女性らしさ溢れる美bodyに欠かせない要素が、メリハリ。女性においては、締まったウエストに上向きバストとヒップの組み合わせは、まさに美bodyですよね。でも、どちらかの要素しか無いと、とたんにバランスは崩れてしまいます。
例えばウエストが細くくびれていても、バストもヒップもたれ気味でハリが無いのでは美bodyとは言えません。魅力アップのポイントは、出ているところの高さと位置。自分のバストやヒップが今どんな状態なのかを知り、高さと位置のベストバランスを目指していきましょう!
バストは大きさばかりが注目されがちですが、美しいバストラインに大きさはあまり関係ありません。大事なのは、バストトップの高さと位置。
高さが足りているのかどうかはとても分かりやすく、お腹よりバストトップが出ていれば、それだけで美しいバストの条件は一つクリアです。分かりにくいのは美しく見える位置。絶えず重力の影響を受けるバストは、放っておけば自然と垂れてしまいます。また、出産や授乳を経ると、一度サイズアップしたバストがもとに戻るとき、下に垂れやすくなります。
バストが垂れてしまうと、それだけで老見えの原因に。さらに、デコルテまわりが痩せてやつれた印象となっていまいます。まずは自分のバストは大丈夫なのか、位置をチェックしてみましょう。
バストの位置をチェックするには、まずバストより上が見える鏡の前に立ちます。下着を取り、正面向きになってください。次に、鎖骨のくぼみとバストトップを線で結んで、三角形を作ります。
この三角形が正三角形であれば、バストトップは美しく見える位置にあります。もし縦長の三角形なら下に垂れ気味、横長であればワキの方向に脂肪が流れてバストが離れている状態です。
もう一つ、横から見た時に腕のどのあたりにバストトップがくるのかを見る方法もあります。腕をまっすぐ下におろして背筋を伸ばして立った時、バストトップが二の腕の半分より上の位置にあれば正しい位置、下になれば垂れ気味ということになります。
もちろん、バストの形は個人差があるので一概にこれが正しいというわけではありません。美しいバストを保ちたいと思っているなら、実際に計測して自分の基準を見つけてみるのも良いですね。
バストの大きさは生まれ持った体質の影響もありますが、美しいバストラインになれるかどうかは普段の習慣が大きく関わっています。まず、一番気をつけたいのは姿勢です。
座った時、楽だからと猫背になってしまっていませんか?猫背になると肩が前に出てしまうので、自然とバストが垂れてしまいます。それだけでなく、下腹に脂肪がついてしまいポッコリお腹に。猫背をクセにしていると、バストトップの位置は下がりお腹の方が前に出るという、美bodyとは真逆の方向に向かってしまいます。
また。寝る時はノーブラという人も要注意!バストは何も支えが無い状態だと自然と垂れてしまいます。睡眠時間はけっこうな長時間となるので、やはりブラジャーは着けて寝るようにしましょう。締め付け感やホックが当たるのが嫌な人は、寝る時専用のナイトブラの着用がおすすめです。
美しいバストラインをキープするには、まず自分のサイズに合ったブラジャーを選ばなくてはなりません。バストは月経前後で大きさが変わるだけでなく、加齢や体調の変化などが加わってさらに変化は大きくなります。
正しいサイズは、下着ショップで専門スタッフに計測してもらいましょう。メーカーによっては同じサイズでも大きさが違うことがあるので、相談しながらブラジャーを選ぶのが理想的です。キツ過ぎるブラジャーはバストラインを崩し、ブカブカすぎると垂れる原因となってしまいます。
また、筋肉の無いバストを支えるためには、土台の筋力アップも欠かせません。手軽でおすすめの筋力アップ方法は、合掌のポーズ。手のひら同士をバストの前で合わせて、ヒジから手首を一直線になるようにします。
力を入れて手のひら同士を押し合う状態を「10秒キープ→ゆるめる」のサイクルを10回ほど繰り返しましょう。ただし、注意点として毎日やるとバストの脂肪の代謝が上がってしまいサイズダウンにつながるということ。2、3日に1回を目安に、ゆるい気持ちで筋トレを行いましょう。
下向きに垂れてしまうのは、バストだけではありません。ヒップもまた意識してケアしなければ、大きさに関わらずどんどん下がっていきます。特に、筋肉が無く平べったく垂れたヒップはピーマン型とも呼ばれ、後ろ姿が老けて見える大きな原因となります。
理想のヒップは桃のような丸みのある形。そんな形になるためには、バスト同様ヒップトップの位置はかなり重要です。
直接目視しにくいヒップは、自分がどのような状態なのか把握しづらいですよね。自分のヒップの位置を知るには、ヒップから上が見える鏡が必要です。鏡の前に横向きに立ち、背筋をのばして腕を下におろします。手首から上にヒップトップがあればOK、手首より下であれば垂れ気味となります。
全身で見た時には、ヒップトップの位置が身長の2分の1となるのがベストバランスと言われています。モデルのような長い足ではなくても、高さのバランスさえよければ美bodyに近づけるのです。
ヒップトップの位置を高くするには、バストと同様に筋肉をつけることが大事になってきます。エレベーターではなく階段を使う、立ち姿勢の時はつま先立ちをしたり膝を伸ばしてかかとを後ろに上げたりと、日常でヒップまわりの筋肉を意識すると効果的です。
また、座る姿勢が長く続く人はヒップの血流が滞りがちです。放置しておくと、むくんでセルライトを発生させてしまうので、ヒップまわりをほぐすマッサージも取り入れてみてくださいね。体が温まってほぐれる、入浴中やお風呂上りに行うのがおすすめです。
美bodyとなるためには、バストとヒップの高さや位置のバランスが大事なポイントとなります。バストトップはお腹よりも前出ていて上向き、ヒップは手首よりも上の高さにヒップトップがくるのがベストバランスです。
どちらにも大事なのは、土台の筋肉を強化して垂れない体を作ること。バストに関しては、下着選びも垂れさせないためのポイントとなります。日常の生活でちょっとバストとヒップを意識するだけで、これから年齢を重ねていっても若々しさをキープできます。あとから後悔しないためにも、もちろん美bodyを作るためにも、ベストな位置と高さをキープする習慣を身に付けてくださいね。