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押すだけ簡単!痩せるツボの部位や効果のでるコツを解説!

人間の全身に点在しているツボですが、その効果については現在、WHO(世界保健機関)によって実は定められています。痩せるツボについての部位や効果など意外と知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は押すだけで痩せるツボの位置や、効果の出るコツまで、ESPLIZAの高梁が解説していきます!

痩せるツボってなに?

痩せるツボについて紹介する前に「そもそもツボってどういったものかわからない」という疑問もあるでしょう。
痩せるツボを理解しておくことで、的確に高い効果を実感できるようになります。
それでは痩せるツボの詳細や効果について詳しく説明します。

痩せるツボとは何か?

ツボとは、身体中を巡っている神経が重なり合う場所を指します。
もともと古代中国においてツボによる治療法が発見され、2000年以上にわたり治療や美容法として活用されました。
ツボは全身に約360か所あるといわれており、押す場所によってさまざまな効果が期待できます。
ツボのなかには自律神経をおさえたりむくみを改善できるものがあり、マッサージをすることで痩せやすい身体作りができるのです。

隙間時間にできる

ツボ押しは空いた時間にすぐできるため、普段から忙しい方にも取り入れやすくなっています。
とくに入浴中は全身の筋肉がほぐれているので、ツボ押しをすることで血行促進できるのでおすすめです。
また仕事の空き時間でも化粧の上から目や顔のツボ押しをすることで疲れが取れます。
隙間時間にすぐできるため、疲れを感じたときはツボ押しをはじめるようにしましょう。
ツボ押し効果をより実感したいときは、入浴後や就寝前がおすすめです。

痩せるツボの3つの効果

痩せるツボを押すと、以下のような3つの効果が期待できます。

■自律神経のバランスを整える

■血行を促進させる

■食べ過ぎを抑制する

それでは順番に解説します。

①自律神経のバランスを整える

ツボを刺激することで自律神経のバランスを整えられます。
身体には「オキシトシン」というホルモン分泌量があり、ツボを押すことで自律神経の乱れをおさえる働きがあります。
身体だけでなく心も改善できるため、ツボ押しをすると多方面で良いケアができるのです。

②血行を促進させる

ツボには神経だけでなく血管も集中しているため、血行促進効果もあります。
ツボを押すことで内臓や身体の器官が活発にはたらき、硬くなった筋肉をほぐせます。
全身のコリも解消するので、仕事で疲れた身体をケアすることが可能です。

③食べ過ぎを抑制する

 

ツボを押すと自律神経を整えるので、食べ過ぎを抑制できるようになります。
自律神経が乱れていると、ストレスから過食の欲求が出やすいです。
ツボを押せば、自律神経からくる精神的な緊張をほぐし食欲をおさえられます。
食べ過ぎに悩んでいる方にとってもツボ押しは良い効果があります。

痩せるツボの部位を公開

代表的な痩せるツボとして、以下のような部位があります。

耳ツボ:「和髎(わりょう)、耳門(じもん)

​​手のツボ:合谷(ごうこく)

お腹のツボ:中脘(ちゅうかん)

足ツボ:湧泉(ゆうせん)、太渓(たいけい)

頭のツボ:百会(ひゃくえ)

それぞれツボの特徴や効果を説明するので、ぜひ身体の部位に合わせてツボ押しをはじめてください。

 

耳ツボ「和髎(わりょう)」「耳門(じもん)」

顔のリフトアップに効果的なツボは、耳の穴の前側にある和髎(わりょう)と耳門(じもん)の2箇所です。
2つのツボを両手の人差し指でおさえ、「あぐあぐ」と口を開け閉めして動かします。
こちらを6セット続けると、リフトアップ効果を期待できます。

むくみ解消

耳ツボを押すと血流やリンパの流れが良くなるため、むくみ解消効果を期待できます。
女性の方はメイク前にすることで、化粧が取れずむくみを解消できます。
むくみを解消すれば小顔効果も期待できるため、顔の大きさに悩む方にもおすすめです。

