fbpx

長年のコンプレックスとサヨナラ!? 薄着の季節に気になる「バストアップ」法とは?

小さい、垂れる、形が・・・バストの悩みはさまざま
いよいよ本格的な夏も目前!

暑い日が続き、薄着になるとやはり気になるのは自分のボディライン。ポッコリと出たおなかや、振袖のように揺れる二の腕、パンパンのふくらはぎなど、人それぞれ「気になるカラダの部分」はあるけれど、中にはバストへのコンプレックスを抱えている人も多いのではないでしょうか。

Tシャツをサラッとかっこよく着こなすには、大きすぎず、小さすぎず、形の良いバストが欠かせない・・・と思う。しかし、日本人女性の多くが自分のバストに何かしらのコンプレックスを抱えているといわれています。中でも多い悩みはやはり「胸が小さい」こと。

やっぱりある程度の「ふくらみ」は欲しいですよね・・・

実は、現在市販されている洋服の多くはBカップやCカップの女性に合わせて作られているといわれています。そのため、それよりもバストサイズ(カップ)が小さい場合、胸元が大きく開いてしまう、バスト部分にシワが寄ってしまうなど、キレイに着こなせないことも少なくありません。

また今では、胸が小さいことをコンプレックスに感じ、夏になっても「水着になれない」とプールや海などへの誘いを断るといった人や、ひいては恋愛に積極的になれない人もいるのだとか。バストサイズに対する悩みは想像以上に深刻なのです。

バストのボリュームがないとビキニも自信をもって着られないですよね

こうしたバストへの悩みは「サイズ」に関するものだけではありません。バストは柔らかいため、年齢による変化が現れやすいもの。「バストサイズに悩んだことはない」という人でも、年齢を重ねる中で「ハリがなくなってきた」「位置が下がってきた」など、バストの下垂を気にするようになります。

個人差はあるものの成長期を過ぎても、年齢を重ねていても、努力次第で改善できるとされています。毎日のケアでバストアップが望めるのであれば――ちょっと頑張ってみたいと思いませんか?

バストの「構造」から考えるサイズアップ法
バストアップをめざすためには、バストの構造の中でも「乳腺」「クーパー靭帯」「大胸筋」「乳房内脂肪組織」の4つに働きかけることが重要だといわれています。

バストアップの要! 乳腺を発達させよう!

その中でもバストアップと大きく関係しているといわれるのが「乳腺」。バストは1割が乳腺、9割が脂肪でできています。脂肪を大きくすることで胸は大きくなりますが、乳腺の周りに脂肪がつくので、乳腺が発達すればするほどバストの脂肪は増えていくのです。

乳腺を発達させるためには、女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」を増やすのがイチバン。そしてこのエストロゲンを増やすためには、「ストレスをため込まない」「しっかりと睡眠を取る」といった、生活習慣の改善が欠かせません。

規則正しい生活、良質な睡眠がバストアップにつながるかも!?

ストレスがたまると自律神経が乱れ、ホルモンの分泌が低下したり、ホルモンバランスが乱れる恐れも。つまり、知らないうちにたまったストレスが、女性ホルモンの分泌を低下させ、バストアップの妨げになる可能性もあるのです!

女性ホルモンが最も活発に分泌されるのは22時から翌2時までの間といわれています。できる限りその時間はしっかりと睡眠を取るようにしましょう。「どうしても眠る時間が遅くなりがち」という方もいるかもしれませんが、できる限り「早く寝る」ことを習慣づけるようにしたいものです。

ノーブラ厳禁!? 美乳をつくる「クーパー靭帯」とは?

もう一つ、美しいバストづくりに欠かせないのが、乳腺を皮膚や筋肉につなぎとめ、バストを支えているケーブルのような役割を果たしている「クーパー靭帯」。実はこのクーパー靭帯は一度伸びたり、切れたりすると元に戻すことができないのだとか!!

クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因は激しい運動やノーブラの時間が長いといったことが挙げられます。ジョギングやウォーキングなど「胸が揺れる」運動をしたり、締め付けがキツイからとブラジャーをつけずに過ごしていると、重力に負け、徐々に胸が垂れてしまいます。

激しい運動をする時には、スポーツブラなどをつけましょう!

また、リラックスタイムもブラジャーを外していると胸が垂れる原因となります。美乳維持のためにもできる限りブラジャーをつけている時間を伸ばし、就寝中もノーブラではなくナイトブラなどをつけるようにしましょう。それが、バストアップに欠かせない「乳房内脂肪組織」を守ることにもつながります。

バストの土台「大胸筋」を鍛えよう!

「クーパー靭帯」と同様、バストを支える大切な働きをする「大胸筋」を鍛えるのも、美乳キープ&バストアップのために大切なこと。ただし、大胸筋を鍛えすぎると胸全体が筋肉となり、弾力のあるバストが失われてしまいますので注意しましょう。

大胸筋を適度に鍛えることで憧れの上向きバストを維持することができます。

女性のバストのほとんどは脂肪ですが、大胸筋がバストの土台になっています。腕立て伏せやダンベルを使っての筋トレは、そのため大胸筋を鍛え、上向きの大きなバストをつくる効果が期待できます。

また、胸の前で「合掌のポーズ」をとる筋トレは、バストアップに理想的な筋肉を鍛えることができるとされ、器具などを使わずに一人でも手軽に続けられると人気を集めています。

胸の前で掌を合わせ、両手で押し合う「合掌のポーズ」でバストアップ!

カップが小さいだけでなく、胸が大きくても垂れた胸は魅力的とはいえません。サイズはもちろん、ハリのある美しいバストをキープするためには、やはり生活習慣の見直し、日頃からのケアが大切なのです。

美容ライター 大野ルミコ
大手広告代理店、出版社での勤務を経て独立。女性誌や美容専門誌などを中心に、コスメ、サプリメント、ホームケアアイテムに関する記事執筆、取材多数。『美容用語事典』(美容経済新聞社)の薬事監修・校正なども手掛ける。
横浜エステサロンAYAのページトップへ