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乾燥肌なのに、ベタつくのはなぜ? 肌のテカリ防止と予防策

肌を美しく魅せてくれるのは、しっとりと、キメの整った透明感のある肌。このようなツヤ肌がトレンドですが、脂っぽくテカリぎみだと頑張ってもそんな肌には仕上がりません。
気温と湿度も上がってくるこの季節、顔はもともと皮脂の分泌が盛んなため、暖かい日には汗ばむこともあるでしょう。
メイクして数時間しかたっていないのに、もうテカリが気になるといったことも起こり得ます。不潔な印象を与え、厄介なメイク崩れの原因になるテカリとべたつき、どうにか抑えたいですよね。
そこで、乾燥や敏感肌に傾いているときは、どんなケアが良いか考えながら、肌のテカリ防止と予防策を紹介していきましょう。

テカリ、ニキビや毛穴黒ずみの要因…
過剰な皮脂分泌、ケアポイントを押さえておこう

皮脂はもともと、外からの刺激から肌を保護する役割があり、なくてはならないものです。
問題なのは、この皮脂が“過剰に”分泌されて、テカリや化粧崩れ、ニキビ、毛穴黒ずみといった症状を招いてしまうことです。
皮脂をなくせば改善すると思って、取り除くことに意識が向きがちですが、根こそぎ取ってしまうと、水分や保湿成分が奪われ、さらなる肌乾燥を招いてしまいます。
逆にハリをなくし、くすみ、しみなどの肌老化を進めることに。
過剰な皮脂分泌を抑える効果が期待できるのは、たっぷりの高保湿成分で、分泌が働く原因そのものを改善し、肌を健やかな状態へ導くこと。
つまり、可能なかぎり “肌にやさしい”お手入れが基本になります。

乾燥していてもテカる! その原因は?

皮脂は、皮膚膜を作って水分の蒸発を防いでいます。これが過剰に分泌すると、テカってきたり細菌が増えて炎症したり、吹き出物ができやすく、ざらつき、くすみなどのトラブル肌になってきます。
春から気温が高まって、汗や皮脂の分泌量が増してきますが、ほかにも 皮脂過剰になりやすい要因はなにか、スキンケアや生活面から探ってみましょう。

間違ったスキンケア

肌の状態は、年齢や季節ごと変わっていきます。保湿成分がたっぷり生成される若い時には少しぐらいスキンケアが不足しても、すぐ肌トラブルが起こることはありません。
でも、ある年齢から肌質が変ったと感じたら、スキンケアも変える必要があります。
同じケアでは、肌機能の衰えをサポートできませんから、水分を与えて、保持できる成分や、コラーゲンの生成をサポートする成分を積極的に取り入れる必要があります。

水分不足の乾燥肌

乾燥肌なのにベタつくことも起こってくるのが、この季節。紫外線や花粉、気温の上昇など肌に悪影響を及ぼす要因に対応できないと、肌からどんどん水分が出て行き、今度はそれを守るため皮脂過剰に。
顔のテカりは、保湿不足のための皮脂分泌によるものが多いといわれます。保湿力が失われやすい原因はさまざまですが、スキンケア不足によって皮脂分泌が多くなることは避けたいですね。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの変化も、皮脂量に関係してきます。皮脂分泌を活発にするのは男性ホルモンで、それを抑える機能を持つのが女性ホルモンです。
このバランスが男性ホルモンに傾くと、皮脂量が増えて顔テカリにつながってくるのです。
男性がテカリやすいのも、男性ホルモンが優位なためといわれています。
また、女性の場合、生理前にテカりやすく、ニキビができるということも、ホルモンバランスの影響が考えらます。

生活習慣の乱れやストレス

睡眠不足や不規則な生活は、肌のターンオーバーを乱します。それにより肌のうるおい成分を作り出す機能も低下し、古い角質もつまりがちで肌荒れや皮脂過剰が起こってきます。
またストレスを感じると、ストレスに対抗するコルチゾールというホルモンが分泌されて、それで皮脂分泌が活発になるといわれます。
食生活でも、塩分の摂り過ぎや動物性脂肪、バターや肉、お菓子に含まれる糖分も皮脂要因のひとつになります。

正しいお手入れとメイクから皮脂を防ぐ

【テカリ予防策 スキンケアから見直そう】

スキンケアの方法を間違えて、皮脂を過剰に増やしてしまわないよう、クレンジングとメイクの見直し点についてまとめました。顔のテカリを抑えるために、参考にしてみてください。

