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乾燥する冬に有効!お金をかけない乾燥対策 7つの引き算ケア

出かけていても部屋の中にいても、ひどい乾燥に悩まされる季節ですね。口や喉だけでなく、髪や肌などのパサつきやかさつきを感じることも多いのではないでしょうか。
この季節は空気中の水分が少なく、肌の水分が蒸発しやすいです。普段、肌荒れを起こしやすい方ほど、水分の蒸発により肌がひび割れるほど乾燥したり、小じわや赤みが出やすい季節でもあります。
そんな方のために、今回紹介したいのが乾燥対策のための引き算ケアです。
保湿のためのスキンケアについての情報は、とてもたくさんありますよね。高価な美容液やクリームを使うのももちろん理想的ですが、まずはできることから始めてみませんか?いつものスキンケアで意識せずにやってしまっていることをピックアップしました。ぜひ、いつものスキンケアを思い浮かべながら読んでみてくださいね。

冬の肌はなぜ乾燥する?

冬の肌はなぜこんなにも乾燥するのでしょうか。
理想的な肌の状態は、角質層の水分と油分のバランスが取れていて、肌を守るバリア機能が正常に働いている状態です。しかし、冬場の空気中が乾燥している状態では角質層の水分がだんだんと蒸発し、水分と油分のバランスが崩れてしまいます。そうすると角質層のバリア機能が弱まりさらに水分が蒸発しやすく、外部からの刺激に弱くなっていきます。
この状態が続くと肌の赤みやかゆみがひどくなったり、ひび割れやあかぎれにつながります。特に顔のパーツの中では、皮膚の薄い目元や口元、面積の広いおでこや頬、首などが乾燥しやすい部位です。

乾燥対策のための7つの引き算ケア

では実際に、今日から始めたい7つの引き算ケアを紹介します。特に肌を擦ったり動かしたりすることはすぐにでも引き算をしていきましょう。

朝の洗顔フォームでの洗顔をやめる

毎朝洗顔フォームを使って洗顔をしているという方も多いかもしれません。冬の乾燥した季節には、洗顔フォームを使うとかえって乾燥してしまう場合があります。朝起きた時に肌がつっぱっていたり、触るとさらっとしているようであれば、ぬるま湯のみの洗顔で十分です。部分的にテカリや皮脂が気になるという方は、お顔全体だけでなくTゾーンにだけ洗顔フォームを使うというのもひとつの方法です。

肌を動かすクレンジングはやめる

メイクを落とす時に使うクレンジングは、肌を動かさないのが鉄則です。ついつい頬などは上下に動かすようにクレンジングをなじませてしまう方が多いですが、それでは力が強すぎて肌を乾燥させてしまいます。肌の上をなめらかに滑らせるようにクレンジングをおこなってください。肌を動かさないようにすると、うまくクレンジングが伸ばせないという方はクレンジングの量を少し増やした方が良さそうです。

こする洗顔、直接シャワーをやめる

前述と少し重なる部分もありますが、クレンジングや洗顔の時には肌をゴシゴシこすらないことが大切です。泡立つタイプの洗顔フォームを使った場合、泡をしっかりと泡立てて肌を動かさずに泡を肌の上で転がすだけのイメージです。泡の量はこぶし2つ分くらいを目安にするといいでしょう。また、シャワーを直接顔にかけてしまうと水圧が刺激となり、肌のたるみや乾燥の原因になってしまいます。必ず両手ですくって洗い流すように習慣付けてください。お湯の温度は35°前後の少しぬるく感じる程度が最適です。冷たすぎても肌の血行が悪くなったり、40℃以上など熱すぎると乾燥を招くので、お湯の温度にも注意してみてくださいね。

毎日の化粧水をやめる

肌の乾燥がひどく、赤みやかゆみがある場合は化粧水を塗らない日をつくってもいいかもしれません。極度に乾燥した肌に塗ると余計に赤みが出たり、いつもの化粧水でもピリピリ感じてしまうことがあります。そんなときには化粧水を抜いて、その後に使っている乳液やクリームなどを薄く塗ってみることがおすすめです。化粧水に比べて角質層への浸透がより緩やかなので、刺激も少なくなるはずです。肌にクリームを塗るときに滑りが悪く、肌の摩擦になってはいけないので、額・頬・鼻・あごなどに少しずつクリームを置いてから、全体に優しく伸ばすようにすると塗りやすいですよ。お風呂上がりや洗顔の後に水滴がついた状態でクリームを塗るのもいいですね。

毎日のシートパックをやめる

メイクをする前やお風呂上がりにシートパックを使う方も多いですよね。シートパックには様々な種類があり、使用方法もパックによって様々です。必ず注意事項を確認するようにしてください。シートパックには毎日使ってもいいものから週に2回程度の使用頻度を推奨しているものもあります。特に、使用頻度が週に数回程度を推奨しているパックについては、毎日使うと肌がふやけたような状態が長く続き、肌の水分が蒸発しやすくなる可能性もあります。正常なバリア機能を保つためにも、使用頻度は守るようにしましょう
シートパックを肌に貼り付けておく時間についても、5分程度のものから15分以上のものまで様々です。特に、ひとつの袋にたくさんの枚数が入っている大容量のタイプのものは、置いておく時間が短いものが多いです。肌の上で長時間置いたままにすると、シートが乾いて肌の水分が奪われてしまうこともあります。そうならないためにも、シートパックがカピカピに乾く前に取り外すようにしましょう。

肌に大切な栄養素の不足をやめる

肌には、バランスの取れた食生活が必要不可欠です。とくに下記の栄養素は肌との関係が深く、積極的に摂りたいものばかりです。

・ビタミンA

肌や粘膜の潤いを保つ肌のハリや潤い弾力にも重要な役割を担うビタミンです。
レバー、うなぎ、ほうれん草、にんじん、卵、乳製品、バター、さば、いわしなど

・ビタミンB

美肌にとっても役立つビタミン。皮脂をコントロールして肌をなめらかに導きます。肌の乾燥による炎症を抑えるビタミンです。
豚肉、ハム、納豆、大豆、卵、レバー、にんにく、かつお、まぐろ、バナナ、海苔など

・ビタミンC

肌のコラーゲン生成を促し、シミやしわ、ニキビ跡が気になる方にもおすすめなビタミンです。
ブロッコリー、パプリカ、レモン、いちご、トマトなど

・ビタミンE

新陳代謝を促して肌に必要な潤いを補います。その他にも血行促進や冷え性にも役立つビタミンです。
アーモンド、ナッツ、アボカド、大豆、ごまなど

・セラミド

セラミドは肌に元々ある成分で、細胞の間をしっかりと埋めてバリア機能を保ちます。角質層の水分を保持して外部の刺激から守ることにも大切な役割を担います。
こんにゃく、ひじき、わかめ、大豆、そば、黒ごま、ゴボウ、小麦、米など

まとめ

冬の乾燥対策には、お金をかけずにできることもたくさんあります。
高価なスキンケア化粧品を揃える前に、まずは日々の自分の肌の状態と、スキンケアを見直してみてください。自分の肌は、毎日見ているようで意外に気づいていないことも多いです。
顔の中でどのあたりが乾燥しているのか、などを把握するだけでも、毎日の洗顔や保湿ケアでの肌の扱い方が変わってくるはずですよ。
この7つの引き算ケアは、肌を擦ってしまっていないか、栄養素は足りているか、などを定期的に見直して確認するチェックシート代わりにつかってみるのもおすすめです。
乾きやすい冬も、しっとりツヤ肌を目指しましょう。

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