「朝食を抜くと太る」と、よく耳にしますね。
しかし「朝食を抜くと太るというのは間違い」と聞くこともあります。
一体正しいのはどっちなのでしょう?
この記事では、本当に朝食を抜くと太るのか、さらに、朝食を抜くと太ると言われている理由などついて、詳しくお話しします。
正しい知識を身につけることで、健康的に美しくダイエットしましょう!
「朝食を抜くと、その分摂取カロリーが減るから、やせて当然!」
という意見があります。
確かに、言われてみれば正しいように思いますよね。
しかし最近の研究で、朝食を抜くと太るという結果が発表されているのです。
朝食を抜くことで、代謝や血糖値、お昼の食事などにも様々な影響が出ることが明らかになってきています。
次の章では、朝食を抜くと太る4つの理由についてお話しましょう。
朝食を抜くと太る理由は以下の4つです。
それでは、順に説明しましょう。
朝食を抜くとその分お腹がすくので、どうしてもお昼に食べ過ぎてしまいがちです。
一食抜いても、その後でそれ以上に食べ過ぎてしまっては、トータルの摂取カロリーが増えてしまいます。
これでは、太ってしまって当然だと言えますね。
また、人によっては「朝食べていないから少しくらい食べ過ぎてもいいかな」という気の緩みが、食べ過ぎを招くということもあります。
朝食を抜くと、一日の最初の食事がお昼になり、夕飯を食べるのも遅くなりがちです。
そういう人は睡眠のサイクルが乱れ、24時間周期の自然な体のリズムが狂ってしまいます。
体のリズムが狂うと太りやすくなり、脂質や糖質の代謝にも悪影響が出やすいのです。
食事が夜型になると太りやすいだけでなく、中性脂肪やコレステロール値の増加を招き、生活習慣病の原因にもなります。
朝食を抜くと、代謝が下がってしまうため、太りやすくなるでしょう。
起床時の体はまだ活動準備に入っていません。
朝食を食べることで、体にエンジンがかかって体温が上昇し、代謝が上がります。
しかし朝食を抜くと体は活動的に動くことができず、代謝が落ちて、消費カロリーが下がってしまうのです。
代謝が下がると、同じ運動をしても十分にカロリーを消費できず、太りやすい体になってしまうと言えます。
朝食を抜くと、次の食事での吸収率が上がって、太りやすくなってしまいます。
朝起きた時の人間の体は、エネルギーが欠乏しています。
エネルギー不足の状態をお昼まで続けてしまうと、次の食事でエネルギーをたくさん取り込もうとするからです。
たとえ同じカロリーの食事をお昼にとっても、朝食をとった人と抜いた人では、朝食を抜いた人の方が糖質や脂肪を体に吸収しやすくなります。
また、朝食を抜く人は夕食の摂取カロリーが多くなりがちです。
朝とったカロリーは活動時間である昼間に消費しやすいのですが、夜間は消費カロリーが減るため、どうしても太りやすくなります。
次に、朝食を食べた方が痩せやすい理由についてお話ししましょう。
朝食を食べた方が痩せやすいのは、下の4つの理由があるからです。
では、一つひとつ見ていきましょう。
朝食をとると、やせ菌を増やすことができます。
あなたは、やせ菌という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
やせ菌とは「日和見菌」と呼ばれる腸内細菌で、デブ菌もやせ菌も日和見菌の一種になります。
日和見菌には、食物繊維を餌として食べることで、やせ菌を増やす作用があるのです。
体が栄養を欲しがっている朝の時間に食物繊維をしっかりとると、やせ菌を増やして太りにくくやせやすい体質へと変えていくことができます。
朝食をとることで便秘改善効果が期待できます。
朝は便秘解消に最も効果的な時間なのです。
起床時には一杯の水を飲んで、腸を目覚めさせましょう。
朝食には、ごはんと共に納豆などの発酵食品、野菜たっぷりの味噌汁、海藻類をとるのがおすすめ。
繊維質や発酵食品を腸に送り込んで腸の動きを活性化することで、便秘が解消されます。
朝食をしっかりとって、ダイエットの大敵であるポッコリお腹を解消しましょう。
朝食をとると、代謝を上げることができます。
朝の起床時は、体にスイッチが入っていない状態です。
太りにくい体を作るには、朝食をとることで体温を上げ、代謝をアップする必要があります。
