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夏の疲れは夏のうちに!!身体の巡りを良くしよう‼(活性酸素についてと疲れをためない体について)

「十分眠っているつもりなのに、疲れがとれない」「身体がだるくて辛い…」そんな悩みを持つ人は多いですね。

特に夏は、時に35度以上にもなる外気温とエアコンの効いた室内との温度差、冷たい食べ物や飲み物、熱帯夜での睡眠不足などもあって、疲れがたまりやすい季節です。

そこでこの記事では、そもそも“疲れ”とは一体何なのか?疲れをためない体を作るにはどうすれば良いのか?について詳しく解説します。

この記事を読むと、疲れをためない身体を作るポイントがわかりますよ。夏の疲れは夏のうちに解消しましょう!

“疲れ”って何?

そもそも“疲れ”とは何なのでしょう?疲れとは、身体からの「休息をとりなさい」という警告です。

運動による肉体的な疲れや、ストレスによる精神的な疲れがたまると免疫力が低下し、様々な病気の原因である細菌やウィルスとの戦いに勝てなくなります。疲れを感じるのは、生きていくために必要な体からのサインなのです。

では、疲れを引き起こすそもそもの原因は何なのでしょうか?

以前は、疲れの原因は運動によって体内に蓄積された“乳酸”にあると考えられていました。しかし乳酸は運動後30分程度で体内から消えてしまうため、現在ではむしろエネルギー源であるとされています。

さらに近年の研究により、疲れの原因には“活性酸素”と呼ばれる物質が大きく関わっていることがわかってきました。

疲れの原因「活性酸素」とは?

私たちが身体や脳を働かせるためには、血液によって運ばれてきた栄養分を酸素で燃やし、エネルギーを作る必要があります。酸素が燃える際に必ず発生する物質が“活性酸素”です。

活性酸素には私たちの身体の細胞を錆びつかせる作用がありますが、通常の状態なら身体に備わった抗酸化力が働き、活性酸素を除去するので問題ありません。

ただし、活動量が多すぎる場合や、多大なストレスで抗酸化力が不足すると、活性酸素によって細胞が錆びつき、十分なエネルギーを作ることができなくなります。その結果、身体が疲れている状態になっていくのです。

疲れを放置するとどうなるの?

過剰な活性酸素によって傷つけられた細胞も、適切な休息を取ることで回復します。
しかし身体からの疲れの警告を無視して動き続けると、以下のような症状におちいります。

  • 慢性疲労:身体は常にエネルギー不足になるため、疲れが取れず慢性疲労になります。
  • 肌のシミ、シワ、白髪などの老化現象:細胞が傷つけられると老化が進み、老け込みます。
  • 思考力の低下:脳内で発生した活性酸素が自律神経を傷つけ、思考力が低下します。
  • 動脈硬化や癌などの生活習慣病:活性酸素が正常な遺伝子を攻撃し、生活習慣病を引き起こします。

このような状態を招く原因である「活性酸素」を過剰に増やさないことが、何よりも大切なのです。

では、活性酸素が増える原因として、どういったことが考えられるのでしょうか。

活性酸素が増える主な原因

活性酸素が増える原因は、加齢や喫煙、アルコール、紫外線、運動不足、ストレス、食生活の乱れや偏り、睡眠不足など様々です。

私たちの身体には、活性酸素に対抗するための抗酸化力がもともと備わっていますが、抗酸化力は年齢と共に弱くなっていきます。

疲れが取れにくくなった、シミやシワ、肌荒れが目立つなどの症状は要注意のサインだと考え、できるだけ活性酸素を減らす生活を心掛けることが大切です。

疲れをためない身体になるための4つのポイント

抗酸化力をアップして疲れをためない身体になるためには、どのような注意が必要なのでしょう?

