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後ろ姿が残念になってない? 老けて見えないエレガントな後ろ姿の作り方

メイクやヘアスタイルなど、正面のお手入れは入念にしていても、歩き方やしぐさ、特に後ろ姿はチェックを怠ってしまいがちですよね。
でも自分からは見えなくても、人から見られる機会が多いのが後ろ姿なんです。
猫背、内股歩き、そんな姿勢は老けた印象を与えてしまうもの。もしかしたら、自分の知らないところで、“おばさん”と思われてしまっているかもしれません!
美しい後ろ姿や歩き方は、エレガントな女性に外せない必須アイテムです。このまま残念な後ろ姿にならないよう、美しい後ろ姿を目指しましょう。

その後ろ姿、老けて見えます! 猫背と亀首は要注意

丸まった猫背に、埋もれてしまった首。その姿は亀に似ているかも…。このように肩が前に出て背中が丸まった姿勢は、首も前に出て首筋が伸びていません。
この姿勢が続くと、首の後ろで脂肪が盛り上がってきて猫背がさらに強調されてしまうのです。

女性らしさを失うといった意外な弊害も!

首から肩へつながっている僧帽筋は、男性ホルモンが支配する筋肉といわれています。
女性ホルモンが減少する年代の女性に、この首の付け根あたりが盛り上がってくる症状が見られることがあります。
これが今、若い女性でも多忙で男性ホルモンが優位になりがちな方に増えていて、その姿の特徴は、背中が丸まり肩も上がり、首が埋もれているといった姿勢なんです。
そのように猫背で亀首の姿勢が増えているといわれる背景には、様々な生活習慣が影響しています。

猫背で亀首の姿勢はなぜ起こる?

長時間のパソコンやスマホの使用、それに、慢性的な運動不足やストレスによってホルモンバランスは乱れがちになります。
猫背に亀首は、単に姿勢が悪いというより、ライフスタイルが引き起こす生活習慣病ともいうべきかもしれません。

凝りによる前肩姿勢

肩や腕が凝ると筋肉はねじれて曲がり、肩が前に出てきます。
この前肩姿勢になっていると、胸筋が縮んで肩が上がり、猫背になっていくので、その崩れた姿勢を直そうと骨盤が傾き、さらに首が埋もれる状態を進ませるのです。
姿勢が悪いと、血流も悪くなり、体に酸素や栄養素を届けたり不要な老廃物を運び出したりする機能が低下。体温も下がり、免疫力も低下して体に様々な不調が起こってくるのも必然です。

うつむき姿勢による“ストレートネック

うつむいた姿勢でPCやスマホなどを見続けていると、頭の重みに首が耐えられずに頸椎が歪み、本来あるべき美しい曲線が失われてしまいます。
これがストレートネックです。
この症状は、筋肉が硬くなり脂肪や老廃物を溜め込みやすい上、前のめりで縮こまった姿勢が交感神経を高ぶらせて、イライラしたり不眠になったりすることも引き起こします。

残念姿になりたくない! 今すぐ始める美しい後ろ姿の作り方

人は、動きが美しいものに視線がいくもの。エレガントな身のこなしが魅力的に映るのは当然のことかもしれません。
意外な盲点になってしまう後ろ姿が、印象ダウンを招いている可能性は大というわけで、これから後ろ姿の印象をアップする方法をご紹介していきます。
前から見た姿だけでなく、後ろ姿でも若々しい好感度を目指しましょう。

猫背改善! 後ろ姿で気をつけるポイントは?

丸まった猫背や、無駄なお肉がついた背中、垂れ下がったヒップラインは老けて見える原因になります。
後ろ姿をエレガントに見せるポイントは、まず「正しい立ち方」と「肩のポジション」、そして「猫背の改善」です。
正しい立ち方をするだけでも、様々な筋肉を使うことになり自然と後ろ姿がスッキリとしてくるはず。マイナス5歳を目標に、エレガントな後ろ姿を作るエクササイズを実践してみましょう。

【正しい立ち方エクササイズ】

1 三点重心を意識して立つ
立ち姿勢は、かかとをつけて親指と小指の付け根と真ん中に体重をかけるようなイメージで立ちます。
パンプスを履いている時も、爪先に体重をかけずに、この三点に重心をかけることを意識することが大切です。

