マスクは肌荒れだけが問題じゃない

感染症予防のために、マスクが必要な生活はまだまだ続きそうな様子ですね。
マスクによるニキビや肌の赤み。蒸れによる化粧崩れなど、今年は今までとはまた違う肌トラブルに悩む方も多いのではないでしょうか。

ですが、慣れないマスクでの生活によって影響を受けるのは、肌だけではありません。
普段はあまり意識しないかもしれませんが、知らず知らずのうちに身体にも影響を受けているのです。

マスクによって大きな影響を受けることのひとつが、呼吸です。
人間は呼吸によって酸素を取り入れ、それが全身に送られることで活動しています。
そんな酸素が不足すると、身体にはどんな影響があるのでしょうか?
酸素不足の原因や、対策も一緒に紹介していきます。

マスクやその他の原因による酸素不足

そもそも、酸素不足はどんなことが原因で起こるのでしょうか。

原因は大きく分けて2種類あります。
息を吸うときの空気中の酸素の濃度が薄い場合と、呼吸自体が浅くなってしまっている場合です。

空気中の酸素の濃度が薄い場合、その大きな原因に、マスクの着用が挙げられます。
今年は、感染症対策によりマスクの着用が必要になりました。
今までほとんどマスクを使うことがなかった方もいるのではないでしょうか。
マスクを着用している時に、なんとなく息苦しいと感じることもありますよね。

地球の大気中には、約21%の酸素が含まれています。この空気を吸い込んで、肺の中で酸素を取り込みます。息を吐き出すときには、酸素の割合は約15%程になっています。

ですが、マスクを着用した状態での呼吸は違います。
マスクが呼吸の妨げになるので、そもそも身体に取り入れる空気の量が少なくなります。
そして、自分の吐いた息をもう一度吸ってしまうことが多いため、取り込む酸素の濃度が低く、息苦しさを感じる場合があるようです。

これからもしばらくは着用が必要になりそうなので、マスクの選び方なども、後述で紹介していきます。

マスクの着用による酸素不足以外にも、現代人には呼吸そのものが浅くなってしまう原因がたくさんあります。

ストレス

ストレスを感じると、交感神経が優位になって身体が緊張したような状態になります。
そんな状態では、吸うばかりの呼吸になりやすく、うまく息を吐くことができなくなります。
体内に空気が残ったままでは、新鮮な空気をたくさん取り入れることができなくなるので、意識的にゆっくりと、深く吐くことが大切です。

猫背や、同じ姿勢が長時間続く

スマホやデスクワークなどにより、同じ姿勢が続く方も多いですよね。前かがみの姿勢では肺が圧迫され、横隔膜の筋肉が動きづらくなってしまいます。深い呼吸がしづらくなるのを防ぐためにも、こまめなストレッチや運動が必要です。両肩が以前よりも前に出るような姿勢になったと感じる方も、要注意ですよ。

偏った食事

意外にも、呼吸の深さは食生活によっても変わってきます。偏った食生活を送り続けると、内蔵に脂肪がつきやすくなります。その内蔵脂肪が肺の動きを妨げるため、だんだんと呼吸が浅くなってしまいがち。動物性の脂肪や、コレステロールの摂りすぎには注意が必要ですね。

酸素不足は身体にどんな影響がある?

酸素は、人間の身体にとって最も大切なエネルギーといえます。
脳や身体の運動に必要なだけでなく、摂り入れた食物を体内で栄養素に変えるときにも酸素が必要です。

その他にも、慢性的に酸素が不足すると、身体には様々な影響が起こると言えます。
代表的なものをいくつか紹介していきます。自分に当てはまるものがないか、最近の体調を思い浮かべながら想像してみてくださいね。

疲れやすい、ふらつきやすい

酸素不足によってエネルギーが不足すると、息苦しさや身体のふらつきを感じます。
場合によっては頭痛や不眠、めまいなどの症状にもつながります。

集中力がない、続かない

全身の酸素の約25%が脳に使われると言われるくらい、脳にとって酸素は重要な役割を果たします。酸素が不足すると記憶力や集中力に影響します。物忘れや短時間で集中が切れることが多くなることも。目のピントを合わせるにも酸素が必要なので、視力の低下が気になる方も注意が必要です。

脂肪が減りにくく、ダイエットの結果が出にくくなる

ダイエットと呼吸の関係は想像しにくいかもしれませんが、酸素が不足すると脂肪の分解酵素の働きも悪くなります。脂肪の燃焼がしにくくなり、ダイエットや運動をしても、痩せにくい身体になってしまう場合も。

イライラする

呼吸が浅いと、交感神経が優位になって落ち着かない状態が続いてしまいますよ。深い呼吸は、それだけでリラックス効果にもつながります。緊張しているときや、気分が落ち着かないときは今一度ゆっくりと深呼吸をすることを心がけてみてくださいね。

顔色が悪くなる

呼吸は血流にも大きく影響します。身体の隅々まで酸素が行き渡ることで血色が良くなったり、肌のツヤにつながりますよ。明るい顔色や肌細胞の生まれ変わりにも影響するので、肌がくすみがちな方にも呼吸はとても重要です。

むくみや肩こり

筋肉にうまく酸素が行き渡らないと、疲労物質が蓄積しやすくなります。横隔膜の動きが悪くなることで肩こりや腰痛、むくみや肩こりの原因にもなるので、積極的に酸素を取り込むことや、適度な運動やストレッチが効果的です。

十分な酸素を取り込んで明るい肌に

酸素不足や、呼吸が浅くなってしまう原因と、酸素不足が身体に与える影響について紹介してきました。
普段の生活の中で、気づいたときには深呼吸をするなど、とても簡単なことだけでも実践することで、ずいぶんと変わってきます。
その他にもできそうなことを紹介していくので、ぜひ今日から始めてみてくださいね。

鼻からゆっくりと息を吸う

鼻で息を吸うことで、細菌やウイルスの侵入を防ぐことができます。
また先ほども伝えた通り、呼吸をする上では吐くことがとても大切なので、鼻で吸って口で吐く、ということを意識してみてくださいね。

マスクのサイズやタイプを確認する

普段着用しているマスクが自分に合っているかを確認してみてください。特に、鼻の周りがきつすぎると、息苦しくなってしまいます。また、ガーゼマスクやプリーツマスク、布マスクなど、たくさんの種類のマスクが販売されているので、色々試してストレスなく付けられるマスクを探してみてくださいね。

深い呼吸は、美容や健康にとって絶対に欠かせません。
息切れや頭痛などを防ぐことはもちろん、肌の状態にも大きく関わっています。
酸素が隅々まで届かないと、血流や細胞の活性の妨げにもなってしまいます。
細胞の隅々まで酸素が届くことで肌のターンオーバーもきちんとしたリズムに整うので、クマやくすみが気になる方はまず呼吸を見直してみるのはいかがでしょうか。

まとめ

マスクの着用や、その他の原因による酸素不足について紹介してきました。
普段の生活の中で、息苦しいなと感じても「マスクを着けているからしょうがない。」と思っていませんか?

そのまま放っておくと、集中力が切れやすくなったり、体調に影響してくるかもしれません。
また、今後の肌ツヤにも大きく影響してくるはずですよ。

自分に合ったマスクを選ぶことや、定期的に呼吸を見直すことなど、すぐに改善できることもあるので、今一度呼吸が浅くなっていないか、などこの機会に確認してみてくださいね。

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