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【診断】インナードライの見分け方とは?改善方法も詳しく解説

「自分はインナードライなのかも」ーーこんな疑問を抱いている女性は意外と多いものです。しかし、乾燥肌やオイリー肌よりもあまり聞き馴染みのないインナードライ…どのようにケアしたら良いのか悩む人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、まずインナードライかどうかを見分ける方法をはじめ、正しいスキンケアや改善方法を徹底解説。あわせて混合肌やオイリー肌との違いも詳しく説明していきます。

インナードライの見分け方

まずは、2つの方法で自分がインナードライかどうかを簡単に見分けてみましょう。

いつもの習慣や肌の状態をチェック

以下の項目にひとつでも当てはまる人は、インナードライの可能性があります。

  • 肌はテカテカしているのに、洗顔後はつっぱり感がある
  • 肌はテカテカしているのに、部分的に皮ムケやごわつきがある
  • 季節によって乾燥する部位、テカる部位、症状の強さが違う
  • 潤って見えるのになぜかメイクノリが悪い
  • Tゾーンはベタつくのに口まわりはカサカサ

このように並べてみると、混合肌との共通点がいくつかありますよね。しかしそこがインナードライの落とし穴なんです。
実際に「自分は混合肌なんだ」と勘違いして、日々誤ったスキンケアをしている女性は多くいます。間違ったケアを続けると、症状が悪化したりニキビなどの肌荒れを引き起こしてしまったり…さまざまなトラブルの引き金になりかねません。

洗顔後の肌の状態をチェック

もうひとつの見分け方は、洗顔後の肌の状態をチェックするというもの。時間に余裕がある時に、以下の手順に沿って行ってみてください。

  1. メイクを落とした状態でいつも通り洗顔する
  2. タオルで優しく水分を拭き取る
  3. スキンケアをせずにそのまま15分放置する
  4. 15分後に肌の状態を確認

「Tゾーンがベタついている」「フェイスラインと口まわりは乾燥している」この2点を確認できたら、インナードライである可能性が高いと言えるでしょう。チェックが終わったら、すぐに肌を保湿してくださいね。

※セルフチェックだけで不安な方は、皮膚科や美容部員さんを訪ねてみるのもおすすめです。的確な診断結果とスキンケアなどに関するアドバイスをもらえますよ。

そもそもインナードライとは?

インナードライとは、皮膚表面は油分でベタついているのに、肌の内部は乾燥している状態のことを言います。水分と油分のバランスがうまくコントロールできていため、肌のバリア機能も低下してしまうのがとても厄介な点です。
そして冒頭にも書いたように、インナードライはそこまで浸透していない肌タイプ。それぞれの肌との違いを知って、どんな特徴があるのかをより明確にしていきましょう。

【オイリー肌】とインナードライの違い

どちらにも同様のベタつきやテカりが見られるため、混同されがちなこれらの肌タイプ。しかしインナードライの肌は油分が多く水分が少ないのに対し、オイリー肌は油分も水分も多いのが特徴です。
また、オイリー肌には毛穴の詰まりや開きなどの症状がみられる一方、インナードライの肌にはUゾーンにカサつきがみられることもあります。

【混合肌】とインナードライの違い

混合肌は、乾燥肌とオイリー肌の2つの要素を持っているのが特徴です。インナードライの性質とにている部分も多いのですが、最大の違いは角層内の水分量にあります。
水分保持力が圧倒的に低いインナードライは全体的に角層内が乾燥しているのに対し、混合肌は部位によって水分量を十分に保っている場合があるんです。

インナードライを引き起こす3つの原因

では、一体どのような原因がインナードライを招いてしまうのでしょうか。こちらで確認していきましょう。

間違ったスキンケア

インナードライを引き起こす主な原因は乾燥です。しかし多くの人は、以下のような間違ったスキンケアで肌の乾燥を加速させてしまいがち。自分の毎日のケア方法と比較しながら見てみてください。

