ダイエット中なのに食べ過ぎてしまった…。楽しくてついつい飲み過ぎてしまった…。
そんな夜は気分が落ち込んでしまいますが、実は食べ過ぎた分は翌日の行動でスッキリとリセットすることができるんです!
しかし、自己判断での断食や食事制限は逆効果。正しい方法で体をリセットしないと、かえって胃を疲れさせてしまったり疲労が蓄積してしまうこともあります。
そこで今回は、食べ過ぎてしまった翌日にすべき5つの習慣を徹底解説。併せて、やってはいけないNG行動についてもまとめました。ぜひ本記事を参考に気持ちを切り替え、簡単にできるリセット習慣を始めてみてくださいね。
結論から言うと、食べ過ぎた分は翌日の行動次第で簡単にリセットすることができます。
というのも、脂肪は基本的に少しずつ蓄積されていくものなので、’’食べた分の脂肪が1日足らずで体についてしまう’’ということはありません。食べたものが脂肪に変わるのはおよそ48時間後だとされており、脂肪になるまで2〜3日は猶予があると考えられています。
つまり、蓄積させないようリセットすることを心がけていれば、たまに食べ過ぎてしまっても体型をキープできるということ。『食べる=太る』のではなく、『翌日にリセットしなければ太る』というのが正しい認識なんですね。
では実際に、どのようにリセットしていけば良いのか?期間はどれくらい必要なのか?以下から詳しくみていきましょう。
個人差があるため正確な日数は提示できませんが、リセットに必要な期間はだいたい2〜3日だとされています。より丁寧に体調を整えたい場合は、もう少し頑張って1週間を目安にすると良いでしょう。
ついつい翌日だけ無理をしそうになってしまいますが、焦りは禁物です。むしろ長めにリセット期間を設けることで、健康的な生活習慣が身につくなどのメリットも得られるはず。心身ともに無理のないように、緩やかに体を整えていきましょう。
リセット習慣を3日間も続けるのか…と億劫に感じている人でも大丈夫。
今回は、普段の生活の中で気軽に取り入れられる簡単な習慣をピックアップしました。ぜひできることから始めてみてください。
朝起きたら、まずはコップ1杯の水からスタートします。飲み会や会食のあとは塩分を摂りすぎてしまっていることも多いので、こまめな水分補給で体内の塩分を排出しましょう。
ただ、1度にたっぷりと水を飲むと胃が重くなってしまうので要注意。1日1.2〜1.5Lほどを目安に、喉が乾いたと感じる前に常温の水や白湯を飲んでください。
また、いくら水分とはいえ、糖分たっぷりのジュースや利尿作用のあるコーヒーの飲み過ぎにも注意が必要です。
外食をすると、塩分のほかに脂肪も摂りすぎてしまう傾向にあります。そしてこの脂肪が、ダイエットを遮り太ってしまう一番の原因です。食べ過ぎてしまった翌日は、必ず脂肪を減らした高タンパクな食事を心がけましょう。
具体的には、鶏むね肉や赤身肉をはじめとする脂肪が少ない肉類や魚や卵もおすすめです。タンパク質を思うように摂れない時は、プロテインなどで補ってくださいね。
食べ過ぎた翌日は、食べ物の消化や吸収で胃腸が疲労していることもしばしば…。これ以上負担をかけないようにするためには、刺激が少なく消化が良いものを積極的に摂ってあげるのが大切です。
特に野菜や果物に多く含まれる食物繊維は、腸内環境を整えるのに欠かせない栄養素のひとつ。お通じ改善にもなるので、便秘がちな方はぜひスムージーやサラダで野菜をたっぷり摂りましょう。いつも食べている1.2倍の野菜を食べるだけでも、自然と胃腸が活発になってくるはずです。胃もたれが辛い人は暖かい食事で胃腸を労わりましょう。
軽い運動や入浴で体を温めることで代謝が上がりやすくなり、体脂肪の蓄積を防ぐことができます。反対に体が冷えた状態だと代謝が上がらないのはもちろん、血流が滞って体の疲労やむくみが改善されません。
食べた時こそ無理のない程度に体を動かし、湯船にしっかりと浸かるのが大切。心身共にリラックスできると、凝り固まった体や胃腸の緊張が少しずつほぐれていきますよ。
最後に、食べ過ぎてしまった日の翌日は早めに寝て体内時計を整えましょう。眠ることで筋肉が休まるのはもちろん、脂肪の分解が進んで内臓が早く回復していきます。次の日の集中力が上がったりやる気UPに繋がったりと、体以外にもいいことづくしです。
少し余裕がある方は、睡眠時間だけでなく質にも注目してみましょう。良い香りでリラックスしたり軽くストレッチをしてから眠ると、いつもより深く早く眠れるかもしれません。明日からの健康的な習慣の第一歩にもなりますよ。
では最後に、食べ過ぎてしまった翌日にやってはいけないNG行為をご紹介。
知らず知らずのうちにやってしまうようなことでも、それが積み重なればいずれ体型に現れます。以下の2つは、ぜひ日頃から気をつけてみてください。
朝起きて空腹感がないのであれば朝食だけは抜いても構いませんが、無理して丸1日断食するのはおすすめできません。
というのも、断食して胃の中が空っぽになると、次の食事の際に血糖値が急上昇してしまいます。そして血糖値が上がると脂肪を作る働きを促すインスリンというホルモンが分泌され、体がいつも以上に糖を吸収しやすくなってしまうのです。
また、食事のリズムが崩れると体内時計が乱れて代謝が低下してしまうというデメリットも。冒頭でも解説した通り、代謝UPとダイエットは切っても切り離せない関係にあります。食べ過ぎた翌日は摂取カロリーを減らしすぎるのではなく、栄養を補いつつ代謝をあげることにフォーカスするのが大切です◎
体の生成をサポートする成長ホルモンは、主に睡眠時に分泌されます。そのため、睡眠時間が短いと回復するはずの疲労やむくみもそのままの状態になってしまうのです。
いくら日中ハードな運動をして代謝を上げたとしても、疲労で次の日まともに過ごせなくなってしまっては元も子もありません。
また、夜更かしをしているとどうしても小腹が空いてお菓子に手が伸びてしまったりなどの誘惑も….。低カロリーなものだとしても、夜中はやはり何も食べずに眠るのが健康にも美容にも最適です。
楽しい会食や友人との飲み会のあとは、「ついつい食べ過ぎてしまった…また太ってしまう….」なんて罪悪感を抱いてしまうことも少なくありません。
とはいえ家族や友人と美味しい食事を囲むひとときは、人生においてとても大切な時間です。後悔は程々にして、早めに体をリセットする方向へと切り替えましょう!
今回紹介した習慣は、いつもの生活に気軽にプラスできる気軽なものばかり。ぜひできることから取り入れて、ストレスなく体型キープを目指してみてくださいね。