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春は肌が敏感になりやすい! 花粉や紫外線から守る肌ケアって?

今までトラブルがなくても、春になると敏感肌になってしまう、という方は少なくありません。気候がコロコロ変わりやすく、花粉や黄砂などが飛散する春先は、紫外線量もぐんと増加してくる時期でもあります。
急に肌がカサカサして、目の周りに粉が吹いたり、洗顔後に突っ張ったり。そんな春乾燥の兆候にかゆみ、吹き出物などが現れたら、すでに肌は敏感になっている状態です。
そんな春のスキンケアは、「バリア機能の強化」がポイント。
肌が敏感だとそれだけで、ストレスフルですよね。いつもの肌と違うなと感じたら、早めに敏感肌ケアに切り替えていきましょう。

春のゆらぎ肌は、こんなことから生じる!

春先は一年を通しても、さまざまな肌トラブルを起こしやすい条件がそろっているといえます。この季節にゆらぎやすい肌は、どのような環境から生じてくるのかご説明しましょう。

【花粉や黄砂など外気の刺激】

春に飛ぶスギやヒノキなどの花粉に加え、黄砂や大気汚染も肌にとっては有害です。
そんな環境の中、肌のバリア機能が低下していると、有害な刺激物が侵入しやすく、乾燥や炎症、ニキビ、テカリなどが出やすくなります。
間違ったスキンケアなどを続けていると、さらにバリア機能が弱まることもあります。

【紫外線によるダメージ】

紫外線は一年中降り注いでいますが、再び増えていくのが2月。夏ほど日差しが強くないとはいえ、9月から10月と同じ量が降り注ぐといわれています。
とりわけ紫外線A波(UV-A)は、皮膚の奥の真皮内にあるコラーゲン、エラスチンなどがダメージを受けてしまい、シワ、ほうれい線、たるみなど肌老化の原因に!
紫外線を直に浴びると、肌からどんどん水分が蒸発してしまいますから、今はA波を防ぐような紫外線対策を行うことが、美肌をキープする秘訣です。

【寒暖差など気温の変化】

春先は暖かい日が続いたかと思うと、突然冬に戻ったような日があるなど、気候が安定しません。気温だけでなく湿度も変化するのも春の特徴です。
こうした変動に肌がついていけないと、皮脂をコントロールできなくなります。水分と皮脂のバランスが崩れると、敏感肌や春乾燥の原因にもつながります。

【新生活によるストレス】

3月、4月は、入学、就職、異動での引っ越しなど、環境が大きく変わる方も多いでしょう。そんな変化でストレスを感じると、自律神経や女性ホルモンが乱れてしまいます。
これが新陳代謝に影響して、バリア機能も弱まって肌トラブルを引き起こしやすくなります。

敏感肌と春乾燥。急に起こる原因はなに?

花粉がついたり、強まった紫外線を浴びたりすると、肌は炎症を引き起こしやすくなります。
また黄砂や大気の汚染物質が花粉と合体するとさらに事態は深刻に。肌は強いダメージを受けることになります。
そして肌が炎症を起こすと、たちまちバリア機能は低下。花粉などの刺激物が侵入しやすくなり、角質層の水分と油分のバランスが乱れるため敏感肌に傾きます。
こうなると、気温の上昇にともなって水分が蒸発するのに、保水機能はまったく追いつきません。これが春乾燥の原因です。

この季節の特徴といえる、敏感肌と春乾燥。それに適したケアをしないと、くすみ、シミ、たるみ、ほうれい線など、あらゆる肌老化を早める原因につながります。
黒ずんだ毛穴の詰まりも、乾燥肌が原因といわれていますよ。

春の肌ケア。ポイントはバリア機能アップ!

