄分などが豊富な上、酵素やナットーキナーゼも含まれるため、サプリを常用している人が多いアメリカ人ですが、その中でもマルチビタミンのサプリを摂る必要がないと思われるほど、「Natto」は素晴らしい食材だそうです。通常はまだまだアジア系のスーパーでしか買えないようで、まだ食べ方もあまり浸透せずそのまま食べる人も多いようですが、ただ日本で大人気のTKGの卵かけご飯のような食べ方はアメリカでは少し難しいかもしれないですね。というのも、アメリカでは生卵は食するのは危険とされているので、生卵を食べる日本人がちょっと信じられないといった感じだし、生卵自体、気持ち悪いイメージがあるようです。「Natto」は、外国人の間ではいわゆるブルーチーズのように熟成された癖のあるものが”大好きになるか大嫌いになるか”に分かれる食材の一つだそうです。チャレンジする人が増えるよう、外国人ウケする「Natto」の食べ方を提供する居酒屋メニューやレストランが出来たら嬉しいし、日本人でも行きたくなると思うので今後に期待したいですね!

どうでしたか?普段、何気なく食べている食材がアメリカでは、中にはミラクルなSuperfoodsとして興味を持ち始めている方も増えてきていて、それが日本を訪れるきっかけになっているなんて、日本人が知らないところでそんなことが起こり始めているんですね!日本の昔からある食材ですが、外国人によって新しい風が吹き、新たな食べ方を見出したり、これらの食材の素晴らしさを日本人が再度認識し、海外にも広めていってみんなが健康になれば何よりです。

“American Beauty” ライター ラックバニー
アメリカに住んでいた経験からアメリカを中心に最新美容・健康のトレンドをお届けします。