長雨や外出の自粛続きで、やることがない…、そんな時こそ自宅で筋トレを始めてみませんか?
実は暑くなると代謝が落ちるので、脂肪が溜まりやすくお腹がぽっこり、体重が2、3㎏増えていたなんてことが起きがち。
でも筋肉がつくと、基礎体温が上がるから代謝もアップ、痩せやすく、免疫力も増加でウイルスにも強くなれます。
ということで、今やるべきは筋トレ! 夏バテかな…という時も筋トレがおすすめです。
ではさっそく、お腹やお尻、脚を引き締める筋トレをご紹介します。ちょっとしたおうち時間に実践すれば、ちゃんと効果を感じられますよ。
蒸し暑いのに、筋トレはきつい…、そんな風に思われる方も多いと思います。
でも、高温の環境で運動することで、筋肉の成長を促す成長ホルモンが出やすくなります。また交感神経が活発になるので血流量が増え、筋肉へ栄養を十分行き渡らせることもできます。また心拍数も上昇し脂肪の燃焼を促せるのです。
この時期の筋トレには、効果がでやすい理由がたくさんあります。
また夏は睡眠不足や、エアコン使用による冷えなどでストレスが増し、疲労物質といわれる乳酸が溜まりやすくなります。
適度な筋トレで汗をかくと自律神経が働き、温度差にも対応できる体に整えられるので、疲労回復も期待できますよ。
暑い夏こそ筋トレする意義があるというわけですね。ここからテレビを見ながらでもできる初心者向けの筋トレをご紹介します。今日からさっそく試してみてください。
モデルさんのように、ほっそりした太ももになりたい! でも苦しい運動は無理という方におすすめなのが、足をバタバタさせるだけの簡単筋トレ。
30秒でも毎日続けると、1か月後くらいから体に変化が起き、ヒップアップや太ももの引き締ったのが感じられます。
※エクササイズのポイント
かかとはお尻につかなくても良いですが、ゆっくりだと効果がでないので、自分のできる限りのスピードでやってみましょう。30秒を1セットで2回すると、太もも裏が鍛えられます。
※エクササイズのポイント
力まないように、大きく丁寧な動きで30秒を2セット行ないます。
腹筋や腰まわりの筋肉が鍛えられ、インナーマッスルにも効果的。ぽっこりお腹の解消や、脂肪燃焼もできるメニューです。
ビギナーでも安全にできる壁トレとして、足と背中、ひざの3つのエクササイズをご紹介。壁を使うことで負担をかけずに代謝が高まり、太りずらい体作りに効率的ですよ。
※エクササイズのポイント
腰はまっすぐにしましょう。ひざ裏はリンパが滞りやすい場所です。伸ばすことでリンパや血行を促進し、ハムストリングやひざ裏、ふくらはぎ、腕まわりや腹筋、背筋も自然と刺激されます。
※エクササイズのポイント
ひざの負担を減らして、太ももの筋肉を鍛えられるのが、このエクササイズの良いところです。背骨だけでなく、ほかと連動して鍛えられます。
※エクササイズのポイント
腹筋は、筋力がない方だと腰が反り傷める可能性があります。壁を利用すれば腰の負担を軽減して、くびれに必要な腹斜筋を鍛えられます。
さらに12時の角度で頭を上げることで腹直筋を鍛え、ぽっこりお腹をへこませることができます。
ボディラインをすっきり引き締めたい時、効率的なのは“お尻”を動かすこと。体でいちばん大きな筋肉のついているお尻を1日3分鍛えるだけでも、効果は得られます。
初心者でもできるお尻体操はこの2つ!
※エクササイズのポイント
背中が丸まったり、前かがみだったりすると、お尻の筋肉がきちんと伸びず、効果が出ません。背中やお腹、お尻、脚のつけ根が、気持ちよく伸びているのを感じましょう。
※エクササイズのポイント
両ひざやつま先がついたり、開きすぎたりしていると、ひざに負担がかかり怪我の元になるので注意しましょう。腰の上げすぎも腰を痛めるので要注意です。
いくら簡単とはいえ夏は疲れがたまりやすいので、適度な水分補給や休息を挟みながら、無理なく続けることが大切です。運動を行う際の注意点を次にまとめてみました。
たとえ軽めでもオーバーワークは禁物です。運動は10分間を3回に分けても、30分連続で行っても 、得られる効果はほぼ同じ。休憩しながら取り組みましょう。
お休みの日があってもOKなので、緩急をつけて続けていきましょう。
夏場の運動に水分補給は必須。補給するならスポーツドリンクがおすすめです。喉が渇いてからでなく、こまめに水分補給をするようにしましょう。
軽めの筋トレは毎日行っても良いですが、気温が高い日中は熱中症のリスクもあるので、避けましょう。早朝や夜など気温が低くなった時間帯に行うようにしましょう。
これからの季節は、つい冷房のきいた部屋に引きこもってしまい、運動不足を感じる方も多いと思います。しかも夏は代謝も落ちるので、脂肪や余分な水分が滞って夏太りしがちということから、簡単に自宅でできる、代謝を良くする筋トレをご紹介してきました。
毎日ちょっとした時間にできて、しっかり効果も! 体調の負担にならない軽めのトレーニングからスタートして、ぽっこりお腹や下半身太りを撃退しましょう!