クレンジング

クレンジングは、メイクを落とす力とともに、肌の皮脂を必要以上に奪わないタイプの、ミルクかジェルを選びましょう。
必要以上に肌のバリア機能を壊さないよう、強くこするなどの摩擦を避け、クレンジング剤を長時間のせたままにしないようにしましょう。

洗顔

メイクや皮脂、毛穴つまりを落とし、かつ洗い上がりにうるおいが残る洗顔料を選ぶようにしましょう。泡の量やきめ細かさも洗顔料を選ぶ時のポイントです。
ホイップクリームのようになるまで泡立て、肌に乗せやさしく包み込み、転がすように。こすらなくても、泡の吸着力で汚れが吸い込まれていきますから、指が肌に触れないぐらいの感覚で行うのがベストです。

すすぎ

泡を洗い流すときには、32度ぐらいの水に近いぬるま湯で洗い流しましょう。
熱いお湯は、肌に必要な皮脂を落としてしまい、足りない皮脂を補うために、過剰な皮脂分泌になりかねません。
また顔を拭くときは、タオルで顔をこすらず、押し当てるだけでよいでしょう。柔らかいタオルで水分を吸い取るようにしてください。

保湿

洗顔したら、すぐ保湿ケアに入りましょう。入浴後10分以内に完了するのを目安にしてください。いつもより高保湿成分が配合された化粧水がおすすめです。
たっぷり手にとり、少し温め肌にパッティングしていきます。優しく押し込むように、何回かに分けて重ねて与えます。
その後は、乳液やクリーム、美容液などで、与えた水分を逃がさないようなケアも省かないようにしましょう。

【テカリ防止策 メイク法を見直そう】

下地の選び方

テカリ防止のためにおすすめしたいのが、下地選びにポイントをおいてメイクを考えてみること。下地は、以下の機能を持ったものを選んでみると良いですよ。

  • テカリを悪化させない オイルフリー
  • 余分な皮脂を吸着する 皮脂吸着成分配合
  • 乾燥テカリを予防する 保湿成分配合
  • 紫外線防止に不可欠な UV対策

汗や皮脂によるテカリを抑えるアイテムもあるので、配合成分や機能面に注目して肌トラブルにマッチした下地を選びましょう

下地の塗り方

避けたいのは、化粧水、乳液のあと、そのままファンデーションを塗ってしまうこと。
下地は必ず使い、薄く広く均一に、指の腹で優しくタッチするように伸ばしていきます。
もし塗り過ぎてベタついていたら、ティッシュで押さえてファンデを塗るようにしてください。
丁寧に下地を塗れば、その後のメイクがよりナチュラルに、厚塗りせず心地よく進められるでしょう。

ファンデーション

油分が少ないタイプで、マットな仕上がりのものを選ぶとテカリ防止になります。
ただし、薄くつける、のが基本です。
シミ、シワ、くすみがあると、厚くカバーしたいという思いから全体に塗り過ぎになりがちなので要注意。そんな時にはコンシーラーを使いましょう。
のびが良く、薄塗りしやすい、そして仕上がりがサラっとしたファンデで、保湿成分も配合されていればより安心です。

メイク直し

顔がテカったら、こすらずティッシュで押さえてから、メイク直ししましょう。あぶら取り紙は、皮脂を取り過ぎる心配があります。
ティッシュをテカリやすいTゾーン、小鼻、あごに軽く押し当てるようにして、皮脂を吸わせます。
化粧直しは、油分の少ないリキッドか、パウダーファンデーション。また簡単に直すだけならフェイスパウダーが良いでしょう。粉が汗や皮脂を吸着してヨレやテカリを防いでくれます。

まとめ

しっかりメイクをしたのに、お昼には顔がテカテカ…。汗ばむ日も増えてくると、たちまち気になってくるのが肌のテカリ、メイク崩れ。
特にこの季節は、乾燥するのに、テカるというケースがお手入れを難しくしています。そんなお悩みを抱える方へ、肌のテカリ防止のためのスキンケアとベースメイクについて、お伝えしてきました。
肌のテカリ防止予防は、皮脂を取りすぎないスキンケアと、さらさらしてキメの整ったベースメイクにあります。解決のヒントにぜひお役立てください。

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