  • 洗浄力の強いオイルクレンジングを使用している
  • 洗顔時に熱いお湯を使ったりゴシゴシ強く擦ったりする
  • 皮脂分泌を抑制するさっぱりとした使用感の化粧水を使う
  • ベタつきを抑えるため、乳液やクリームは使わない
  • UVケアを忘れがち

肌タイプによって大きく異なるスキンケア方法。良かれと思って取り入れていたことが、意外にも逆効果だったなんてことも少なくないんです。

紫外線ダメージ

紫外線によるダメージは、想像以上に私たちの肌を乾燥させてしまいます。少しの量なら毎日でも浴びたい日の光ですが、これを長時間繰り返し浴び続けていると、肌の水分調節機能が鈍くなり、ターンオーバー機能も乱れてしまうんです。
肌の水分が失われると、皮膚は乾燥を防ぐために皮脂をたっぷりと分泌。このサイクルによって、インナードライが進行してしまいます。

食事や睡眠などの生活習慣

生活習慣の中でも、睡眠不足と偏った食生活はインナードライを進行させる大きな原因のひとつ。
皮脂の分泌量はホルモンバランスに深く関係しています。そのため、生活習慣の乱れによってそれが崩れてしまうと、余計な皮脂分泌を起こしてしまう可能性があるんです。
ただでさえインナードライは、肌の水分量と皮脂量のバランスがうまくコントロールできていない状態。ここに余計な皮脂が加わると、肌がより正常な判断を下せなくなってしまうのです。

インナードライを改善する方法

改善の上で最も大切なのは、毎日の正しいスキンケアで肌をしっかり労ること。
また今回は、上記の原因に対する対策法も簡単にまとめました。ぜひ参考にして、まずはできることから始めてみてくださいね。

正しいスキンケア

インナードライの人にとっての正しいスキンケアは以下の通りです。

  • マイルドな洗い心地のクレンジングミルクやクリームで優しくメイクを落とす
  • 洗顔は、たっぷりの泡で肌に触れるように洗い上げる
  • クレンジングや洗顔時に使うお湯は32〜35度くらいのぬるめに設定する
  • 化粧水は潤い成分を重視したものをたっぷりと
  • 乳液やクリームで、化粧水の潤いにしっかり蓋をする
  • 季節や天候にかかわらず、毎日のUVケアを忘れずに

基本は、たっぷりの保湿がいちばん大切。特に皮ムケやベタつきがある部分は何度も重ね付けして、潤いをチャージしましょう。

紫外線対策

上記のスキンケアにもつながりますが、雨や曇りの日でも紫外線対策を入念に行うと、乾燥しづらい肌の基礎を作れます。
特にこれからの暑い季節には、日焼け止めはもちろん帽子や日傘などを用意できると安心です。マスクの下にもしっかり日焼け止めを塗り、ぬかりない対策を。

生活習慣の見直し

よく眠れた次の日に「なんか肌の調子が良いかも」と感じたり、野菜や肉をバランスよく摂ると肌に血色感が出たり。こんな経験は、全て健やかな生活習慣のおかげ。ぜひこれを機に、1日7時間ほどの良質な睡眠、バランスの良い食事を心がけてみてください。

ただ、これがストレスになってしまわないよう注意が必要です。ストレスがたまると自律神経が乱れて血行不良を招き、インナードライや肌荒れの原因となってしまいます。
あくまで自分が心地よいと感じる程度にとどめ、ちょうど良いライフスタイルを探ってみましょう。

正しいスキンケアで、インナードライを克服しよう

自分の肌タイプを知ることは、肌質を改善するためにとても大切なこと。特にインナードライは自覚しづらい肌タイプのひとつなので、ぜひこの機会に自身の肌と向き合ってみてください。正しいスキンケア方法がインナードライ克服の第一歩になりますよ。

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