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冬の肩こり・腰痛対策!! 血行不良をなくしてケアしていこう

ずっと同じ姿勢で仕事をしたり、キッチンで立ちっぱなしだったりすると、肩や腰がこわばり、痛くなりやすいですよね。
冬になると一層つらくなる肩こりや腰痛。実は慢性化しやすいって、ご存知でしたか?
痛みを感じると体はこわばって、血管が収縮し、体に血が巡りにくくなります。
寒い時期は、ここに冷えからの血行不良が加わって……、まさに肩こりと腰痛のスパイラル状態!
冬は肩こりや腰痛が慢性化しやすく、体の不調を招きかねませんから、血行不良を解消するためのケアをしていきましょう。

肩こり・腰痛・むくみの原因は冬の冷え

皮膚が寒さを感じたり、体が冷えたりすると、脳から「熱を逃がさない」よう指示が出ます。脳からの命令で体の筋肉は縮まり、熱を逃がさないよう働くのです。
こうした筋肉の収縮で、血行不良が起こり血も巡りにくく、代謝も低下。
血液やリンパ液の流れが滞り、栄養が届けられないだけでなく、老廃物も排出されにくくなります。
また老廃物が溜まると、新しい細胞に生まれ変わる機能が低下。それが“こり”を招きやすくします。こった部分では、さらに血行不良が進むということに!
肩こりや腰痛対策は、まず“こり”をほぐすことから始めましょう。

血行不良をなくせば、肩こり腰痛はラクになる!

家事や育児に加え、長時間のデスクワークに追われる毎日。その疲れは肩や腰、首に集中します。そこの血行を改善し、肩こり腰痛とさよならできるポイントを挙げてみました。

こりと痛みから脱出!
むくみケアにもなるポイントとは?

ポイント1「血行不良を起こさせない」

日頃から運動不足にならないようにしましょう。特に仕事などで、同じ姿勢をずっと保たなければならない方は要注意。
全身を巡った血液を心臓に戻すためには、筋肉の収縮と緩み、この二つの働きが必要です。筋肉の運動量が減ると血行不良が起こりやすので、歩いたり、ストレッチしたり、毎日できることで筋肉を動かし、血行が悪くならないようしていきたいですね!

ポイント2「 冷やさない習慣をつける」

例えば、寒風にさらされる駅のホームで電車を待たない、アイスなど冷たいものは摂らない、一枚はおるものを用意するなど、体が冷えない対策をしましょう。
室内もエアコンはタイマー機能を使い、暖め過ぎないように。衣服は温かい素材のものや、薄い素材のものを組み合わせて、保温効果を上げるなど、ちょっとしたことから冷えない習慣をつけていくといいですよ。

ポイント3「心地よく温める方法を知る」

できるだけリラックスできる時間を増やして、体をほぐしていくことも大切です。一日中乾燥した部屋にいた方は、バスタイムはゆったり使って、蒸気を浴びながら温めたほうが、体の深い部分の温度が高まります。
こりや痛みから解放されるには、とにかく温めること。そして、心地よいと感じるストレッチもポイント!ぜひ覚えておきましょう。

3つのポイントを押えた対策をお教えします!

ここからは、毎日の習慣にできる、簡単で心地いい改善法をご紹介。
体の血流は、ほっておいて改善するものではありません。体の内側から温めるためにも、ぜひ実践してみてくださいね。

早歩きを1日20分

誰でもできる対策は、歩くこと。肩こりや腰痛は、筋肉が凝り固まることで生じます。ウォーキングは全身の筋肉の80%を動かすことができ、血流アップにはとっても良い方法ですよ。
激しい運動よりも、1日20分ほど早歩きする方が、血の巡りは格段によくなります。
歩くときは、腕を大きく振って肩甲骨を動かすようにすると、まわりの血流もアップ、筋肉もほぐれやすく肩こり腰痛の緩和につながります。

お風呂上りに肩と腰をほぐす

ストレッチは、体が温まり血行がよくなっているお風呂上りがおすすめ。筋肉の緊張が緩んでほぐれやすく、リンパの働きも良くなっていますから、むくみケアにもなりますよ。

肩・腕のストレッチ

肩こりは、腕や背中などの筋肉も影響しています。そこで肩とつながっている腕の筋肉をほぐすストレッチを2つご紹介!

