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エイジングケア~エイジングに必要な栄養素~

エイジングケアと聞いたとき、あなたはまず何を思い浮かべるでしょうか?それは化粧品でのケアでしょうか。もちろん、化粧品によるエイジングケアも大切なのですが、忘れていただきたくないのは、身体の内部からもケアをする必要があるということです。こちらの記事では、エイジングケアに役立つ栄養素についてお伝えしています。

エイジングが目立つ顔と首!おすすめの栄養素はこれ!

エイジングが最も目立つ場所、それは顔と首です。顔や首は紫外線の影響を受けやすいのですが、紫外線ブロック対策とエイジングケア化粧品の使用、栄養素の摂取で改善を目指すことは可能です。それでは早速、顔や首のシミ、シワ、タルミ改善に役立つ栄養素をご紹介していきましょう。

 

ビタミン

ビタミンAには粘膜保護作用、ビタミンBには代謝促進作用、ビタミンCとEには抗酸化作用があるため、どれもエイジングケアには欠かせない栄養素です。なお、ビタミンは種類によって含まれる食品が異なりますので、以下を参考にしてなるべく摂ることを心がけてみてください。

 

  • ・ビタミンAの含有量が多い食品

  • 豚・鶏レバー、ウナギ、卵に多く含まれています。なお、緑黄色野菜に含まれるカロテノイドという成分は、体内に取り込まれるとビタミンAに変化するため、なるべく毎日摂取しておきたいところです。ビタミンAは体内に留まる時間が長く、過剰摂取すると頭痛などの症状が起こるといわれています。しかし、レバーやウナギだけを毎日たくさん食べ続けるなど、極端な食べ方をしなければ、過剰摂取になる心配はほぼないでしょう。

 

  • ・ビタミンBの含有量が多い食品

  • ビタミンBは種類が多いのですが、あらゆる食品に含まれている栄養素のため、毎日のメニューには取り入れやすいでしょう。ビタミンBは、豚肉、豚・牛・鶏レバー、ウナギ、納豆、カツオ、マグロ、アサリ、枝豆などに多く含まれています。

 

  • ・ビタミンCの含有量が多い食品

  • ビタミンCは野菜やフルーツに多く含まれる栄養素ですが、とりわけパプリカ、芽キャベツ、ゴーヤ、ピーマン、ブロッコリー、サツマイモ、ジャガイモに多く含まれています。なお、ビタミンCは加熱に弱い性質がありますが、蒸す調理法なら加熱でも栄養素が残りやすいのでおすすめです。フルーツでは、キウイフルーツ、イチゴ、オレンジ、柿などに多く含まれていますので、デザートに1品加えてみると良いでしょう。
  • ・ビタミンEの含有量が多い食品

  • ビタミンEは、ベニバナ油、ヒマワリ油、アーモンドなどのナッツ類、パプリカ、モロヘイヤなどに多く含まれています。得意な食品が少なければ、いつものサラダ油をベニバナ油やヒマワリ油に変えてみてはいかがでしょうか。この方法なら、意識しなくても自然にビタミンEを摂れますね。

 

ミネラル

ミネラルも種類が多いのですが、とりわけ鉄と銅は血中のヘモグロビン生成に関わる栄養素のため、不足すると血行不良によるくすみや鉄欠乏性貧血が起こりやすくなります。また、将来的な骨粗鬆症予防ためにはカルシウムが必要です。

 

  • ・鉄の含有量が多い食品

  • 豚・牛・鶏レバー、牛ヒレ肉、カツオ、イワシに多く含まれています。なお、鉄の吸収を高めるためにはビタミンCが必要ですので、この栄養素もなるべく同時に摂ることを心がけましょう。また、コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインには、鉄を体外に排出させる作用があるため、これらの飲料を飲むなら飲みすぎに注意してくださいね。

 

  • ・銅の含有量が多い食品

  • 牡蠣、豚・牛・鶏レバー、アーモンドなどのナッツ類、大豆食品、ココアなどに多く含まれています。また、銅を過剰に摂取すると肝機能障害などが起こるといわれていますが、食品から少しずつ摂取する分には、その心配はほぼないでしょう。ただし、ミネラル系のサプリメントを飲んでいる方は少々注意が必要です。

 

  • ・カルシウムが多い食品

  • 牛乳、スキムミルクなどの乳製品、小魚、ワカサギ、小松菜、モロヘイヤなどに多く含まれています。なお、カルシウムはビタミンAやビタミンCを同時摂取すると体内に吸収されやすくなるといわれていますので、これらの栄養素も積極的に摂りましょう。

 

タンパク質

皮膚の成分はタンパク質ですので、不足すると乾燥肌や肌荒れ、ハリや弾力の低下といったトラブルが起こりやすくなります。さらに、爪がもろくなったり抜け毛が増えたりするなどのトラブルが起こることもあります。タンパク質は、肉類、魚介類、乳製品、大豆製品、卵などに多く含まれていますので、他の成分と同様に積極的な摂取を意識してみましょう。

忘れていませんか?髪のエイジングケアにはこの栄養素

エイジングが目立ちやすいのは顔や首ですが、目立たないようで実はエイジングが目立つのが髪です。たとえば、細くなった、コシがなくなった、抜け毛が多いなどでお困りではないでしょうか?このような状態は、育毛剤で改善を目指すこともできますが、以下の栄養素を摂ってケアをすることも大切です。

 

タンパク質、ミネラル

髪の主成分はケラチンというタンパク質ですので、不足すれば髪の生育が遅れるだけでなく、髪自体が細くなったりコシがなくなったりする原因になります。また、タンパク質不足は頭皮にも悪影響が及びますので、できるだけ毎日摂ることを心がけましょう。また、ミネラル成分の亜鉛にはタンパク質の合成に必要な成分のため、できるだけ摂るようにしましょう。亜鉛は豚レバーや牡蠣に多く含まれていますよ。

 

フコダイン

フコダインとはネバネバ成分で、髪の生育や頭皮の保湿に役立つといわれています。フコダインはコンブやワカメなどに多く含まれていますので、みそ汁やおひたしなど、目先を変えて摂取する工夫をしてみましょう。

 

アスタキサンチン

アスタキサンチンには細胞の活性化作用があるといわれていて、髪の元となる毛母細胞の活性化にも役立ちます。アスタキサンチンは赤い色素を持つ栄養素で、エビやカニ、鮭、赤魚などに多く含まれています。

 

まとめ

表面に現れてくるエイジングサインは、気になり始めるととことんまで気になりますよね?そして、次に取る行動として最も多いのが、化粧品によるエイジングケアでしょう。もちろん、化粧品によるエイジングケアも重要なのですが、さらにしっかりとエイジングケアに取り組みたいなら、身体の内部からのケアも忘れてはなりません。といっても、何か特別な食品を摂らなければならない、希少性が高い食品を摂らなければならないというようなことは一切ありません。エイジングケアそで必要な栄養素は、普段私たちが口にしている食品からたっぷりと摂れます。つまり、今日からでもエイジングケアを開始できるということです。今すぐにエイジングケアを開始したいという方は今回の記事をよくお読みになり、ご紹介した食品を毎日のメニューに取り入れる工夫を行ってみてくださいね。

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