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体の中から乾燥肌対策! 食事&生活スタイルの工夫で改善を

冬の乾燥は、お肌にとってはかなりのダメージ。この時期に乾燥ケアを怠ると、一年後には5歳老けるといわれるほどです。乾燥対策をしないだけで、見た目年齢がそんなに老けて見えるなんて、想像するのも恐ろしいですよね。
そんな冬のお肌はスキンケアだけでなく、体の中から乾燥改善していくことが必要です。
これからご紹介する対策は、冬だけに限らずアンチエイジング効果もあるもの。多くの方が抱える肌のお悩みを、毎日の食事や生活習慣を見直すことで改善できれば、一番効率的ですよね。
これから、なぜ体の中から乾燥対策することが必要なのか説明しながら、その方法をご紹介していきます。

冬肌は、体の中からも乾燥対策が必要!

乾燥肌の原因として、空気の乾燥や紫外線のほかに、栄養不足や血行不良、日常的なストレスなどがあります。こうした状況で新陳代謝が悪くなり、それが肌のバリア機能の低下を引き起こし乾燥肌が起こってきます。

乾燥肌は、新陳代謝の低下から起こる⁉

肌は新陳代謝によって、古い皮膚から新しい皮膚へと生まれ変わることができます。正常に新陳代謝サイクルが行われていれば、肌はいつもみずみずしく、うるおいも保てて乾燥を防ぐことができます。

一方、新陳代謝が悪くなると、新しい肌細胞がうまく作れずに、肌の奥の角質層では、保湿やバリア機能の低下が起こります。すると十分な水分や脂質を保持できませんから、肌は乾燥状態になります。

食事と生活スタイルを見直してみよう!

乾燥肌を引き起こす新陳代謝の低下は、生活習慣が深くかかわっています。
睡眠不足や強いストレス、塩分や化学調味料の過剰摂取、または喫煙や飲酒など、つい陥りがちな習慣には要注意です。
そこで体と肌に悪いとされる生活スタイルをまとめてみました。もし思い当たることがあればすぐに、見直していきましょう。

≪肌を乾燥に導くこんな生活スタイル≫
  • 部屋の空気は常に乾燥している
  • 食べたり食べなかったりする
  • 外食が多く野菜が不足ぎみ
  • お酒やたばこ、カフェインの摂り過ぎ
  • 洗顔はつい洗いすぎる
  • お風呂はシャワーだけ
  • 眠りが浅く睡眠不足
  • 運動不足や寒さによる血行不良

どんな食事だったら、乾燥肌を改善できる?

肌の乾燥の原因は、食生活の乱れにもあります。揚げ物や、ビールなどの冷たい飲料は体の代謝を悪くして、健康な皮膚を作るのを妨げます。
食事を見直すことが、皮膚代謝にも良い影響を与え乾燥肌も改善できます。
実際にこれから、栄養バランスの良い食事のポイントを見ていきましょう。

食事で心がけたい、ポイントとは?

まずは1日3食、偏らずにバランスの良い食事を摂ることが、基本です。それには、乾燥肌改善につながる食材と、その栄養素を知ることも大事ですね。
肌や髪、体は、ほぼタンパク質から成り立っていて、新陳代謝を機能させ肌を再生してくれる大事な栄養素です。
また皮膚のバリア機能を高めるのは、ビタミンAや、ビタミンB、ビタミンCなどのビタミン類です。
ほかにも乾燥肌対策におすすめしたい食材はたくさんありますので、次に紹介してみます。普段の献立に活用しやすいものが多いですが、鍋物や温スープにすると手軽にたくさんの栄養素が取れますよ。

≪乾燥肌対策におすすめの食材たち≫
  • 肉魚、卵、大豆製品、乳製品
    健康的な肌細胞を作り、バリア機能を維持するために必須のタンパク質です。
  • レバー、うなぎ、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、春菊
    ビタミンA(β-カロテン)が多く含まれ、皮膚や粘膜を強くします。
  • 牛乳、アーモンド、海苔
    皮膚の保護や再生・健康維持に関わるビタミンB2が豊富です。
  • 赤ピーマン、ブロッコリー、レモン、キウイ
    これらに含まれるビタミンCは、皮膚のコラーゲン生成を促す栄養素です。
  • 植物油やナッツ類、アボカド
    細胞膜の構成成分であるビタミンEが豊富で、細胞の酸化を防ぎ、血行促進を促します。
  • 牡蠣、卵黄、パルメザンチーズ、ココア
    細胞の代謝に重要な働きをし、皮膚を健やかに保つために必要な亜鉛を多く含みます。

乾燥肌にはぜったいNGなのは!