1 肩まわし

右手を右肩に、左手を左肩に置きます。この姿勢で左右の腕をできるだけ大きく10回まわします。今度は後ろ方向に回しましょう。指先が肩から離れないように注意してください。

2 肩と二の腕伸ばし

右の腕を二の腕を耳につくまで上げて、肘を曲げます。左手を右肘に添えて肘を頭の方に押し5秒キープ。肩と二の腕の筋肉が伸びていることを意識しましょう。
反対側も同様に、左右3回ずつが目安です。

腰痛体操

腰を伸ばすストレッチで筋肉をほぐし、血流を良くします。気持ちのよさを感じながら、力を入れずにやってみましょう。

1 膝倒し

仰向けに寝ます。両膝を立てたら、腰が楽な側に倒していきます。気持ちよく伸びているところで3秒ほど止めて、脱力。両サイドを3回繰り返しましょう。

2 かかと伸ばし

仰向けに寝た姿勢で、左右のかかとを前に突き出すように、脚から腰までを伸ばします。左右どちらか良く伸びる方を先にゆっくりとストレッチ。その後交互に3回ほど繰り返します。

3 かえる脚

うつぶせに寝ます。膝を折り曲げて背中に引きつけます。左右のやりやすい脚から、気持ちの良く伸ばしていき、5秒保ちます。
そして脱力するように膝を降ろし、左右の脚で交互に行います。

朝と晩にホット飲料

体を動かして血行を良くしたら、リラックスできる美味しいホット飲料を。体内からも温めて、さらに冷えにくい体質を目指しましょう。
血流改善に良いといわれるシナモンとショウガを、ミルクや紅茶、ハーブティーに入れていただきます。
体が冷えるこの時期は、朝、牛乳のかわりにアーモンドミルクもおすすめです。アーモンドはビタミンEが豊富、血液の循環を良くする効果があるので、一石二鳥のメリットがありますよ。

少し寒い部屋

冬は暖房が欠かせませんが、健康に適しているのは、どちらかというと“少し寒い部屋”。
あまり暖め過ぎた空間に長時間いると、部屋を出たとき急激な温度変化で血管が収縮してしまいます。これが体をこわばらす要因にもなるので、体の中は温かく、部屋の中は少し寒い程度が、肩こり腰痛にはおすすめです。
また密封された暖かい部屋だと汗をかきやすくので、寒い冬場こそ、換気をして室温を上げすぎないよう気をつけましょう。

厚着より重ね着を!

厚い服を着るより、薄手のものを重ね着する方が体を温めてくれます。これは、衣服と衣服の間で空気を溜めこみやすいので、保温性が高まるから。
厚着をし過ぎると、服の重量でかえって肩こりを起こす場合もあります。あまり体を締めつけないようにするのも大切です。
電車やオフィスなど暖房が効いたところは、汗をかき体温が奪われ、逆に冷えてしまいます。脱ぎ着できる、はおりもので調整しましょう。

“首”まわりを保温

寒いからといって、着ぶくれするのはちょっと…。という方は、首・手首・足首の「3つの首」を温めましょう。ここを意識すると、体が効率よく温まります。
首は皮膚が薄い上、太い動脈が通っているので首を温めると大量の血液が体全体に巡ってくれます。冬はマフラーやストールを持ち歩くのがおすすめです。

温シップや腹巻も

肩や腰のこりを楽にしたい時は、温シップやホットタオルで温めるのもおすすめです。
ホットタオルは、水にぬらしたフェイスタオルをラップで包み、電子レンジで30秒温めるだけでできます。気持ちいいと感じる温度で、肩や腰にあてて温めます。
また、冬の肩こり・腰痛の予防には腹巻をするのも良い対策です。お腹まわりは内臓や太い血管が集まる場所。ここを温めれば血液循環も良くなりますよ。

まとめ

冷えからくる肩こり・腰痛の原因をお伝えしながら、具体的にどうすればいいのか、その対策をご紹介してきました。
肩こり腰痛を和らげるためには、血行をよくすることが早道。適度な運動とストレッチで筋肉を動かし、こりをほぐして、体を温めることで、ずいぶんラクになります。
毎日のちょっとした工夫で、こりや痛みから解放されたらうれしいですよね。
なにより心からリラックスできて、気持ちよいと感じることがポイント。続けていくためにも、これもぜひ覚えておきましょう。

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