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ランチ後の睡魔は太るサイン!

仕事や学校の日の楽しみといえば、ランチ休憩!という方はいませんか?
職場の近くのお気に入りのお店でランチをしたり、コンビニで気になっていた新商品を試したり。お弁当を持って行っていても、唐揚げや肉まんなどのホットスナックや、デザートだけはついつい買ってしまったり。学食や購買もとても魅力がいっぱいですよね。

たのしいランチタイムを過ごすとお腹が満たされるだけでなく、気分もリフレッシュします。
午後からの仕事や授業も頑張ろう!と気合いを入れたそばから、猛烈な睡魔が襲ってくる…という経験がある方も多いのではないでしょうか。
デスクワークをしながら視界がゆらゆら…。しばらく我慢したり、立ち上がってストレッチなどをしてみてもなかなか眠気が覚めない!なんてことも。

そんなランチ後の睡魔は、太りやすくなっている身体からのサインかもしれません。
せっかくの身体のサインを見逃さず、太ってしまう前に生活を見直しませんか?
今回は、睡魔に襲われるときの身体の状態や、改善方法などについて紹介していきます!

ランチ後の睡魔。身体はどんな状態?

では、なぜランチ後の睡魔が太るサインなのでしょうか。
学生時代、午後の授業は特に居眠りをしてしまう人は多かったですよね。
社会人になってからも、午後の事務作業はツラいという方も多いようです。

食後の睡魔は、消化器官に血液が集まったり、内蔵を優先的に働かせるために身体はリラックスモードに切り替わるので、多少の眠気であれば何も問題はありません。
ですが、毎日のように睡魔に襲われる方や、寝ないことには耐えられないくらいのつよい眠気が続く方は、要注意ですよ。

食後の睡魔は、糖質の摂りすぎによる「過血糖」や「低血糖」の可能性があります。わたしたちの身体は、食べ物を摂り入れると血液中の糖が増えて血糖値が上昇します。
通常血糖値が上昇すると血糖値を低下させるはたらきの「インスリン」が分泌され、数時間のうちに元の血糖値に戻ります。
ですが、「過血糖」という状態は、糖質を摂りすぎてしまうことにより、インスリンの量が追いつかずに起こる現象です。脳にブドウ糖が行き渡らず、眠気や倦怠感、頭がぼーっとしてしまうことが多くなります。
また、「低血糖」は、血糖値が上がったときにインスリンが大量に分泌されることにより、逆に血糖値が急激に下がることを言います。低血糖もまた、脳のブドウ糖が不足してしまいます。

眠気以外にも、低血糖は食べ過ぎの原因になる可能性があります。インスリンが大量に分泌されて、血糖値がガクッと低下した場合、これもまた脳がエネルギー不足だと錯覚するので、空腹と錯覚し、素早くブドウ糖に変換できる糖質を求めて炭水化物や甘いものが食べたくなります。
お酒をたくさん飲んだあとに、お腹がいっぱいのはずなのにラーメンが食べられてしまうのも、インスリンの大量分泌による、脳の錯覚です。
そして摂取した糖質はブドウ糖になり、エネルギーとして脳や身体で使われますが、使いきれずに余った糖質は、中性脂肪として、体内にどんどん蓄積されていくのです。とても恐ろしい現象ですね…。

このように血糖値が急激に上がったり下がったりすることで、脳が栄養不足と認識し、つよい眠気や空腹感を引き起こすのです。

過血糖や低血糖を防ぐには?

糖質のとりすぎが、過血糖や低血糖を引き起こしているとお伝えしてきました。
では、普段の生活の中では具体的にどんなことに気をつければいいのでしょうか?

炭水化物や糖質の量を調節する

糖質といえば、なんといっても炭水化物ですよね。糖質の高い白米や麺類、パンなどは血糖値を急激に上げてしまいます。特に精製された小麦や砂糖などの食べ過ぎには注意が必要です。
コンビニでランチを買うと、どうしても糖質が多くなりがちです。パンと麺類や、おにぎり2つ、などではなくサラダやゆでたまごなども加えて野菜やタンパク質を意識的に食べるようにしてみてくださいね。
どんぶりや、うどんなども手軽に食べられて美味しいので魅力的ですが、もしそういったものを食べる場合は、せめて野菜から先に食べることを習慣づけてください。血糖値が急激に上昇するのを防ぐためです。

食事の量を見直す

食後の睡魔の原因は過血糖の可能性があると説明してきましたが、そもそもの食事の量が多い可能性もあります。
年齢とともに、代謝するエネルギーの量は減少していきます。ですがそれに伴って食事の量が減っていく方は少なく、若いころと食べる量がそれほど変わりません。年齢を重ねるごとに太りやすくなる方が多いのも、それがひとつの原因です。
いつも満腹になるまで食べている人は、腹八分目くらいの量を時間をかけてゆっくりと食べるのが、おすすめですよ。

ストレスや疲れたときに注意する

とても疲れたときや勉強などで頭を使ったとき、甘いものが食べたい!と感じることはありませんか?それは、エネルギーであるブドウ糖が不足しているためです。脳や血液中のブドウ糖が減少して血糖値が下がると、脳が甘いものを摂取しようと指令を出します。
甘いものが食べたくなるのは脂質よりも糖質の方が手っ取り早くエネルギーになるためですが、糖質をとっても脳が一時的に満足するだけ。そして糖を摂らなかったとしても、筋肉を壊して糖をつくろうとするので、ストレスが疲れが多い状態は、高血糖になりがちです。
ストレスの原因を減らすのが一番ですが、急には難しいですよね。
甘いものが食べたい!と感じたときには、甘いものを大量に摂取しないように注意してください。
クッキー1枚やチョコ1粒、などと決めて、摂ってくださいね。おすすめは、あまりたくさんはもったいなくて食べられないような高級チョコレートを用意しておくことです。

食事の時間を規則的にする

食事の時間が不安定で、空腹の状態が続いたり、食事と食事の間があまりにも短い場合は、血糖値の安定が難しくなります。体内で糖を作り出したり、血糖値を下げることができないまま次の食事が始まったり、なんて事にも。できる範囲で食事の時間は毎日揃えて、時間が空いてしまいそうなときには最低限の間食をするなど、血糖値が一気に上がらないような工夫をしてみてくださいね。
朝食を抜くのも、ランチまでの時間が長くなって空腹状態が長く続くので、スープやフルーツなど、少しでも何か胃に入れてでかけるようにしましょう。

まとめ

今回は過血糖について、紹介してきました。
普段何気なく感じているランチ後の睡魔ですが、放っておくと身体にとって大きな影響につながります。
太りやすく、痩せにくい身体になるだけではなく、高い血糖値が続くと将来的に糖尿病へつながってしまうケースも少なくありません。
自分の血糖値を把握していないという人は、今の状態を把握するために病院で血糖値をはかってもらうのもいいですね。

エステサロンでも、痩身やフェイシャルといったエステの施術以外にも、食生活の見直しや、運動についてのアドバイスが受けられます。将来の糖尿病を防ぐためや、太りにくい身体づくりのためにも利用してみてくださいね。

まずはできる範囲で1週間、2週間とランチの内容を見直してみるところから始めるのはいかがでしょうか?ランチ後、2時間程経って眠くなっていなければ、糖質の摂り方が上手になってきているのかもしれません。
身体のサインを見逃さずに、意識して過ごしてみてくださいね。

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