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重力でたるんだお肌をリフトアップ!

年齢を重ねるとともに、顔の印象が変わってきたと感じることはありませんか?
しわやシミ、くすみや毛穴のひらきなど…。昔は気にならなかった様々な肌悩みがあらわれてきますよね。
そんな中でも特に自分でのケアが難しく、どうすればいいかわからないという声を多く聞くのが、「顔のたるみ」についてです。

目尻や口角、ほっぺたが全体的に垂れ下がってきたり、頬の毛穴が目立つようになってきたり。
ほんのちょっとのたるみなのに、お顔全体が一気に老けた印象になる場合もありますよね。
乾燥やニキビなど、ほかの悩みとは違って、スキンケアやメイクで改善するのが難しいたるみ。
今回は、そんなたるみに悩む方の役に立つような、たるみのケアの方法について紹介していきます。

なぜたるみは起こる?頭皮とたるみの密接な関係

そもそも、なぜたるみは起こるのでしょうか。
たるみが気になり始めたとき、保湿などのスキンケアに力を入れる方もいるかもしれませんが、実はたるみにはあまり効果がありません。

肌のハリは、肌の内側の真皮というところで、コラーゲンやエラスチンといった弾力を保つ繊維のようなものが支えています。
ですが、加齢や紫外線といった様々な要因によってコラーゲンは弾力を失い、数もどんどん減少していってしまいます。
肌そのもののハリや弾力が衰えてくることに加えて、たるみが起こるもうひとつの大きな要因があります。
それは、頭皮のたるみやむくみ、筋肉の凝りです。
顔と頭皮は、つながった一枚の皮膚でできています。
さらに言えば、皮膚は頭の先から足の先までつながっています。
そのため、顔よりも面積の広い頭皮がたるめば、顔も自然とたるんでしまうのです。

また、フェイスラインや口周りのたるみは、肩や首の凝りも大きく関係しています。
肩や肩甲骨が固まって動きづらい状態だと、顔の皮膚はどんどん下へ下へと引っ張られてしまいます。一枚の皮膚でつながっているからこそ、頭皮や肩など、顔の周りは柔軟な状態を保っておかなければ、顔のたるみの予防をすることはできません。

頭皮のトラブルはなぜ起こる?

普段なかなか気づかないという方も多いかもしれませんが、頭皮にもたるみやむくみといったトラブルが起きています。
血行が良く、柔軟な頭皮を保っておくことで、若々しいお顔の印象がつくられるので、頭皮のケアはとても重要です。ここでは頭皮のトラブル別の、考えられる原因などを紹介していきます。

頭皮の乾燥

乾燥は顔のたるみに大きく関係するわけではありませんが、やはり頭皮が乾燥していると皮膚が引っ張られるような状態になります。また、極度な乾燥はかゆみやフケの原因になるので、顔と同じように頭皮にも保湿をすることがおすすめですよ。

頭皮のたるみ

頭皮がたるむと言われても、いまいちピンと来ない方も多いかと思います。
紫外線や加齢によって、肌のコラーゲンが失われると最初に説明しましたが、頭皮も全く同じような原因でたるみます。紫外線や加齢、筋力の低下なども大きな要因となります。頭皮のたるみのケアを行っておくと、顔や頭皮のたるみだけでなく、抜け毛や白髪の予防にもつながります。

頭皮のむくみ

頭皮を強く押したときに、へこんだ部分がしばらくしても戻らない場合は、血液やリンパ液が滞ってむくんでいる状態です。頭皮のむくみは、目や頭の疲れがとても顕著に表れる部分です。
むくみがひどくなると、顔のたるみに影響するだけでなく、頭痛やめまいが起こることもあるので、こまめにケアをしておきたいポイントですね。運動不足やデスクワーク、ストレスによって起こりやすいと言われています。

頭の筋肉の凝り

首や肩に比べて、普段から「頭が凝っているなぁ。」と感じる方は少ないかもしれませんが、実は頭はとても凝りやすい部位です。
頭の凝りには、人それぞれの考えグセが表れると言われています。
ストレスや心配ごとが多い人は前頭部、無意識にガマンをしたり噛みしめるクセがある人は側頭部、目の疲れがひどい人は後頭部などと、人によって凝りの強さや部位は違いますが、全体をしっかりと揉みほぐすことで、顔のたるみのケアだけでなく、目がぱっちりと開いたり、リフレッシュにもなります。
また頭の凝りは、首や肩の凝りにも直結しています。普段から肩こりがツラいと感じている方は、頭も忘れずにほぐしてみてくださいね。

頭皮ケアでリフトアップを目指す

では、実際に頭皮のケアはどんな風にすればいいのでしょうか。シャンプーやトリートメント意外に、頭皮のために何かしているという方は少ないかと思います。
今まで頭皮のケアをしたことがない方へ向けて、解説していきますね。

シャンプー前のブラッシング

まずはいつものようにシャンプーをするとき、ちょっと頭皮へのケアを意識してみてください。
お風呂に入るまえに丁寧にブラッシングをして頭皮を刺激したり、シャンプーの時もすこしマッサージをするように、わしわしと頭皮をつかむように洗ってみてください。

頭皮専用の美容液

適度に潤いのある柔らかい頭皮は、健やかな髪や肌をつくります。また、ピンとハリもでてくるので、顔のたるみの予防にもなります。
頭皮の乾燥、かゆみ、フケを防ぐことができるので、おすすめは頭皮用の美容液をつかうことです。顔用の、油分の多い美容液をたくさん塗ると、毛穴のつまりの原因になってしまうので、できるだけ頭皮専用のものを選んでくださいね。顔用のものをつかう場合には、化粧水のように油分の配合されていないものを選ぶといいですよ。

頭皮マッサージ

両手の5本の指を大きく開いて、ガシッと力強くつかむようにしてマッサージしてみてください。
頭全体から前頭部や側頭部、後頭部やうなじの辺りなどと、いろんなところを動かすように揉むと、頭皮がほぐされ、リラックスにもなります。目の疲れや緊張もほぐれるはずです。
自分ではなかなかほぐしづらい部位なので、定期的にエステサロンやマッサージ店でほぐすことが理想的です。

良質な睡眠

身体全体に言えることですが、頭皮にとっても良質な睡眠は重要です。
寝ている間に分泌される成長ホルモンは、髪や肌の修復に大きく影響します。成長ホルモンが最も分泌される22時~2時の間にはできるだけ睡眠を摂るのが理想的です。

バランスの良い食事

糖質や脂質にかたよった食生活は、頭皮の皮脂の分泌にも関わってきます。
毛穴の詰まりや抜け毛にもつながるので、揚げ物やスイーツの摂りすぎには注意が必要です。
また、頭皮にはタンパク質やビタミンの豊富な食べ物がおすすめですよ。
頭皮の血行を促進する納豆、代謝を促進するクエン酸が豊富なレモン、ビタミンが豊富で髪にもいい海藻類なども、積極的に摂取してみてくださいね。

まとめ

顔のたるみは、頭皮のたるみやむくみ、肩こりが大きく関係していると紹介してきました。
頭皮をしっかりと揉みほぐしておくことで、目元やフェイスラインのキュッと上がった、若々しい印象をキープすることができます。
また、頭皮の血流がいいことで肌や髪の毛にツヤがでたり、血色のいい肌に導いてくれるので、頭皮ケアはとても大切ですよ。

まずは普段のシャンプーから、簡単なマッサージを行うことが一番手軽に始められる頭皮ケアです。いつまでも引き締まったフェイスラインをキープするために、今から少しずつケアしていきましょう。

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