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無防備ではいられない! 紫外線シーズン前から始めるUVケア

冬の間は保湿に気を取られ、UVケアがおろそかになっていた、という方もいらっしゃるでしょう。また、寒い時期に紫外線による肌ダメージなんてあるの?…。と思われる方も多いのではないでしょうか。
でも2月の紫外線量は、なんと10月中旬とほぼ同じ。しかも紫外線は2月から再び上昇していきますから、無防備のままではいられません。
春になったら、すでにダメージが現れ始めていた、とならないためにも、まさに今がUVケアの始めどきです。
紫外線シーズンが本格化してくる前に、早めの対策をとっていきましょう。

紫外線対策はすぐに始めたい! その理由は?

なぜ春が来る前からUVケアを始めた方が良いのでしょうか。美肌を目指すためにも知っておきたい理由がいろいろあります。まずはそれをご説明しましょう。

紫外線量は2月から上昇する!

UV対策は夏だけと思っていたら、それは違います。紫外線の量は確かに少なくはなっていますが、冬の間もしっかり降り注いでいます。
さらに紫外線は2月から再び増えていくので、UVケアを始めるのには、今がちょうど良いタイミングなのです。

油断しないで! A波による光老化

紫外線にはA波とB波がありますが、春先に注意しなくてはならないのはA波の方。
なぜかというと、UV-Aは冬でもUV-Bほど量が減らず、室内にいても窓ガラスを通って、肌の奥の真皮層まで到達して、ダメージを与えてしまうからです。
メラニン色素を増やし、コラーゲンやエラスチンを破壊して、シミ・シワ、ほうれい線、たるみなども引き起こします。冬の間に光老化が進んでいた可能性も見逃せませんね。

冬は、紫外線が注ぐ範囲が広い⁉

太陽の位置が高い夏は、頭上から紫外線が注ぎますが、冬は太陽の位置が低いので、横から顔に広く照らされるようになります。
つまり12月から2月までは紫外線量が少ないものの、顔に照らされる範囲は広いのです。
特に頬まわりは、シミや、くすみ・たるみのリスクが高まっているといえます。

春先の紫外線対策、ココに気をつけて!

乾燥ぎみの肌に、強い日焼け止めを使うのは逆効果。冬を過ごした肌に適したケアをしたいものですね。では今の紫外線対策は、どんな点に注意すれば良いかを見ていきましょう。

●肌の保湿を守ること

紫外線A波は、角質層で保湿成分を構成するセラミドから水分を奪います。
さらにコラーゲンやエラスチンまでも破壊して、急激に水分不足を引き起こし、乾燥や、たるみが生じます。保湿をちゃんとしながら、紫外線対策をとることはとても重要です。

●肌の酸化を防ぐこと

肌の酸化は、肌老化を早めます。体内に取り込まれた酸素が活性酸素に変化することで、酸化は進むのですが、紫外線はこの活性酸素を発生させやすくするのです。
つまり紫外線をブロックし、酸化を促進させないようにすることが、肌の劣化を防ぐために必要なのです。

●ターンオーバーを活性化する

春先は紫外線に加えて、花粉も飛散するようになります。これが、冬の乾燥肌のままだとバリア機能も弱まっているために、花粉などのアレルギー物質をブロックできません。
少しの刺激でも肌トラブルを起こし、敏感肌が慢性化することもあります。
様々な影響に負けない肌をつくるためにも、ターンオーバーの働きを助ける紫外線対策を心がけましょう。

美肌を守れ! 春先のUVケア徹底ポイント

春も本番となれば、どこかに出かける機会も増えてきます。そんなシーズンより少し前に行うUVケアについて、ポイントを押さえてご紹介します。

ポイント1 日焼け止めはSPFよりPA重視!

