ダイエット食品の中でも、グルコマンナンという食物繊維、
カルシウムやミネラル、さらにはセラミドなど
体に良い働きをする物質を多く含むこんにゃくは
大変重宝される食品です。
スーパーなどでこんにゃくを見かけると黒いものと白いものがありますが、
生芋から作ったものは黒く、皮などを除いた粉だけで作ったものは
白くなっているそうです。
こんにゃくは、平安時代に中国から日本へ伝わり、
江戸時代には食卓に定着しており、
食物繊維はコレステロール値や血糖値を下げる働きがありますので、
糖尿病などの薬用にも使われていたそうです。
ダイエット食品としては、おなかの掃除をしてくれるので、
腸内環境を整え便通を良くしたり、100gあたり5kcalとカロリーが高くなく、
胃の中などで水分をさらに吸って大きくなるので、
少量で満腹感が得られるというメリットから、
こんにゃくを使用したメニューは定番になっています。
炭水化物の代わりに麺状などにして食べる方法や、
ご飯に加えてかさ増しにしたり、
味付けを工夫して食べやすくする方法などが在ります。
こんにゃくの一日の摂取量の上限は4~5gといわれています。
あまり食べ過ぎては逆に胃が大きくなるのを助けてしまうので注意が必要です。
いくらこんにゃくがダイエット食品に良いからと言って、
単品の置き換えダイエットにしてしまうと、
ほかに必要な栄養素が足りなくなってしまい、
結果的には健康を害してしまう恐れがありますので注意が必要です。