ここでは4つのポイントにまとめて解説します。

【ポイント1】生活習慣の見直し

生活習慣を見直すことで活性酸素の発生を減らしましょう。特に注意すべきは、タバコ、アルコール、紫外線です。

  • タバコ:タバコの煙には多量の活性酸素や有害物質が含まれています。また、タバコを1本吸うと、抗酸化物質であるビタミンCが身体から100mg(1日に必要なビタミンCの1/2)も失われてしまいます。タバコは喫煙者だけでなく家族など周りの人の細胞も破壊していくものなので、ぜひ禁煙をオススメします。
  • アルコール:お酒の飲み過ぎにも要注意です。肝臓がアルコールを分解する際に発生した活性酸素が、身体の細胞を傷つけます。アルコールの適量は体重や年齢、アルコール分解能力によって個人差がありますが、厚生労働省の基準によると、男性で1日にビール500ml、女性はその1/2~1/3程度とされています。
  • 紫外線:紫外線にあたることで、皮膚上に活性酸素が発生し、皮膚細胞を傷つけます。シミ、シワ、肌荒れの原因になるため、帽子や日傘、UVクリームなどで紫外線ケアをしましょう。

【ポイント2】食生活の見直し

栄養バランスの取れた食生活は非常に大切です。中でも、活性酸素を除去する抗酸化力の高い食品を、積極的に摂るようにしましょう。

抗酸化力の高い食品とは、色の濃い緑黄色野菜になります。ピーマン、ほうれん草、トマト、パプリカ、人参、アスパラガス、カボチャなどですね。これらの野菜は身体の老化を防ぎ、脳の老化と言われるアルツハイマーなどにも力を発揮します。

食育では「野菜350g、果物200g」を毎日食べることが推奨されており、野菜350gのうち、緑黄色野菜は120g必要と言われています。

年齢を重ねることは止められませんが、老化は食事に気を付けることでかなり防げます。緑黄色野菜を十分に摂取し、抗酸化力をアップしましょう!

【ポイント3】軽い運動

活性酸素を減らすために適した運動は、軽い運動です。なぜ激しい運動がいけないかというと、取り込む酸素の量が増えるからです。

仮に激しい運動を炎天下で行うと、呼吸回数が安静時の10倍近くまで増え、しかも活性酸素は普段の40倍程度まで上昇します。こういう運動を続けると身体の細胞が大きく傷つき、結果的には寿命すら縮めてしまうのです。

活性酸素を減らすためには、ウォーキングや水中歩行などの軽い運動が適しています。軽い運動を行うことで抗酸化力がアップし、老化を防ぐ効果が期待できます。

【ポイント4】ストレスをためない

人が生きていく上で、ある程度のストレスは避けられません。しかし多大なストレスは活性酸素を大量に発生させ、細胞を傷つけてしまいます。

何より大切なのは、ストレスをためない生活を心掛けることです。1日に30分でもいいから、自分の楽しみのための時間を作る、軽めの運動を楽しむなどで、ストレスを上手く回避しましょう。

身体の巡りを良くして抗酸化力をアップしよう

活性酸素を除去するには、軽い運動や抗酸化作用のある緑黄色野菜を摂ること、ストレスをためないことが大切です。

そしてもう一つ、活性酸素対策として提案したいのが、“身体の巡り”を良くすることです。

カチカチに凝った首や肩、重い腰、浮腫んだふくらはぎなどに悩む方は多いですよね。このような体の凝りや浮腫みにも、実は活性酸素が深く関わっています。

身体を十分温めて血行を促進し、心地よいリンパマッサージを受けると巡りが改善され、抗酸化力のアップが期待できると言われています。

滞っていたリンパや血行がスムーズに流れて老廃物が速やかに排出されると、身も心もすっきりし、老化の大敵であるストレス解消にも大きな効果がありますよ。

食生活の改善や軽い運動と共にマッサージで巡りを改善し、活性酸素に打ち勝ちましょう。

まとめ

“疲れ”の原因である活性酸素を除去し、疲れをためない身体になるにはどうすれば良いかについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事の要点は以下の通りです。

  • “疲れ”は「休みなさい」という身体からのサイン。疲れを感じたら早めに休息をとりましょう。
  • “疲れ”の本当の原因は活性酸素です。
    「タバコはやめる」「お酒は適量に」「抗酸化作用のある緑黄色野菜を摂る」「軽い運動を行う」「ストレスをためない」「マッサージで体の“巡り”を良くする」

これらを積極的に実践し、活性酸素を除去しましょう。
夏の疲れは夏のうちに解消!元気に夏を乗り切ってくあださいね。

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