日焼け止めにはSPFとPAの表記がありますが、春先はPA値の高いものを選びましょう。
SPFは、日焼けの原因となる紫外線B波を防ぐ力がどのくらいか、という数値。対してPAは、肌細胞を破壊するA波を防ぐレベルを表したものです。
普段でもPA++、外で長時間過ごす場合には、PA+++以上だと安心です。SPF値は20~30程度でも良いといわれています。

ポイント2 曇りの日や室内でも日焼け止め

紫外線A波は、曇りでもガラス窓を通して、肌の奥深くまで侵入し、肌細胞を壊します。
そのため室内にいる時でも、SPFは20から30、PA++の日焼け止めを使うようにしたいですね。

ポイント3 肌に優しいのは「紫外線錯乱剤」

春先は、日焼けよりも、A波で美肌成分が破壊されるのを防ぐこと。そのため、使う日焼け止めは、紫外線吸収剤より、紫外線散乱剤が配合されたものを選んでみましょう。
紫外線吸収剤は、日焼け止め効果はあるのですが、肌への負担も大きく、この時期の肌にはおすすめできません。
その点、紫外線錯乱剤は肌に優しいのが特徴です。ハーブなどの植物由来成分を配合のものであれば、香りも楽しみながらUVカットができますね。

ポイント4 紫外線カットしながら肌にうるおい!

紫外線を浴びた肌の乾燥は深刻です。日焼け止めを使うときは、肌の真皮層の水分を補ってくれる高保湿化粧水を使いたいものです。
さらに乳液やクリームで水分を逃がさないように。化粧崩れが気になる方は、ジェル状がおすすめです。
また保湿成分を含んだ日焼け止めを選べば、紫外線をカットとうるおい、その両方をクリアすることができます。

本気でシミ予防! もっと効果的にする方法は?

紫外線が増えるこれからの季節、シミやソバカスのお悩みも増えてきます。シミ予防のために、さらに効果的なお手入れのコツも知っておきましょう。

【日焼け止めは、美白成分配合を】

シミ予防のためには、美白ケアも一緒にすることをおすすめします。ただ、あまりにたくさんの化粧品を使うのは、摩擦など肌への負担もかかりますね。
そんな時は、美白成分が配合された日焼け止めか、下地を使いましょう。ダメージを軽減しながら有効なシミ対策になります。

【ムラなく塗る&塗り直す】

日焼け止めは、塗りムラがないようにしましょう。効果を持続させるためには、2~3時間ごとに、こまめな塗り直しをしてみてください。

【クレンジングで落として保湿】

できれば、クレンジング剤で日焼け止めを落としてから洗顔し、保湿しましょう。
日焼け止めや皮脂汚れを取り除いて保湿をすれば、新陳代謝が高まってメラニンが過剰に増えるのを抑えられます。

【帽子や日傘、サングラスを使う】

帽子や日傘を使い、長袖やストールで露出を少なくしましょう。UVカットできる素材を選ぶと、より効果的ですね。
特に目から入った紫外線は、メラニン生成に影響を与えるといわれます。サングラスはシミ予防方法として効果がありますよ。

【10時~14時は外出しない】

10時~14時の間は一日の中でも、紫外線が多い時間帯です。仕事や用事でどうしても、という以外にはできるだけ外出を避け、朝か夕方に出かけることをおすすめします。

【紫外線を浴びる前日はパックを】

スポーツやレジャーの予定があるなど、紫外線を浴びる前日には、いつもよりもしっかり保湿しましょう。
保湿美容成分を浸み込ませたシートパックをすると、肌ダメージも少なく抑えられますよ。

まとめ

紫外線が増すタイミングとなる2月は、UVケアの始めどき。ただし夏と同じ対策では逆に肌に負担なるという点から、冬を過ごした肌に適したケアをご紹介してきました。
また紫外線対策としては、食事や睡眠をしっかり取り、肌が生まれ変わるターンオーバーを活発にすることも、大切になってきます。
22時から2時の間は熟睡しているようにし、また食事もポリフェノールやビタミンC、Eなどを摂るようにしたいものです。
抗酸化作用が高く、メラニンの生成を抑え、色素沈着を予防してくれるので、シミ予防にはおすすめの成分です。肌がスムースに修復され、シミを薄くするためにも、体の外と内側から紫外線対策をしていきましょう。

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