2 肘を軽く引いて立つ
腕は、少しだけ斜め後方に軽く引く感じで立つと、肩甲骨が浮き出て、後ろ姿がキレイに見えます。

3 おへそ下と肛門に力を入れる
おへその下と肛門にぎゅっと力を入れて立つことで、お腹もへこみ、お尻を持ち上げることができます。

4 頭の上を引っ張るイメージで
背筋を伸ばすために、頭の上から何かで引っ張られているイメージを持ってみましょう。

この姿勢を保って歩くことを意識するだけでも、猫背と亀首にじわじわ効いているのが実感できるはずです。
この立ち姿勢が習慣になれば、体の歪みも矯正できるのでぜひ身に付けたいですね。

【肩のポジションを正す簡単ストレッチ】

次に大切なのが、自然に下がった肩のポジション。肩が下がれば胸もピンと張り、埋もれていた首は起きてきます。肩甲骨をほぐすストレッチをしてみましょう。

1 両足を腰の幅に開いて立ちます。
2 両手を後ろで組んで後ろへ伸ばし、背中の真ん中にぐっと寄せて体を反らせます。
3 腰は反らせずに、胸と後ろの両手とで引っ張り合う感じで伸ばします。
4 手を胸の前で組み直し、背中を丸めて腕を前に伸ばし、おへそをのぞき込む感じで肩甲骨を開きます。
5 腕をゆっくりと左右に振って、体の側面も伸ばします。

【丸まった背中をリセットするねじりポーズ】

オフィスでも椅子に座ったままできる、ねじりのポーズです。丸まった背中と腰の凝った筋肉をリセットしましょう。

1 椅子に浅く腰かけて、左脚を右脚に乗せます。右手は左膝に置きます。
2 体を左にねじりながら、左手は腰の後ろの位置に下します。もしくは背もたれに置きます。
3 そのままの姿勢でゆっくり3回深呼吸。頭を上へ引っ張るイメージで、背筋を伸ばして行いましょう。
4 この姿勢のまま左手を前から上、後ろに回していくと、肩が力まず正しいポーズを取りやすくなります。

身のこなしが美しくなる! 内股歩き改善

日本女性の歩き方の特徴として挙げられるのが、前かがみでの〝内股、小股歩き“ではないでしょうか。
美しい後ろ姿のポイントは歩き方にもあります。正しい姿勢で歩けていないと、骨格がゆがみ、脚やお尻の筋肉が衰えていきます。
そして偏った筋肉ばかりを使うことになり、脚が太くなったり、お尻が垂れてきたりして立ち姿、歩き姿が悪くなっていくのです。
次のことを意識して行い、前かがみでの内股小股歩きを改善していきましょう。

【骨盤ストレッチを行う】

内股が癖になっている方は、骨盤がすでに歪んでいることが多いので、ストレッチを行って骨盤矯正をすると良いでしょう。まずは難易度の低いストレッチを紹介します。

1 床にあぐらをかく状態ですわり、両方の足の裏をくっつけます。
2 そのまま上体を前に倒していきます。
3 きつくない姿勢のところで、30秒キープしましょう。
これを毎日3セットゆっくりと行います。

【エレガントな歩き方のポイント】

美しいと感じさせる後ろ姿は、すっと伸びた脚運びでの歩き方にあります。
歩く時は次のことにも気を配り、油断しないで後ろ姿に緊張感を持たせてみて下さい。

  • 頭の位置は骨盤の真上に乗るイメージで
  • 歩くときは両足の隙間を見せないよう意識します。
  • 肩は前にならないように、肋骨を引き上げて肩の位置を少し後ろにすること。
  • 腕は後ろに振るようにして歩きます。

まとめ

背筋が伸び、肩がなだらかで首がス―ッとしている後ろ姿の美しい女性は、それだけでエレガントに見えますよね。
逆に、猫背や内股など後ろ姿が残念な方は、首も埋もれ、胸の位置も下がって老けて見られがちです。
昨今はパソコンやスマートフォンなどの使用で、前かがみの姿勢をとり続けることが増え、首だけが前に突き出すストレートネックを併発する人も増えているようです。
後ろは自分で見えないだけに、こういった姿勢をそのままにしている方が多いということから、後ろ姿を磨くエクササイズをご紹介してきました。
早速、歩き方や所作も意識して、まずは自宅で練習してみましょう!

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