お伝えしたように、ダイエットで食事を抜いたり、偏食でバランスの悪い食事を続けていると、代謝がうまくいかず乾燥肌は改善しません。
忙しいからと、インスタントやファーストフード、スナック菓子で食事をすますのもNG。タンパク質やビタミン、ミネラルが少なく、塩分や油脂が多いので肌には悪いといえます。

どんな生活スタイルだったら乾燥肌を防げる?

食事だけでなく、毎日の生活スタイルの見直しも乾燥対策には必要になってきます。例えば、肌の保湿に良い環境を整える、正しい入浴法を実践するなどは、とても大切なこと。
知らず知らずにやっている習慣が、乾燥肌につながっている可能性が大なので、普段の生活からいくつか見直しポイントをご紹介します。

室内は湿度50~60%で整える

エアコンや床暖房など快適に過ごせる室内環境が、肌にダメージを与えていることがあります。室内は加湿器などを利用して、湿度を50から60%ぐらいに保ちましょう。
湿度が高すぎても汗をかいて蒸れたり、カビやダニが繁殖しますから、加湿しすぎには注意したいですね。就寝中は、濡れタオルを1枚干しておくだけでも良いでしょう。

乾燥知らずの正しい入浴とは?

毎日の入浴法を見直せば、手軽に新陳代謝がアップし、乾燥知らずのうるおう肌を目指せます。
まずはシャワーでなくお湯につかること。熱いお湯は水分や皮脂を減らすので、40度前後がおすすめです。じっくり体を温め代謝を促進し、適度な汗が皮脂膜を作ってくれ、自然に保湿ケアができますよ。
お湯につかる時間は、余計な皮脂を流さない10分程度を目安にしましょう。長時間だと肌に必要な皮脂や天然保湿因子が流れだしてしまいます。
肌は大きな温度差でも強い刺激を受けるので、脱衣所との温度差に注意しましょう。浴室も暖房器具などで予め温めるか、バスタブにお湯をためる時は、ふたをしないのも良いですね。

洗顔は泡で洗い、しっかり保湿

洗顔料は泡立てネットなどで泡立たせ、肌を包むように洗いましょう。モコモコ弾力のある泡を肌に乗せるだけでも、汚れを吸着してくれます。洗い流しは十分にすることでも乾燥を防げます。
また入浴後は、肌は毛穴や角質細胞が開いている状態。そのままだと水分が外に逃げてしまいます。入浴後は10分以内に保湿を完了させ、素早く肌に蓋をしてあげましょう。

質の良い睡眠で代謝アップ

質の良い睡眠は、十分な成長ホルモンが分泌され新陳代謝が活発になるため、肌のうるおいやハリ、つやを取り戻してくれます。
もし睡眠不足で成長ホルモンの分泌が少ないと、ターンオーバーが遅れ、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンといった保湿物質を作る力が弱まり、乾燥肌になります。

質の良い睡眠をとるには、食事や飲酒は寝る2、3時間前に済ませること。特にアルコールは、眠りを浅くしてしまいます。
また入浴は寝る1時間半ぐらいまでに済ませ、寝室は心地よい温度に設定しましょう。
そして毎日同じ時間に寝るようにし、就寝30分前からはスマホやテレビを見ないようにすると、自然なリズムを作ることができて睡眠の質があがっていきます。

適度な運動が大切

ストレッチやウォーキングなど適度な運動は、美肌ホルモンと呼ばれる成長ホルモンや、セロトニンの分泌を促し、血行も良くしてくれます。
成長ホルモンは、肌細胞の生まれ変わりが促進し、セロトニンの分泌は、ストレスに強い肌を作って、肌荒れを改善してくれます。

まとめ

ここまで乾燥肌対策につながる食事や生活スタイルについて、ご紹介してきました。
お肌の乾燥が起こる仕組みを知ることで、意識して摂るべき栄養素や改善すべき生活習慣もおわかりいただけると思います。
最初は面倒な気がするかもしれませんが、一つ一つ実践していけば、きっと乾燥肌は徐々に改善していくでしょう。
乾燥肌対策は、エイジングケアの基本にもなります。スキンケア化粧品を上手に使うこととあわせて、毎日の食べ物や生活スタイルも工夫すれば、保湿力の基盤を強くしていくことができますよ。

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