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自宅で簡単に摂れるビタミン

体調が悪いわけではないのに、なんとなく疲れや肌の乾燥を感じることはありませんか?
口内炎ができたり、胃腸の調子がすぐれない。イライラしたり集中力が続かない…。そんなときは、ビタミンが不足しているかもしれません。
私たちの身体にとって、必要不可欠なビタミン。しかし、ビタミンについてあまり詳しく知らないという方も多いはずです。糖質・脂質・たんぱく質の三大栄養素に比べるとついつい忘れられがちですが、栄養素の代謝や吸収を助けたりと私たちの身体にとってとても大切なはたらきをしています。
今回は、意外と知らないビタミンの種類やはたらき、摂取の方法などについて紹介していきます。ビタミンが不足すると身体にはどんな影響があるのでしょうか。そのあたりも解説します。

ビタミンってなに?

「ビタミン」という言葉は誰もが聞いたことがあり、普段当たり前のように使っている言葉です。しかし、そもそもビタミンとはどんなものなのでしょうか。
ビタミンは、私たちの身体を健康に保つために欠かせない栄養素です。そして、そのほとんどが体内ではつくり出すことが出来ないため、食べ物やビタミンサプリなどから摂取する必要があります。

水に溶けやすい「水溶性ビタミン」と、溶けにくい「脂溶性ビタミン」に分けられます。水溶性ビタミンは血液などの体液に溶けやすく、尿として体外に排出されやすいので、毎日こまめに摂る必要があります。そのため、過剰摂取になることがほとんどありません。一方、脂溶性ビタミンは身体の中に貯蔵されやすいので、過剰摂取にならないように注意が必要です。

ビタミンの種類とはたらき

名前はよく聞くビタミンですが、ひとつひとつが身体に対してどのようなはたらきがあるのかを知らない方も多いですよね。ビタミンの種類は、全部で13種類あります。

ビタミンA

ビタミンAは脂溶性ビタミンです。
目や鼻、喉などあらゆる粘膜の潤いを保ちます。そのため、風邪の予防や免疫力にも重要な役割を担います。髪の毛や肌の潤いも保つので、乾燥が気になる方は、不足しないように適度に補いたいビタミンです。
ビタミンAの欠乏で起こる症状としては、目や肌の乾燥の他に、夜盲症が知られています。
視力の低下や、夜に目が見えづらくなることがあります。また、胃腸の調子が悪くなることも。
ビタミンAはレバーやうなぎ、たまごなどの動物性たんぱく質、チーズやバターの乳製品、魚介類や海藻などに含まれます。

ビタミンB群

ビタミンB群という言葉も、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。ビタミンB1、B2、B6、B7、B12、葉酸、パントテン酸、ナイアシンをまとめてビタミンB群と呼びます。葉酸もビタミンと聞くと、とても意外に感じますよね。そして、ビタミンB群はそのすべてが水溶性ビタミンです。
ビタミンBは身体の免疫力を高め、発育の促進やホルモンの生成に役立ちます。
そして、食べ物から摂り入れた糖質・脂質・たんぱく質などの栄養素のエネルギー代謝にも重要な役割を担っています。ビタミンBが不足すると、せっかくの栄養素がパワーに変換されにくくなり、疲労の原因や身体づくりも効率的にできにくくなります。
その他にも疲れを感じやすく、口内炎や貧血、月経困難症、筋力の低下など。ビタミンBは豚肉や大豆、貝類などに多く含まれます。

ビタミンC

ビタミンCは水溶性ビタミンです。ビタミンと言えば、真っ先にビタミンCを思い浮かべる方も多いはず。身体にとって様々なはたらきをするビタミンCですが、美容の面でもとても重要なビタミンです。
コラーゲンの合成を促進することから、毛細血管を正常に保ち、肌の血色などにも影響します。また、ビタミンCの高い抗酸化作用が注目されており、老化の防止や動脈硬化の予防などにも期待されています。
ビタミンCは美白の化粧品にも広く配合されていますね。身体の中では紫外線に当たったときにビタミンCを使って炎症をおさえるはたらきがあるので、夏場や外に出る機会が多い方は積極的に摂りたいビタミンです。・ビタミンCが不足すると貧血、頭痛、肩こりなどが起こりやすいと言われています。
果物や野菜に含まれ、特にいちごやブロッコリー、パプリカなどに多く含まれています。

ビタミンD

脂溶性ビタミンであるビタミンDは、日光を浴びたときに皮膚で生成すると言われています。
カルシウムやリンの吸収を促進するので、骨の発達にも役立ちます。子どもやお年寄りにもとても重要なビタミンです。葉酸は妊娠中によく摂るように推奨されますが、それと同じように、ビタミンDも妊娠中や授乳中の方にも摂取を推奨されています。
そして、年齢とともに起こる骨の縮みによって、皮膚のたるみやシワの原因にもなると考えられています。また、不眠症や筋力の低下にもつながります。
ビタミンDで骨粗鬆症を予防して、骨を健康に保つことはハリのある肌を保つことにもつながります。
鮭やサバなどの魚類、きのこ類にも多く含まれます。

ビタミンE

ビタミンEは脂溶性ビタミンです。抗酸化ビタミンとしても広く知られています。身体の酸化を防ぎ、生活習慣病の予防にも期待ができます。ダイエット中の方にもとても心強いビタミンですね。
細胞や身体の酸化を防ぎ、老化の予防にも期待ができるため、血行不良による冷えや肩こり、腰痛にも役立つビタミンです。
アーモンドやアボカド、植物油やうなぎなどに多く含まれています。

ビタミンK

ビタミンKは脂溶性ビタミンです。
ビタミンKは骨や血管、血液に深い関わりがあるビタミンです。不足すると血液が止まりにくくなるといわれており、鼻血や月経過多、内出血などが見られます。
しかし野菜や豆類、肉類や海藻など、様々な食品に含まれるため、欠乏することはほとんどありません。

脂溶性ビタミンは、A、D、E、Kの4種類です。
「脂溶性ビタミンは4種類だけ(DAKE)、それ以外は水溶性ビタミン」と覚えると、覚えやすいですよ。

自宅で簡単にビタミンを摂る方法は?

身体のためにいつも補っておきたいビタミン。
バランスのとれた食事を毎日3食食べることはとても理想的です。しかし、毎日そうであることは難しく、バランスの良い食事をしていても理想的なビタミン量が摂取できている方はとても少ないと言われています。

そこで賢く利用したいのが、ビタミンサプリメントです。
ビタミンサプリは今や色々な種類が販売されており、飲んでいる方も多いですよね。特に外食の多い方は、ビタミンやミネラルが不足しがちなので、飲んでみるのもおすすめです。

ビタミンCや葉酸など、単体のサプリ以外にも、マルチビタミンや、
ビタミンと一緒に摂ると吸収が促進されるミネラルと一緒になったサプリも販売されています。

  • あくまで食事の補助として考える
  • 目的を決めてから選ぶようにする
  • サプリごとの摂取量を必ず守る

ビタミンのサプリメントを飲むときは、上記のことを守って、試してみてくださいね。
どんなサプリを選べばいいのか心配な方は、薬剤師に相談してみてください。

まとめ

ビタミンサプリメントは、気になっているけどなかなか始められていないという方も多いのではないでしょうか。
今回はビタミンの種類について紹介してきましたが、仕事や習い事、子どもの送り迎えなど忙しい生活の中で、バランスのとれた食事はとても難しいですよね。
ビタミンが不足していると疲れやすいだけでなく、美肌や効率的なダイエットにも影響がでることもあります。この機会にぜひ試してみてくださいね。

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