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お腹の脂肪どうにかしたい! 腰まわりの浮き輪肉は骨盤の歪みが原因?

まるで浮き輪のように、腰のまわりにぐるりとついた脂肪…。薄着になって体の線が目立つ夏には特に気になりますよね。
こうした“浮き輪肉”のプニプニした、つまめる脂肪の正体は「皮下脂肪」。でもなぜ腰回りについて、なかなか落ちにくいのでしょうか?
それは姿勢の悪さや運動不足などから生じた骨盤の歪みが関係している可能性があります。
そこで今回は、腰まわりに皮下脂肪がつきやすい理由を解説しながら、骨盤の歪みを整えてダイエット効果も上がるストレッチをご紹介していきます。
浮き輪肉をすっきりさせて、痩せやすい体質に導く方法をぜひ試してみて下さい。

腰まわりに皮下脂肪がつきやすい理由

加齢による代謝の低下は、腰に脂肪がつく原因になりますが、決してそれだけではありません。まずは日頃の生活習慣から、浮き輪肉がついてしまう原因を見ていきましょう。

 

運動不足

運動不足による筋肉の低下が、お腹や腰まわりに脂肪がつきやすくなる原因の一つです。
実は、背中や腰まわりの筋肉は、普段の生活ではほとんど使われることがありません。
そのため、意識して動かして鍛えないと、気がつかないうちにどんどん贅肉が付いてしまう場所でもあるのです。
浮き輪肉を撃退するためには、やはり筋トレ、ストレッチ、ヨガなどで、日常的に意識して、骨盤や背中、腰まわりを使う必要があるのです。

 

暴飲暴食

食べ過ぎや、アルコールや甘味飲料の飲み過ぎも、贅肉の原因になります。
飲み会や外食続きで油分や糖分を摂り過ぎてしまうことや、在宅ワークなどでおやつが習慣化してしまったというケースもあります。
食生活と肥満は密接な関係にあるので、腰肉を落とすためには、運動とともに食生活も見直す必要もあるでしょう。

 

体の冷え

お腹やお尻を触った時、ひんやりして冷たい方は、要注意です。体が冷えると代謝が落ちるため、脂肪を溜め込みやすい体になってしまいます。
冷たい食べ物と飲み物の摂り過ぎや、冷房によっても冷えが起ったりしますが、下着の締め付けやストレス、運動不足なども冷えの原因になります。
できるだけ腰まわりを温めるような心がけが必要になります。

 

姿勢の悪さ&座りっぱなし

腰や背中を丸めた姿勢が習慣になって生活していると、筋肉が働かないため、腰まわりがたるんできてしまいます。
また同様に、座りっぱなしの状態が長く続くと、背中や腰まわりの筋力低下を招いて、骨盤が歪んでしまいます。
デスクワークで猫背になっていると、さらにお腹に脂肪が付きやすくなってしまいます。
座っていても正しい姿勢をキープすることができれば、贅肉がつくのを回避できる場合もあります。

 

 

骨盤の歪みを取ることの大切さ

様々な原因によってついた浮き輪肉は、食事制限しただけだとなかなか減らないというのが実情です。
腰まわりに脂肪がつきにくく、ついたお肉を減らすためには、体幹を鍛えて姿勢を改善すること。姿勢を維持する筋力が必要です。
その際には、骨盤の歪みを整えることがポイントになります。
骨盤が歪んでいると周りの筋肉や毛細血管、リンパ管などが圧迫されて血流やリンパ液の循環を妨げるとされています。
この循環の低下も、基礎代謝の低下を引き起こす原因と考えられます。

では、なぜ骨盤が歪んでしまうのでしょうか?

 

■骨盤がゆがんでしまう原因

代表的なものは以下の通りです。

  • 椅子に座る際に足を組んでしまう
  • 硬く薄い布団で、横向きに寝ている
  • 立ち姿勢の重心が偏っている
  • 骨盤周りの筋力が低下
  • 妊娠中や産後
  • 猫背や反り腰など

骨盤がずれたり歪んだりしていると、ダイエットの妨げになるだけでなく、肩凝りや腰痛などの原因になる場合もあります。
普段の姿勢のクセなどを見直してみましょう。

 