 

手のツボ「合谷(ごうこく)」

手には合谷(ごうこく)というツボがあり、肩こり、頭痛、眼精疲労などに効果があります。
合谷は、親指と人差し指の骨が交差する手の甲側のくぼみにあります。
片方の親指を合谷に当て、人差し指の方向に向かって押してください。
そのまま10秒程度キープしたら離し、3秒ほど経過したら再度押します。
こちらを3回〜5回繰り返せば完了です。
少し痛くて気持ち良い程度に刺激を与えることで効果を実感できます。

 

胃腸の働きを活性

合谷のツボを押すと胃腸の働きが活性化され、便秘解消の効果があります。
ほかにも肩こりや頭痛、眼精疲労の解消効果もあるため、デスクワークをしている方にもおすすめなツボです。
またお腹の消化機能を正常化することで痩せやすい身体作りができるようになります。

 

お腹のツボ「中脘(ちゅうかん)」

お腹には中脘(ちゅうかん)というツボがあり、脂肪燃焼やむくみ解消効果があります。
へそから指を4本そろえて当てたところにあり、お腹の中間あたりに位置しています。
起床時に刺激することで代謝を活性化させ、痩せやすい身体作りが可能です。
身体が冷えたときや冷たい飲み物を飲んだときにも効果があるため、冬の季節にも効果的です。

脂肪燃焼力アップ

中脘のツボを刺激すると、身体の脂肪燃焼力をアップできます。
胃腸の働きが活性化するので、体内にある余分な脂肪を燃焼可能です。
中脘のツボを押すときは、床にあおむけに寝て両ひざを曲げて立てます。
そして両足裏を合わせて両ひざを左右に広げ、左手の指4本分をへその上に置いて5秒程度押してください。
深呼吸を意識し、息を吐きながら押して吸いながらゆるめます。
椅子に座りながらでもできるので、場所に合わせてツボを押してみましょう。

 

足ツボ「湧泉(ゆうせん)」「太渓(たいけい)」

 

 

足には湧泉(ゆうせん)や太渓(たいけい)といったツボがあり、むくみ解消や自律神経改善などの効果があります。湧泉は足の指を曲げるとくぼむ部分にあり、太渓は内くるぶしとアキレス腱の間のくぼんだ部分にあります。
湧泉のツボを押せば、腎臓に働きかけることで体内の水分や老廃物の流れを良くします。
太渓のツボを押すと、全身の血行を良くして自律神経を整えることが可能です。
下半身の冷えに悩む方にも効果的なので、冷え性で悩むときにおすすめです。

 

デトックス効果/自律神経の調整

湧泉や太渓といったツボは、デトックス効果や自律神経の調整効果があります。
不眠にも効果があるため、寝つきが悪い方にも効果的です。
湧泉のツボを刺激するときは、足の裏を両手で包み込むようにして両手の親指を重ねて押します。
気持ち良さを感じる程度に強さを調整し、5秒程度かけてゆっくり押します。
深呼吸を意識しながら、5回ほど繰り返せば完了です。
次に太渓のツボを刺激するなら、両手の人差し指を使ってアキレス腱の間のくぼんだ部分を押します。
こちらも湧泉と同じく深呼吸を意識しながら5回ほど繰り返してください。
カイロで温める方法も効果的なので、足のツボを押すときは試してみましょう。

 

頭のツボ「百会(ひゃくえ)」

頭のてっぺんには百会(ひゃくえ)というツボがあり、自律神経を整える効果があります。
頭痛や肩こり、目の疲れを解消する効果があるため、デスクワークやパソコンを使うことが多い方にも効果的です。
ストレスや不眠にも効果があるので、適度にマッサージすることをおすすめします。
温めたハンドタオルやタオルハンカチを使って温灸をする方法もあります。
スマートフォンやパソコンを使う頻度が多く、自律神経の乱れに悩む方におすすめです。

