せっかくダイエットして体重が減ったのに「太ももだけなかなか痩せない」と悩んでいる女性は多いもの。
食事制限だけでは太もも痩せは難しいので、運動は必須です。
しかしやみくもに運動すると、かえって太くなることもあります。
そして運動だけでは、体に溜まった老廃物が流れないので、太ももを細くするのは難しいのが現状。
そこで今回は、太もも痩せの正しい方法3ステップをご紹介します。すべてのステップを行うことで、太ももは少しずつ細くなるはずです。
300名以上の女性にパーソナル指導した経験がある元ピラティスインストラクターで、10年以上ダイエットを研究してきた筆者がお教えします。
ご自宅で簡単にできる方法を集めたので、ぜひ今夜から実践してみてください。
太ももが太い理由は、ずばり「姿勢」と「むくみ」が関係しています。
まず、姿勢の歪みは、全身の筋肉のバランスの崩れに繋がります。どこかの筋肉を過剰に使いすぎたり、反対に使わなさすぎたり。
例えば、反り腰の姿勢をしやすい方は、骨盤が傾くことで前ももが張りやすくなり、反対にお尻の筋肉は衰え、ヒップにたるみが生じます。
さらに悪い姿勢で血行不良が起こり、さらに太もも痩せが難しい状態になるのです。
そして太ももは、むくみによっても太くなることが多々あります。
太ももの付け根にはリンパ節があり、老廃物が溜まりやすい部分です。そのため座り続けで仕事する方や運動不足の方は、むくみやすい傾向にあります。
姿勢とともにむくみを改善することが、太もも痩せの近道、と言えるでしょう。
太もも痩せに重要な「姿勢」と「むくみ」を解消するためには、運動だけでは足りません。
「筋トレ」「ストレッチ」「マッサージ」。この3ステップを行うことで、確実に太ももは痩せやすくなります。
筋トレで姿勢を整え、ストレッチやマッサージでむくみを撃退するのです。
すでに運動はしているけれど効果がないと感じる方は、ぜひストレッチやマッサージをプラスしてみてください。
太ももを細くするためにオススメの筋トレをご紹介します。
思い立った時にできて、太もも痩せにも効果のある「スクワット」。太ももだけではなく、お尻や股関節、体幹も使えるトレーニングです。
寝ながら内ももの筋肉「内転筋群」を鍛えられるトレーニングです。
前ももの筋肉である「大腿四頭筋」をゆるめ、反対側の太ももの裏の筋肉「ハムストリングス」やとお尻の筋肉「大殿筋」を鍛えるエクササイズです。
筋トレをした後は、ストレッチでクールダウンすると、疲労が溜まりにくく脚のむくみを防止できます。
内ももの筋肉の「内転筋群」は、ストレッチする機会が少ないため、凝り固まりやすいパーツです。
ストレッチでしっかりとほぐしましょう。
姿勢が歪んでいると、前の太ももが張りやすくなる方が多いです。前ももの筋肉である「大腿四頭筋」をゆるめて改善しましょう。
内ももの筋肉が弱かったり、立ち姿勢にクセがあったりすると、太ももの外側にある筋肉「大腿筋膜張筋」が緊張することで、外ももが張りやすくなります。
ストレッチで外側の筋肉のコリを取り除きましょう。
ストレッチした後は、アロマ入りのボディオイルなどを使って、リンパの流れをよくするマッサージを行いましょう。
今回は、憎き太もものお肉を引き締めて細くする方法をご紹介しました。
悪い姿勢による筋肉のアンバランスや、むくみを改善する方法を実践すれば、太ももが徐々に細くなるはずです。
お伝えした内容は、どれも簡単に取り組めるものばかり。太もも痩せは継続が命なので、続けやすいものだけを厳選しています。
今日から早速ケアをスタートして、綺麗な太ももをゲットしましょう!