fbpx

乾燥肌に有効な対策とは?引き起こす3つの原因と体質改善方法を解説

さまざまな肌トラブルの原因となる乾燥。ひどい乾燥が続くと、それが悪化して敏感肌を引き起こしてしまうこともあるんです。さらにこれからの季節は、余計に乾燥が気になる時期ですよね。
そこで今回は、乾燥肌の主な原因とそれに対する有効な対策方法を徹底解説します。食事や生活習慣など、体質改善のためにできることもピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

なぜカサカサするの?乾燥肌を引き起こす3つの原因

そもそもなぜ肌は乾燥するのでしょうか?主な原因は以下の通りです。

  • 紫外線による肌へのダメージ
  • 長時間の冷暖房使用による室内の空気乾燥
  • 自分に最適な正しいスキンケアができていない

そしてこれらは共通して、『セラミドの不足』と『肌のバリア機能の低下』を引き起こします。それぞれの特徴や仕組みをみていきましょう。

セラミド不足

セラミドとは、肌の潤いを保つのに欠かせない成分です。肌の角質細胞の隙間を埋める役割を担っており、健やかな肌はセラミドが豊富にいきわたっている状態を保っています。
赤ちゃんや子どもの肌がプルプルなのは、このセラミドがたっぷり含まれているためです。しかし年齢を追うごとにこの成分は減少してしまい、50代になるとセラミドの量は半分になってしまうのです。つまり女性の肌は、年齢別に最適なスキンケアをすることが非常に大切です。

肌のバリア機能の低下

セラミドが不足することで肌のターンオーバーサイクルが乱れ、バリア機能をも低下させてしまいます。バリア機能を失った肌は外部からのダメージを受けやすくなり、乾燥などの肌トラブルを引き起こしやすくなるのです。

【スキンケア編】肌の乾燥をケアする方法

では早速、『セラミドの不足』と『肌のバリア機能の低下』を防ぐために有効な対策を解説していきます。まずはスキンケア編からみていきましょう。

とにかくたっぷり保湿

乾燥肌の方のスキンケアの基本中の基本は、たっぷり保湿をするということ。赤みやカサカサとした症状がみられる前に、しっかり潤いを閉じ込めることが大切です。
スキンケアに使う基本のアイテムは、化粧水、乳液、クリームの3点。どれも欠かせないケア用品なので、それぞれの役割を確認しておきましょう。

  • 化粧水;さらっとしたテクスチャーが肌の角質層に行き届き、皮膚を柔らかくする
  • 乳液;化粧水が蒸発しないよう、水分量と油分をバランスよく閉じ込める
  • クリーム;皮膚上に蓋をして外部からの乾燥を防ぐ

乾燥肌の方はもちろん、秋冬の季節には、保湿力が高い化粧品を使用するのがおすすめです。セラミド、アミノ酸、スクワラン、ヒアルロン酸などの成分は肌に低刺激でありながら高い保湿力をサポートしてくれます。
「どれを選べば良いのかわからない」「肌が刺激に弱い」と言う方は、ぜひこれらの成分に着目してスキンケア用品を選ぶと良いでしょう。

正しい洗顔とクレンジングで肌を清潔に

肌の乾燥やカサカサが気になるのを理由に、洗顔を怠ってはいけません。肌の汚れはその日のうちに落とさなければ、皮膚上に肌トラブルの原因となる菌が常駐してしまうことも…
一方洗顔やクレンジングで肌を擦りすぎてしまうと、皮膚に必要な潤い成分まで洗い流してしまうため、注意が必要です。

これを機会に、洗顔とクレンジングの方法を見直しましょう。優しく擦らずに、肌に触れるお湯はぬるま湯、落とし残しがないように、の基本の3点を抑えて日々の洗顔をしてみてくださいね。

日焼け止めを塗る習慣をつける

冒頭にも書いたように、紫外線は肌の乾燥を引き起こす原因のひとつです。それ以外にも、乾燥による小じわなどは全て紫外線から引き起こされています。外出時はもちろん洗濯を干す際や室内にいる時も、できる限りは日焼け止めをつけるよう心がけましょう。

また、日焼け止めは肌に優しい低刺激タイプのものを選ぶのがおすすめです。基本的には紫外線吸収剤不使用、タール色素不使用と書かれたアイテムが◎
さらに肌を必要以上に触らないためにも、伸びが良いテクスチャーかどうかを確認しておきましょう。ミルクタイプなどは馴染みもよく、肌の上でスッと広がってくれますよ。

【食事・生活習慣編】肌の乾燥をケアする方法

次に、食事や生活習慣などの内側からできる対策方法をご紹介していきます。

良質な睡眠を取る

「最近敏感肌になってきているかも」「乾燥肌が改善されない」と悩む方は、もしかしたら睡眠が原因なのかもしれません。
というのも、健やかな状態の肌はターンオーバー機能によって支えられています。そしてこのターンオーバーを促す成長ホルモンは、睡眠時にしか分泌されません。肌が睡眠によって生まれ変わることで、古い角質を追い出してくれているのです。細胞分裂を活発にし潤いのある肌を保つために、睡眠は必要不可欠なんですね。

できるだけ良質な睡眠を誘うためにも、寝る前の時間はリラックスして過ごすことが大切です。アロマを炊いたりゆったりとした音楽をかけたり、ぜひ自分にご褒美を与えるような特別な空間を作ってみてくださいね。

食事で内側から対策

食事では、主に以下のような食材や栄養素を摂るよう心がけましょう。

  • タンパク質;肉や魚や大豆製品などが健康な肌細胞を生成
  • ビタミンC;ブロッコリーやキウイが潤い成分を整えるコラーゲンを生成
  • ビタミンE;アボガドやナッツに抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ
  • ビタミンA;豚肉やほうれん草が皮膚の粘膜を強くする
  • 亜鉛;牡蠣や黄身が細胞の代謝を向上させ、健やかな皮膚の生成をサポート

これらは全て、肌の健康を保つために効果的な食材です。日常的に意識して取り入れて、ぜひ内側から肌質改善していきましょう!

飲み物にも注意しよう

基本的に、カフェインの含まれたドリンクはあまりおすすめできません。というのも、カフェインには利尿作用があり、水分を体外に排出させようとする働きがあるのです。もし仮にコーヒーや紅茶をたくさん飲んでしまった日は、それと同じくらいの量の水を飲むようにしましょう。
しかし「これを飲まないようにしよう!」と、何かを制限してしまうことも肌に悪影響を与えてしまいます。好きな飲み物や食べ物は完全に断つのではなく、上手に付き合っていくことが大切です。極端にならず、全体のバランスを保ちましょう。

日頃からケアを怠らないことが大切

日々自分の肌と向き合っていると、「今日はいつもより潤っているかな」「目の周りが乾燥しているかも」など、さまざまな発見があるかと思います。肌の調子に変化がみられたら、その都度スキンケアを変えてあげることも大切です。乾燥が気になる日はたっぷり保湿、日焼けして熱っている日はひんやり冷やすなど、基本的なスキンケアを意識してくださいね。
肌質改善は、日々の積み重ねがとても大切です。これらの全てのケアは、日頃から習慣的に行うことを心がけましょう。

乾燥知らずの潤い肌を目指して

今回は、肌が乾燥する原因とその対策方法をご紹介しました。飲み物を変えてみたり化粧品を保湿中心にしてみたりなど、中には今日から始められる簡単なケアや生活習慣もあるので、ぜひ気軽に実践してみてくださいね。これを機会に肌ケアを見直して、潤いのある肌を目指しましょう!

横浜エステサロンAYAのページトップへ