 

空腹感を緩和

百会のツボを押すと自律神経の乱れを改善できるので、ストレスからくる空腹感を緩和できます。
百会のツボを刺激するときは、指の腹で頭のてっぺんを下へと押します。
ツボを押すときは、気持ち良さを感じる程度に調整してください。
10本程度の輪ゴムと輪ゴムで押す方法も効果的です。
温灸のように効果を実感したいときは、ハンドタオルやタオルハンカチを20秒〜30秒ほど温めて頭に起きましょう。

 

痩せるツボの効果の出るコツ!

痩せるツボの効果を高めたいときは、ツボを押すタイミングを意識することが大切です。
最適なタイミングでツボを押すことで、全身に良い効果を与えられるようになります。
こちらでは、痩せるツボの効果を出すときのコツについて解説していきます。

食後1時間は避ける

食後は食べたものを消化しているため、1時間程度はツボを押さないようにしましょう。
食後は消化器官に血液が集中しているので、ツボを押すと消化器官の血液が減って消化がさまたげられてしまいます。
また飲酒後にツボを押すと、血流が促進されて酔いが回るので注意しなければいけません。
そのため食後や飲酒をしたときは、時間を置いてからツボを押すようにしましょう。

 

お風呂上がりと寝る1時間前はゴールデンタイム

お風呂上がりと就寝前の1時間は、ツボを押すことに最適なゴールデンタイムです。
理由として、身体と心が最もリラックスしているタイミングだからです。
ツボ押しによって血流が上がることを考えると、就寝前の1時間前が良いタイミングといえます。
そのためツボ押しをするときは、お風呂上がりや寝る1時間目におこなうようにしましょう。

 

痩せるツボを実践する時の3つの注意点!

痩せるツボを実践するときは、以下のような注意点に気をつけましょう。

  • 妊娠中は控える
  • ツボ周辺に疾患がある部位は避ける
  • 飲食・飲酒後は控える

ツボを押す前に注意点を理解しておくことで、思わぬトラブルを避けられるようになります。
それでは詳しく説明していきます。

妊娠中は控える

妊娠中は刺激をさけるようにしましょう。

とくに臨月に入る前に強い刺激を与えてしまうと、流産になるリスクもあるので注意が必要です。

妊娠中は子供に栄養を与えておかなければいけないので、無理にツボを押すことはNGです。

どうしてもツボを押したいときは、妊娠に影響がないところを選ぶようにしましょう。

 

ツボ周辺に疾患がある部位は避ける

ツボ周辺に疾患があるときは、押すことをおすすめしません。
とくに高血圧や心臓付近に疾患を抱えていると、ツボを押すことで状態が悪化する恐れがあります。
ツボを押しても問題がないかチェックするときは、担当の医師と相談することをおすすめします。

飲食・飲酒後は控える

飲食後や飲酒後のツボ押しは控えるようにしましょう。
とくに飲食後は消化器官に血液が集中しているため、ツボを押すと消化器官の血液が減ってしまいます。
また飲酒後はアルコールによって血流が乱れているので、ツボを押すと酔いが回りやすくなります。

お酒を飲むと「アセトアルデヒド」という有害物質が体内に発生し、マッサージをすると有害物質が急速に全身をめぐってしまいます。

自分でマッサージをするだけでなく、お店で施術を受けるときも飲酒をしていないときにおこなうことが大切です。

とくに高血圧な方は、ツボ押しすることをなるべく避ける必要があります。
そのため飲食後や飲酒後は最低でも1時間程度置き、体調に問題がないと判断したタイミングでツボ押しをしましょう。

まとめ

痩せるツボ押しを実践すれば、習慣化することによって効果が安定し痩せる体質につながっていきます。ツボは1日10秒押すだけでも効果はあります。また続けて3週間経ったころから実感できると言われていますので、継続してやっていきましょう。

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