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お風呂につかって血流アップ!疲労回復も

毎日とても寒いですね。この季節はしっかり着込んでも手足が冷えたり、寒さや重い上着によって、肩こりなども感じやすい季節ですよね。皆さんは普段、冷えや疲れを感じるときにはどんな対策をしていますか?
冷えには服をたくさん着込んだり、部屋を暖めたり。疲れたらマッサージに行く方や、たくさん寝るようにするという方もいるかもしれません。
今回皆さんに改めて紹介したいのが、お風呂につかるメリットです。
血流が悪くなって手先の冷えがひどくなったり、むくみが気になりやすくなる冬。特に忙しい方や一人暮らしの方は、お風呂につからずにシャワーで済ませる方も多いのではないでしょうか?
お風呂につかることで睡眠時間が多少短くなったとしても、冷えや疲れのとれ方が違うはずですよ。あわせて使うといい、入浴剤の種類と一緒に紹介していきます。

お風呂につかると血流がアップする仕組み

では、なぜお風呂につかると血流がアップするのでしょうか。
人間の身体は、運動不足や偏った食生活、ストレスなどの様々な理由で血流が滞ります。
血液がドロドロになり、冷えや肩こり、便秘や肌荒れ、むくみなどといったたくさんの不調が表れます。運動する習慣をつくったり、ストレスの原因を取り除くのも大切ですが、既に感じている冷えや疲れを取り除くことが必要ですね。
お風呂につかるだけで、大きく分けて次の3種類の作用が期待できますよ。

温熱作用

お風呂につかって身体があたたまると、寒さで収縮していた血管が拡張します。血管を流れる血液の量が増え、全身や手足の先まで血液が循環することで、老廃物や疲労物質が流れ、新陳代謝が活発になります。筋肉のこわばりも緩むので、肩こりや腰痛にも効果的です。

水圧作用

お湯の中では、身体や血管に適度な水圧がかかります。
手足に溜まった血液が押し戻され、血流の促進につながります。また、血液だけではなくリンパ液の循環もたすけるので、むくみにも効果的です。

浮力作用

浮力のおかげで、水中での重力は約1/10と言われています。支える体重も1/10で済むので、普段体重を支えている筋肉や関節の負担が減り、身体がリラックスできます。お風呂につからないと負担がずっとかかったままなので、身体を定期的に重力から解放してあげたいですね。

入浴剤の種類

お風呂につかるときの楽しみのひとつが、入浴剤ではないでしょうか。
せっかく同じ時間お風呂につかるのなら、何も入れないよりも入浴剤を利用して効率よく血流アップや、肌のケアをしたいですよね。入浴剤は配合されている成分によって数種類に分けられるのはご存じでしょうか?
好きな香りやバスソルトやバスボム、粉体や液体といった形状で選ぶのもいいですが、特徴や目的で選ぶことで、より自分に合ったものが見つかるはずですよ。入浴剤は全部で5つの種類に分けられます。

無機塩類系入浴剤

無機塩とは、ミネラルのことです。
最も一般的な種類の入浴剤で、温泉成分である硫酸塩などが配合されています。血行促進効果や、皮膚清浄効果があります。皮膚の活性化や修復作用が期待でき、あせもやあかぎれが気になる方におすすめです。
配合成分→硫酸ナトリウム・硫酸マグネシウム・塩化ナトリウムなど

炭酸ガス系入浴剤

炭酸ガス系入浴剤は、炭酸ガスの血管拡張作用によって、新陳代謝が活発になります。毛細血管にまで血液が運ばれるので、身体の芯から温まります。冷え性や肩こり、むくみに悩む方にとてもおすすめです。
配合成分→炭酸水素ナトリウム・炭酸ナトリウム、リンゴ酸など

薬用植物系入浴剤

生薬系入浴剤とも呼ばれ、保湿・血行促進・消炎・沈静などに効果が期待できる植物成分が配合されています。トウガラシ成分配合で、発汗やデトックスを促すものも数多く発売されていますね。
植物成分の種類によって効果は異なります。また、心地の良い植物の香りが特徴で、リラックスタイムを過ごすことができますよ。
配合成分→トウガラシ、ショウキョウ、ウイキョウ、カミツレ、シャクヤク、ユズ、モモノハなど

酵素系入浴剤

無機塩類系入浴剤にも皮膚清浄効果があると紹介しましたが、酵素系入浴剤は、さらに皮膚表面の皮垢を落としやすくするはたらきがあります。肌のくすみやざらつきが気になる方におすすめです。透明感のある肌に導いてくれるはずですよ。酵素系入浴剤は、錠剤タイプや粉体のものがほとんどであることも特徴のひとつです。角質をオフしてくれるようなはたらきがあるので、毎日ではなく、週に1回程度の使用がおすすめです。
配合成分→パパイン、パンクレアチン

清涼系入浴剤

清涼系入浴剤はクール系入浴剤とも呼ばれ、スーッとした清涼感が特徴です。夏場も心地よくお風呂につかることができ、収れん作用の成分配合で肌を引き締め整えます。お湯が青色に染まるものも多く、見た目にも清涼感があります。夏場はどうしてもお風呂につかるのを敬遠しがちですが、こういうアイテムがあるのならうまく利用したいですよね。
配合成分→メントール、硫酸アルミニウムカリウムなど

スキンケア系入浴剤

スキンケア系入浴剤は、入浴後の肌の水分の蒸発を防いでしっとりとした肌に導く目的で使用されます。油性成分配合で、お風呂上りに肌がしっとり滑らかに仕上がるものも数多く発売されています。すねや、かかとがガサガサに乾燥している方にも嬉しい入浴剤ですよね。
配合成分→セラミド、ホホバ油、スクワラン、アミノ酸など

お風呂に関するワンポイント

ここではお風呂につかるときに気をつけて欲しいポイントを紹介します。お風呂につかる際にはちょっとした工夫で、疲れのとれ方が違います。小さなことですが、習慣化してみてくださいね。

お風呂の温度は時間帯によって使い分ける

シャワーや湯船のお湯の温度は時間帯によって使い分けるのがおすすめです。
朝、仕事などに出かける前は42℃前後の熱めのお湯で身体をシャキッと活動モードに。
夜の寝る前は40℃弱のぬるめのお湯でリラックスモードに。お湯の温度でうまくスイッチを切り替えられれば、集中しやすくなったり、寝つきがよくなることも期待できます。

お風呂につかりながらのストレッチ

肩こりや腰痛には、お風呂につかるだけでなく、湯船の中でのストレッチがおすすめです。
身体があたたまり、関節が柔らかくなっているので、いつもよりも伸びるはずです。ゆっくりと肩を回したり、腕や身体の側面を伸ばすととてもきもちいいですよ。

目の疲れにはホットタオル

お風呂につかるときには、スマホを持ち込むという方もいるかもしれません。ですが湯船は一日の目の疲れをとるチャンスです。スマホは音楽を聴く程度にしておいて、目の疲れを癒しませんか?お湯で濡らしたタオルを絞って、目の上に乗せてください。そのとき、首を上に向くようにすると、肩や首の血流も良くなり、楽になりますよ。

まとめ

寒い冬は、お風呂につかって血流をアップしませんか?冷えやむくみは、なるべくその日の内に解消しておかないとどんどん慢性化していくことがあります。
そして、お風呂生活の中にうまく取り入れて欲しいのが入浴剤です。今までとは少し違った、自分の身体に合ったものを選ぶことで、よりポカポカで快適な冬を過ごしてくださいね。相手の事を思って入浴剤をプレゼントしたりしても、きっと喜んでもらえるはずですよ。

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