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肌の生まれ変わり、ターンオーバーとは?

美肌を目指して毎日スキンケアをしているのに、嬉しい変化が見られない。と悩んでいませんか?肌は身体の内側の状態を映すので、確かにすぐに改善するのはむずかしい場合があります。
美肌のカギを握っているのは「ターンオーバー」です。肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れることで、肌トラブルやざらつきなどの、あらゆるお悩みの原因にもなります。
そしてこのターンオーバーは、意外な要因によって乱れることがあります。知らず知らずのうちに、肌に負担がかかっていることも。

今回はそんなターンオーバーについて。サイクルが乱れる原因や、美肌に近づくためのスキンケアについて紹介します。
肌質改善やトラブルのない肌を目指す方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ターンオーバーってなに?

美肌を保つためには欠かせない「ターンオーバー」。この言葉自体には、聞き馴染みがあるのではないでしょうか。ターンオーバーとは、皮膚の生まれ変わりのサイクルのこと。

皮膚の構造は、表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」という順で並んでいます。
そして表皮はさらに「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」に分かれています。
表面の古くなった角質が垢となってはがれ落ち、新しい角質細胞が表面に表れることで常に健康的な肌を保っています。
基底層でつくられた細胞が少しずつ表面の方へ上がり、表面に表れ、はがれ落ちるまでの間がおよそ28日と言われています。
この28日という周期は人によって、そして年齢や身体の部位によっても異なります。

このターンオーバーのサイクルは、遅れても早まってもいけません。
ターンオーバーが滞ると、古い角質がいつまでも肌の表面に留まることになります。
また、早まってしまう場合は、まだ未熟である細胞が表面に表れることになるので、外の刺激から肌を守ることができず、トラブルのもとになってしまうことに。
ターンオーバーのサイクルが乱れてしまう要因は、意外なところにあるかもしれません。

 

 

ターンオーバーが乱れると、肌はどうなる?

ターンオーバーの乱れには、遅れて滞る場合と、早まる場合があります。
そこで、それぞれの状態のときには肌にどんな影響が出るのか。そしてどんな体質や生活習慣の人が起こりやすいのかを解説します。
普段の生活習慣を思い返し、鏡で肌をよく観察しながら、チェックしてみてくださいね!

 

ターンオーバーが滞っているとどうなる?

ターンオーバーが遅れると、古い角質が長く肌の表面に留まることになります。肌のざらつきやくすみの原因になります。あごやフェイスラインの辺りを触るとザラザラと感じる方は、ターンオーバーの滞りによって角質肥厚のような状態になっているかもしれません。
また、化粧水などで一生懸命保湿していても、肌が潤う感覚がない場合も、ターンオーバーの遅れによるものかもしれません。古い角質ばかりに吸収され、本当に届けたい新しい角質には届いていないことも考えられます。
身体の新陳代謝を高めることが大切です。スクラブなどの角質ケアアイテムも、うまく活用していきましょう。

ターンオーバーが滞りやすいのはこんな人

  • 手足が冷たい、身体の冷えがある
  • 運動不足で基礎代謝が低い
  • 緊張やストレスの多い生活
  • 栄養が偏った食事が多い

 

ターンオーバーが早まっているとどうなる?

反対にターンオーバーのサイクルが早すぎる場合、肌はゆらぎやすくなります。摩擦、花粉やほこりなどの刺激によっても肌荒れを起こしやすくなることも。
肌の赤み、かゆみ、ひどい乾燥、使い慣れた化粧水がピリピリと感じたら、ターンオーバーが乱れていることが考えられます。
摩擦や強い洗顔などの肌への負担を極力減らし、低刺激のクリームなどで肌を保護することが大切です。

ターンオーバーが早まりやすいのはこんな人

  • 肌がきめ細かく、繊細
  • 紫外線のダメージを受けやすい生活習慣
  • 角質ケア、洗浄力の強い洗顔、美白化粧品など、ターンオーバーを促進するアイテムをいくつも使用している
  • 洗顔のゴシゴシ洗いや、タオルなどで肌の摩擦を招いている

 

 

ターンオーバーを整えて美肌へ!すぐに始められるスキンケア

ターンオーバーが乱れやすくなる大きな理由のひとつに、誤ったスキンケアがあります。ターンオーバーが早まっている肌に角質ケアを繰り返し使っていても、かえって逆効果になってしまいます。
自分の肌をよく観察し、肌に合ったスキンケアの見極めや継続がとても大切です。ここでは、ターンオーバーを整えるために気をつけたいケアや習慣について、紹介します!

無理のないスキンケア習慣をつくる

ターンオーバーを整えることは、肌の生まれ変わりを整えること。表面だけをケアしていても、また数日だけしっかりとケアしても、サイクルが正常になることはありません。
長期的なケアができるよう、無理のないスキンケアの継続を目指しましょう。食事や運動によって身体全体を健康に導くことで、これから生まれてくる細胞も活き活きとしたものになるはずです。

肌をよく観察する

肌を鏡でじっくりと観察してみると、少しずつわかってくることがあります。例えば同じ顔でも、部位によって肌の状態は違っています。
頬は乾燥して、少し赤くなっていませんか?洗顔でこすりすぎているかもしれません。
鼻周りやあごは、ざらついていてほかの部位よりも固く感じるかもしれませんね。
部位によっての違いがわかってくると、「頬は化粧水を重ねづけしてみよう」「角質ケアはざらつきがあるところだけにしよう」などとスキンケアの傾向がだんだん見えてくるはず。

スキンケアの見直しは「洗う」ケアから

スキンケアの中でもターンオーバーが乱れる原因になりがちなのは、クレンジングと洗顔です。頬が上下に激しく動くほどゴシゴシと擦っていないか、熱いお湯で洗っていないかなど、細かく見直してみましょう。
洗浄力が強い洗顔料を使っている場合は、洗顔後にひどくつっぱるような感覚があるかもしれません。その場合は、クレンジング剤や洗顔料の見直しを。

角質ケアはざらつきが気になる部分だけ

拭き取り化粧水やスクラブなどを使用する方は、必ずしも全顔に使用する必要はありません。
肌をじっくりと観察したうえで、ざらついている部分にだけ使用するようにしましょう。
顔全体の肌の色が均一に近づき、化粧のノリも良くなるはずですよ。

紫外線対策を忘れずに

肌のお悩みの約8割は、紫外線の影響によるものと言われています。
紫外線対策をせずにスキンケアばかりを頑張っていても、効率が悪いですよね。
日焼け止めや帽子、衣類での対策をばっちり行いましょう!

自律神経の乱れを防ぐ

内臓のはたらきや体温を司る自律神経が乱れると、冷えや血流の悪さに影響します。
血行の悪い身体は、隅々まで酸素や栄養が行き届かず、新陳代謝が滞ってしまうことに。ターンオーバーもうまくできなくなってしまいます。
過度なストレスを溜めない、生活リズムを整えることなどを意識しましょう。
夜はぬるめのお湯でリラックスモードに、朝シャワーは熱めのお湯で活動モードに切り替えるなど、基本的なことから始めてみるのもおすすめですよ。

 

 

まとめ

ターンオーバーを整えることは、美肌を目指すうえでとても大切です。
ターンオーバーが滞っているので促進しなきゃ!と考える方も多いようですが、ターンオーバーのサイクルが滞っているか早まっているかは、人によって異なります。

肌をよく観察し、それぞれの状態に合わせたスキンケアを見極めることが、肌質改善や美肌への近道です。まずはじっくりと肌を見て、簡単にできることから始めていきましょう!

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