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アンチエイジングとエイジングケア、これって同じ?違う?

エイジングとは年齢を重ねること、平たくいうのであれば老化を意味します。そして、老化に負けたくないという意味合いを持つのがアンチエイジングです。しかし最近では、アンチエイジングではなくエイジングケアという言葉が台頭してきました。では、アンチエイジングとエイジングケアは同じ意味として捉えることができるのでしょうか。

アンチエイジングとエイジングケア、違いはあるの?

それではまず、アンチエイジングとエイジングケアには違いがあるのかどうか、見ていくことにしましょう。

 

アンチエイジングとは?

アンチという言葉には、「対抗する」「抵抗する」などの意味があります。つまり、アンチエイジングは「加齢に対する抵抗」ということになり、いつまでも若々しくありたいという意味合いが強いということです。アンチエイジングは、どちらかというと加齢を受け入れたくない方に当てはまる言葉だといえるでしょう。

 

エイジングケアとは?

エイジングケアとは、現在の年齢に応じたケアを行っていくという意味を持っていて、「加齢に対抗する」「加齢に抵抗する」といった意味合いはありません。つまり、加齢に対していつまでも抵抗するという考え方ではなく、加齢を受け入れた上でそれに対応できるケアを続けて、上手に年齢を重ねるという意味だということです。

 

  • アンチエイジングと薬機法について

  • 2017年、米国で人気の女性誌が「アンチエイジングという言葉はもう使わない」と発表したことを受けて、日本国内でもアンチエイジングという言葉が消えつつあります。しかし、アンチエイジングという言葉があまり使われなくなってきた背景には、薬機法の存在もあるのです。薬機法とは、医薬品や医薬部外品、化粧品などの有効性や安全性を確保する目的で制定された法律です。以前では、医薬品に属さない化粧品を、あたかも医薬品と同様の効果があるように謳った広告も見かけましたが、現在ではこのような広告は「誇大広告」とみなされ、処罰の対象となっています。そして、アンチエイジングは加齢に伴う症状の予防や治癒を意味する「医薬品における効能や効果を示す」とされているため、化粧品の広告ではこの表現を使うことができません。反対に、美容外科クリニックなどで「アンチエイジング治療」としている場合では、美容治療で改善を目指せるということなのでOKです。

 

おすすめは「エイジングケア」の考え方

真剣にアンチエイジングを叶えたいなら、美容医療に頼るしかないでしょう。しかし、美容医療は全般的に高額な設定となっていることが多く、続けるにはあまり現実的とはいえません。一方エイジングケアなら、年齢とともに変わっていくご自身と向き合いながらケアをすることができますので、現実的かつ楽しみながら続けることができるでしょう。それでは次に、エイジングケアの方法について見ていきましょう。

 

髪のエイジングケア

  • 「年齢とともに髪が細くなった」
  • 「年々髪のまとまりが悪くなる気がする」
  • 「髪がペタンコになってヘアスタイルが決まらない」

これは、40代以降の女性に多い悩みです。エイジングケアというと、つい顔だけに気を取られるかもしれませんが、実は、髪も年齢とともに変化するもので、なるべく早い時期からエイジングケアしておくことが大切なのです。

 

  • <紫外線対策をする>

  • 髪や頭皮が長時間紫外線に当たると、それが原因で髪や頭皮が乾燥し、老化スピードが速まるといわれています。髪や頭皮の紫外線は、帽子や日傘、頭皮&髪用の日焼け止めスプレーなどで簡単に対策できますので、ぜひ実践してみてくださいね。
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  • <シャンプーに配合されている洗浄成分に注意する>

  • 石油系界面活性剤や石けん成分は皮脂汚れをサッパリ落としやすいというメリットがありますが、その反面皮脂を落としすぎる可能性があります。つまり髪や頭皮が乾燥に導かれるだけでなく、それによって皮脂分泌が増える可能性があるということです。こうなると頭皮環境が悪化しやすくなりますが、アミノ酸系シャンプーに切り替えれば頭皮環境を少しずつ整えていくことができますよ。
  • お肌のエイジングケア

    お肌のエイジングケアもまた、紫外線対策は必須です。そしもうひとつ、毎日保湿ケアを行うことも大切ですが、エイジングケアを意識するなら以下の成分がおすすめです。

    • ・セラミド
    • ・プロテオグリカン
    • ・フラーレン
    • ・プラセンタエキス

    これらの成分には保湿作用があるため、エイジングケアには特におすすめです。また、シミの対策をしたいならビタミンC誘導体もおすすめできるでしょう。

  • 食事にも注意を払いましょう

    化粧品でのケアとともに意識していただきたいのが、エイジングケアに役立つといわれている食品を積極的に摂るということです。特におすすめなのは抗酸化作用があるビタミンC、ビタミンE、カロテノイド、ポリフェノールで、これらは以下の食品に多く含まれています。

    • ・ビタミンC…パセリ、ブロッコリー、アセロラ、イチゴ、キウイフルーツなど
    • ・ビタミンE…アーモンド、ゴマ、ヒマワリ油、ベニバナ油など
    • ・カロテノイド…緑黄色野菜
    • ・ポリフェノール…赤ワイン、リンゴ、プルーンなど

    これらは比較的摂りやすい食品ですので、意識して摂ることを心がけてみましょう。

     

    適度な運動もエイジングケアに役立ちます

    年齢とともに鈍くなるのが代謝機能で、鈍くなればなるほど太りやすい体質へと傾いててきます。しかし、適度な運動を習慣的に取り入れれば、ある程度まで代謝機能の低下を防ぐことができるのです。運動といっても難しく考える必要はなく、「普段からエスカレーターではなく階段を使う」「早足さで歩く」などの工夫だけで運動量を増やすことができますよ。

     

    エイジングケアを開始するタイミングはいつがベスト?

    エイジングケアというと、「4歳からでいいか」とか「シワやたるみが気になってきてから始めよう」と思うかもしれません。しかし、実際に老化を感じてからエイジングケアを開始するのでは少々遅いのです。もちろん、老化を感じてからでも遅すぎるということはありませんが、基本的には老化を感じる前からエイジングケアを開始しておくことがベストです。具体的には、20代後半までに開始しておくことをおすすめします。20代だと老化を感じる機会はほぼないかもしれません。しかし、だからこそエイジングケアを開始する絶好のタイミングだということで、若い年代から注意を払うことが、その後の老化スピートを遅らせることになるのです。「自分はまだ若いからエイジングケアは必要ない」などとは考えず、思い立ったタイミングでエイジングケアを開始しましょう。

     

    まとめ

    アンチエイジングとエイジングケアは似通った言葉で混同しやすいのですよね。しかし、アンチエイジングは「年齢に抵抗する」、エイジングケアには「年齢に応じたケアをして理想的に年齢を重ねる」という違いがあるのです。黙っていても重ねるのが年齢ですので、頑固にアンチエイジングの考え方を押し通そうとするのではなく、エイジングケアで上手に年齢を重ねたほうがいいですよね?「自分はまだ若いから大丈夫」と感じている方も、10年後、20年後の自分を見据えた上で、なるべく早めにエイジングケアを開始してみてはいかがでしょうか。

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