コロナ禍が続く中、在宅勤務になった方も多いことでしょう。
巣ごもりが長くなると気になるのがダイエットです。
「食べ過ぎた覚えもないのに太ってきた…」
「外に出られないので暇つぶしに食べていたら、体重が増えていた」
運動不足や食べ過ぎから、気が付いたら太ってしまった人も多いようですね。
そこで今回の記事では、在宅勤務の今だからこそできる、巣ごもりダイエットを紹介します。
暇つぶしをするなら、食べるよりもダイエットをするのがおすすめです。
在宅だと美容面がおろそかになりがちですが、こんな時こそチャンスですね!
コロナが治まった時にはダイエットに成功した美しいスタイルで、さっそうとお出かけしましょう。
在宅勤務による巣ごもりが続き、体重が増えたという人が続出しています。
いわゆるコロナ太りですね。
コロナ太りの原因として、下の4つがあります。
1. エネルギー消費量の低下
2. 生活リズムの乱れ
3. 食べ過ぎ・食べなさ過ぎ
4. 栄養バランスの乱れ
順に説明していきましょう。
これまで通勤していた人が在宅勤務をすると、エネルギー消費量が低下します。
単純に考えて通勤が不要になるのですから、エネルギー消費が減るのは当然でしょう。
さらに、オフィスで歩くこともなくなり、人との会話もネットを介してなので、PCの前にいれば動く必要がありません。
ある調査では、2020年春の緊急事態宣言下で、昨年の同時期に比較して消費エネルギーが31%減少したという結果が出ています。
消費エネルギーが約1/3になったのですから、体重が増えるのも納得できますね。
在宅勤務から生活リズムに乱れが生じると、肥満の原因になります。
なぜなら、夜更かしや睡眠不足によりホルモンバランスが崩れると、肥満につながるからです。
私たちの体は睡眠時にはホルモンの一種であるメラトニンの分泌が増加するため、夜間は食事を摂らなくても空腹を感じません。
ところが夜更かしやスマホなどのブルーライトによって目が刺激を受けると、メラトニンの分泌が低下して肥満のリスクが高まるのです。
夜はしっかり睡眠を取り、朝日を浴びることで体が目覚めるというリズムを保つことは、ダイエットにおいて重要だと言えるでしょう。
オフィスでの勤務には、仕事や食事、休憩などのサイクルが決められています。
そのため、自分自身でコントロールする必要がありません。
ところが在宅勤務では、時間や食事のコントロールを自分自身でしなくてはなりません。
コントロールがしっかりできていないと、だらだらとスナック菓子などを食べながら仕事をしてしまう危険性があります。
逆に、何も食べずに1日を過ごすということもあるかも知れません。
一時的に体重は減るかも知れませんが、筋力が落ちるため、太りやすい体になってしまいます。
食べ過ぎも食べなさすぎも、ダイエットにはNGです。
在宅勤務には正しい自己管理がかかせないと言えます。
在宅勤務では栄養バランスが乱れがちです。
手作りのお弁当を持って通勤していた人は、お弁当作りをやめてしまうでしょう。
また、バランスの取れたランチや定食を食べに行くことも減ってしまいます。
1人暮らしの場合は特に危険です。
お腹さえ満たされればいいかと、菓子パンやファストフードで済ませていると、カロリーは取れても糖質過多のビタミン不足になってしまうでしょう。
糖質過多から体内脂肪が増えると動くのがおっくうになり、運動不足でさらに体重が増加してしまいます。
ここまで、在宅勤務から体重が増加してしまう原因についてお話ししてきました。
しかし在宅勤務はデメリットばかりではありません。
在宅勤務や外出自粛で、暇な時間が多いですよね。
ダイエットは暇つぶしにも最適ですよ。
それでは、在宅勤務の巣ごもり期間にできるダイエット法を5つ紹介します。
いずれも明日から取り組める簡単なものばかりです。
1. 体幹トレーニング
2. ねじり運動でポッコリお腹を解消
3. ウォーキング・ランニング
4. こまめに体を動かす
5. プチ断食でデトックス
では、1つ1つ見ていきましょう。
体幹とは、体全体から頭や手足を除いた胴体部分のことです。
体幹トレーニングを行うことで、インナーマッスルが鍛えられて代謝がアップするとともに、バランスの取れた美しい姿勢になります。
ここでは体幹トレーニングの中でも初心者が取り組みやすい、プランクを紹介しましょう。
30秒がきつい人は、もっと短い時間から始めましょう。
慣れてきたら少しずつ時間を伸ばし、1分程度まで保つようにします。
活動量が減ると、まず脂肪がつくのはお腹です。
では、ポッコリお腹を解消するねじり運動を紹介しましょう。
一般に言う腹筋運動ではお腹の縦の筋肉を使いますが、ねじり運動はひねりを加えることで、より多くのお腹の筋肉を鍛えることができます。
さらに、お腹のむくみも改善できますよ。
以上の動作を左右10回×3セット行いましょう。
体が温まって筋肉の緩みやすい入浴後が効果的です。
ウォーキングやランニングといった有酸素運動は、脂肪燃焼に効果的です。
基礎代謝のアップも期待できるため、太りにくく痩せやすい体を作ることができますよ。
有酸素運動は20分以上行うことで脂肪の燃焼効果が高まるので、20~30分程度は続けて行うのがおすすめ。
しかしそんなに時間が取れないという人でも大丈夫です。
5~10分の有酸素運動を何回かに分けて行っても、脂肪燃焼効果があることが証明されています。
在宅勤務で不要になった通勤時間は、ウォーキングやランニングを行うのにぴったりだと言えますね。
特に何の運動もしていないのに、スリムな人っていますよね。
同じように生活しているのに、太っている人もいます。
その違いは、こまめに体を動かしているか否かだと言えるでしょう。
日常生活の中で日頃から良く動く人は、座りっぱなしの人よりも体重がすくないという研究結果も報告されています。
テレビを見ながら床掃除をしたり、食事の後片付けを率先してしたり、ちょっとしたことの積み重ねがスリムなボディを作るのです。
時間の余っている巣ごもり期間だからこそ、座りっぱなしにならずに積極的に体を動かしましょう。
プチ断食で体をデトックスしましょう。
デトックスによって体の老廃物を排出し、ダイエット効果が期待できますよ。
ここでは、初心者でも取り組みやすい、グリーンスムージーを取り入れた方法を紹介します。
プチ断食の3日間が過ぎたら「重湯→おかゆ→野菜スープ」の順に少しずつ固形物を取り入れ、食事を戻して行きましょう。
プチ断食中は水分をしっかり補給することが大切です。
素人が長期間の断食を行うことは危険なので、必ず3日以内で行います。
万一具合が悪くなった場合は、我慢せずに病院などに相談しましょう。
コロナ禍による外出自粛や在宅勤務は、私たちの心や体に大きなストレスを与えます。
ストレスを解消するのに最も手軽なのが「食べること」なので、どうしても太りやすくなりますね。
しかしそんな巣ごもり期間こそ、ダイエットのチャンスだと言えます。
時間はたっぷりあるので、だれも知らないうちにこっそり綺麗になっちゃいましょう。
コロナが過ぎたら前よりもっと美しくなって、より一層明るい笑顔で毎日を送りたいですね!