肌は、角質層を覆う皮脂膜により、細菌やウイルスなどが侵入しないよう守られています。ゆらぎやすい春の肌ケアには、こうしたバリア機能をアップすることが大切になってきます。
ここからは気候や生活の変化にも負けない、スキンケアのポイントをご紹介しましょう。

デリケート肌のクレンジング&洗顔法

一日の終わりに、顔についた汚れをきちんと落とすことが重要です。ただしデリケートになっている春の肌には、洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔料は避けましょう。
強い洗顔料で洗いすぎると、角質層の皮脂膜が流れてしまいます。

クレンジングはミルクかジェルタイプを選ぶ

肌へ負担をかけないからといって、洗浄力の弱いもので良いかというと、そうではありません。
メイクや、花粉や黄砂などの物質を落とすためには、汚れがしっかり落とせて、なおかつ低刺激。さらに保湿成分の配合のものを選びましょう。

クレンジング剤を洗浄力が高い順から挙げてみますと、
■オイルタイプ
■リキッドタイプ
■クリームタイプ
■ジェルタイプ
■ミルクタイプ
になります。敏感肌や春乾燥がひどい方は、洗浄力があるもので、ミルクかジェルタイプのクレンジング剤を選んでみると良いですよ。

洗顔料は、優しい洗い上がりのもの

クレンジングで汚れをきちんと落としたら、洗顔料は洗い上がりにうるおいの残る、優しいタイプを選びましょう。
自然由来の成分が配合されたものや、きめ細かい泡が立つものがおすすめです。洗顔のポイントとしては下記を参考にしてみて下さい。

1 洗顔料を手で温める
2 しっかり泡だて顔にのせる
3 優しく細かくなでて洗う
4 小鼻、あごなどのくぼみも
5 32℃ぐらいのぬるま湯で十分流す
6 柔らかいタオルを押しつけ水気を拭き取る

保湿はセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン配合!

春は、黄砂や花粉、それに気温と湿度が安定しないので、そんな環境から肌を守るような、化粧品を使うことが大切です。
角質層の天然保湿因子やセラミドなど細胞間脂質の働きを補うような、高保湿ケアが必要になります。
具体的な保湿成分としては、セラミドやヒアルロン酸やコラーゲンなどが配合されているものを選ぶようにしましょう。保湿するときの順番は次の通りです。

1 洗顔して清潔な肌にする
2 化粧水をたっぷり手に取る
3 何回かに分けて与える
4 美容液を浸透させる
5 乳液やクリームでフタをする

肌がベタつくからといって、クリームや乳液を省かないようにしましょう。刺激物の混入を防ぐためにも必ず使います。

紫外線ケアはA波をブロック⁉

春は、肌の奥へのダメージを防ぐようPA指数の高い日焼け止めをおすすめします。
SPFは、20から30ぐらいでも大丈夫ですよ。下記に日焼け止めを塗るときのポイントを挙げてみましたので、参考にしてみてください。

1 適量を手で温める
2 顔全体に均一に薄く塗る
3 頬やおでこ、鼻は重ねづけ
4 首や襟元も塗る
5 2~3時間おきに塗り直す

外出中にも敏感肌ケアを

出かける機会が増える春には、外出中もスキンケアをするよう心がけたいものです。
日焼け止めの塗り直しや、メイク直しの道具のほかに、ティッシュやパフ、水分補給のための化粧水や、乳液を持ち歩く習慣をつけてみましょう。
街を歩いているうちに気温が上がり、汗ばむこともありますよね。
そんな時はティッシュで汗や皮脂を軽く押さえ、メイクがヨレたら、その部分をパフで優しくなでて取り除きます。後は、乳液を薄く広げ、ファンデーションを塗りましょう。
乾燥肌の方は、スプレー化粧水などでうるおいを与えるのも良いですが、水分が蒸発しないよう、乳液は必ず使うようにしましょう。

まとめ

春の敏感肌や乾燥肌は、花粉アレルギーや強くなった紫外線、気温の寒暖差、新年度などによる環境の変化など、さまざまなことから生じてきます。
デリケートに傾きがちな肌を守るためには、まず肌のバリア機能を弱めさせないことが大切です。
バリア機能を低下させないクレンジングと洗顔を選んで、角質層を守る。保湿は、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンを補ってくれる高保湿成分を与えて改善する。などからここまで春のスキンケアについて紹介してきました。
特に敏感肌や春乾燥は、花粉の付着や紫外線に要注意。正しいスキンケアを習慣づけて、健やかな肌をキープするのがポイントですよ。

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