また、レプチンというホルモンには、食欲を抑制して代謝を活性化し、体重増加を抑える作用があります。
朝食をとることでレプチンが長時間作用し、太りにくくなるという研究結果が出ているのです。
朝食をキチンととって代謝を上げることで、ダイエットを成功に導きましょう。
朝食をとることで、飢餓状態にある体をリセットすることができます。
朝起きた時の体は、軽い飢餓状態にあるのです。
飢餓状態の時間が長く続くと、次の食事で栄養を脂肪として取り込むため、太りやすくなってしまいます。
朝食をしっかりとって体をリセットしてやることで、たんぱく質やビタミンを吸収して、体が正常に動き始めるのです。
太るのが怖いからと言って朝食をとらないのは、まさに逆効果だと言えます。
ここまで、朝食を抜くと太る理由や、朝食をとることでなぜ痩せやすくなるかについてお伝えしました。
次に、ダイエットに効果的な朝食についてお話しましょう。
ダイエットに効果的な朝食のポイントは、下の3つです。
では、順に説明しましょう。
ダイエットには、洋食より和食の方がおすすめです。
その理由は以下の2つ。
ご飯はダイエットに非常に優れた食品だと言えます。
ごはんはパンに比べて噛む回数が多いため、満腹感が早く得られるからです。
また、食物繊維やビタミン・ミネラルも含まれていて栄養が豊富。
しかも腹持ちが良いですね。
さらに和食には栄養バランスを整えやすいというメリットがあります。
お味噌汁の具に栄養価の高い野菜やお肉などを入れたら、100点満点の副菜が簡単にできあがるからです。
以上の理由から、朝食には和食をおすすめします。
朝食にはたんぱく質を必ず取り入れましょう。
なぜなら、たんぱく質が筋肉を作るからです。
筋肉が多いほどカロリーの消費が多くなり、代謝が高くて痩せやすい体になります。
朝食は体を作るという意味で、最も重要な食事なのです。
コーヒーとトーストで済ますような食事をしていると、筋肉が減ってしまうので、要注意ですね。
朝食にはたんぱく質を必ず取り入れ、代謝が良くて太りにくい体を作りましょう。
もうひとつ、朝食で忘れてはならないのが、食物繊維です。
食物繊維は腸の善玉菌を増やして便秘を改善させます。
さらに食物繊維には、糖質の吸収を遅らせて血糖値の上昇を緩やかにするといった働きもあるのです。
血糖値の上昇が緩やかになると、インスリンの分泌が抑えられて、脂肪が付きにくくなるといった効果があります。
朝食には、海藻やキノコ、ブロッコリー、サツマイモなどの食物繊維をたっぷりとるようにしましょう。
最後に、朝食メニューの注意点について解説します。
朝食メニューを考える時は、以下の2点に気を付けるようにしてください
朝食には、パンやソーセージ、ハムなどの加工食品は避けた方が良いでしょう。
パンはジャムやバターなどを塗ることで、糖質や脂質を多くとってしまいがちです。
また、ソーセージやハム、サラダチキンなどの加工肉もおすすめできません。
たんぱく質としては良いのですが、味覚が濃い味や強い刺激に慣れてしまうからです。
刺激のある味に慣れると、間食が増える原因にもなり、ダイエットには向いていません。
さらに添加物の発がん性物質も気になりますね。
サラダチキンのツヤツヤとした色合いやソーセージの色をつけるために、添加物が使用されています。
健康的にダイエットするには、加工食品は避けた方が良いと言えるでしょう。
糖質や脂質の多いものも、朝食メニューとしてはおすすめできません。
朝はカロリーを十分とる必要があるので、ごはんなどで糖質を摂取し、お肉や魚から脂質をとることが大切です。
しかし重要なのは、良質の糖質や脂質を適度にとることです。
例えば、脂質の高いポテトチップスで朝食を済ませたり、糖質の高い菓子パンを朝食にとったりしないように注意してください。
朝食には質の良い糖質と脂質をとるように、心がけましょう。
痩せたいからといって朝食を抜くのはNGだということが、お分かりいただけたでしょうか。
朝食は、ダイエットに最も重要な食事になるので、バランスの良い和食をしっかりとって、1日をスタートさせましょう。
また、夕食を早目の時間にとって、睡眠時間をコントロールすることも大切です。
栄養バランスの取れた3度の食事・早目の夕食・充分な睡眠。
その3つのポイントに注意しながら、ダイエットを成功させてくださいね!