■骨盤が歪んでいると脂肪が落ちにくい

なぜ骨盤が歪むと痩せにくいのでしょうか?
骨盤の歪みがダイエットを妨げる理由として、基礎代謝との関係があります。
骨盤周りの筋肉がしっかり働いていれば、常に骨盤を正しい位置で保たれます。
しかし、そうでない方は、お腹や腰まわりの筋肉がうまく使えていない状態です。
そのため筋肉の活動が少なくなって、基礎代謝も落ち、より痩せにくくなると考えられます。
また、ダイエットとして様々な運動を試みている方もいると思いますが、骨盤が歪んだままだと体幹の筋肉をうまく使えないので効果が出にくく、浮き輪肉は減らないと考えられるのです。

 

 

腰肉を落とす! 骨盤ダイエット

腰まわりについたお肉は、“老け見え”につながってしまうもの。
「去年履いたパンツが、お肉が乗っかって入らない!」なんてことにならないように、早めの対策をしましょう
姿勢を保持するためには深層の筋肉(インナーマッスル)を鍛えながら、骨盤を正しい位置にしていくことが効果的です。
ここから、おすすめの骨盤ストレッチをご紹介していきます。
特別な道具も必要なく、自宅で簡単にできるものばかりなので、ぜひ実践してみて下さい。

 

3つの骨盤調整ストレッチ

うつ伏せで背中そらし

このストレッチで骨盤の前後の傾きの調整をします。骨盤や腰が丸まっている方におすすめの方法で、猫背の解消も期待できます。

  1.  うつ伏せになって寝て、両ひじを軽く曲げて置きます。
  2.  手を床につけたまま腕を伸ばして背中と腰を反らし、視線は天井に向け30秒から1分キープします。
  3.  ゆっくりとうつ伏せの姿勢に戻ります。

 

仰向けでひざ抱え

仰向けでひざを抱える動作で腰周りをストレッチします。骨盤や腰が反っている方におすすめの方法です。

  1.  仰向けに寝ます。
  2.  両脚を曲げてひざを抱え込み、腰の後ろや骨盤を伸ばして、30秒~1分キープします。
  3.  ゆっくりと仰向けの姿勢に戻ります。

 

太ももと股関節の付け根伸ばし

このストレッチでは、大腿直筋(太ももの前にある筋肉)と腸腰筋(股関節の付け根にある筋肉)を伸ばしていきます。
腰や背中が反っている方、骨盤の左右の歪みが気になる方におすすめです。

  1.  ひざくらいの高さの椅子を用意し、椅子に背を向けて立ちます。
  2.  右足の甲を後ろの椅子に乗せます。
  3.  姿勢を真っ直ぐにして、左足を曲げていきます。
  4.  右の太ももの前が伸びているのが感じながら、30秒~1分ほどキープします。
  5.  左足も同様に行いましょう。

 

浮き輪肉を撃退する2つのストレッチ

老け見えの原因にもなる腰肉は、次のヨガポーズで撃退しましょう。
腰まわりのお肉を刺激して、バランス感覚や体幹も鍛えられるポーズです。どちらも落ちにくい脇腹肉や腰のたるみ肉の引き締めにおすすめです。

 

トラのポーズ
  1.  四つん這いになって、肩の下に手、骨盤の下にひざが来るようにします。
  2.  足のつま先を立てて、右足を後ろに伸ばしてお尻の高さまで上げます。
  3.  呼吸をしながら右ひざを曲げて、右脇腹へ近づけます。
  4.  再び後ろに伸ばし、5セット繰り返しましょう。
  5.  左足も同じように行います。

 

かんぬきのポーズ
  1.  立ちひざになって、ひざの間に拳2つ分開けておきます。
  2.  右足を右横へ伸ばしていき、足先を真っすぐにします。
  3.  息を吸いながら左手を上にあげ、吐きながら右へ上体を倒します。右手は右足に軽く添えて深呼吸して3秒キープ。上体を元に戻してこれを3回繰り返します。
  4.  反対側も同じよう動かします。

※傾くときに上体が前屈みにならないように注意しましょう。

 

 

まとめ

太って見えるだけでなく、老けて見える原因の1つが「腰まわりについたお肉」。これから薄着の夏!ということで、慌てている方もいらっしゃるかもしれません。
でも腹まわりは、体の中で最も痩せやすい部位でもあります!
お腹の肉を取るためには、骨盤の位置を正しく整えることですっきりさせる効果があります。プヨプヨした浮き輪肉にターゲットを絞って、ストレッチを実践して効果を実感してみて下さい。
夏本番を迎えて、「いつの間に、こんなに腰肉が!」と慌てないためにも、ストレッチで対策をしておきましょう!

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