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梅雨で湿度が高いのになぜ乾燥する

湿度の高い梅雨時は、お肌もじんわりと汗ばんで、常に保湿されているような感覚になりますよね。

なのに「気が付いたらなんだか肌がカサカサしている…」ということはありませんか?
実は、梅雨は肌がとても乾燥しやすい季節なのです。

この記事では、

  • 梅雨時の肌がなぜ乾燥するのか
  • 梅雨の肌トラブルを防ぐポイント
  • 梅雨に負けないお肌を作るスキンケア

以上について詳しく解説します。

梅雨に肌の乾燥が進むと、紫外線がどんどん強くなる夏になったら、大ダメージを受けてしまいます。

今のうちに十分な対策を取って、艶やかな美肌で夏を迎えましょう!

梅雨の肌が乾燥するのはなぜ?

梅雨は空気中の湿度が高くなるのに、なぜ肌が乾燥しやすいのでしょう?
その理由は4つあります。

1. 汗と一緒に肌表面の水分が蒸発
2. 保湿が不十分になる
3. 5月からの強烈な紫外線
4. エアコンの除湿機能

では、1つひとつ説明しましょう。

(1)汗と一緒に肌表面の水分が蒸発

汗と一緒に肌の表面の水分が蒸発してしまうことは、梅雨の乾燥肌の原因です。

梅雨時はジメジメと蒸し暑いため、肌の表面にじっとりと汗をかきますね。
その汗が乾く時に、肌表面の保湿成分まで一緒に蒸発してしまうため、梅雨時の肌は乾燥しやすいのです。

(2)保湿が不十分になる

保湿が不十分になることも、梅雨に肌が乾燥する原因になります。

気温が上がると肌がべたついた感じになるため、ついついスキンケアをおこたりがちになるからです。

汗をかくと肌が保湿されているような気持がして、化粧水や乳液で保湿する気分にはなかなかなりませんよね。

しかし前述したように、梅雨時の肌は意外と乾燥しているのです。
保湿が不十分になることで、さらに肌が乾燥にさらされると言えます。

(3)5月からの強烈な紫外線

5月からの強烈な紫外線も、肌を乾燥させる原因になります。
紫外線は肌にシミやそばかすを作るだけでなく、乾燥も招くからです。

紫外線の量は、3月頃から徐々に増え始め、5月~8月にピークを迎えます。
しかし、暑さのピークは8月頃になるため、5月、6月頃は紫外線対策が万全ではない人が多いのです。

紫外線量が一気に増える5月・6月は、特に乾燥に注意が必要な時期だと言えるでしょう。

(4)エアコンの除湿機能

梅雨時になるとエアコンの使用が増えるのも、肌が乾燥する原因のひとつです。

自宅やオフィスでエアコンを使用しだすのは、6月あたりという人が多いでしょう。
湿度が上がって蒸し暑い梅雨は、除湿機能がフル回転しますね。

エアコンの過剰な使用は、梅雨の乾燥肌の大敵だと言えます。

インナードライに注意!

前章では、梅雨時に肌が乾燥する4つの原因についてお話ししましたが「梅雨は肌のテカリに悩まされているので、乾燥するということはない」という方もいらっしゃるでしょう。

しかし、そのテカリは「インナードライ」によるものかも知れません。

湿度の高い屋外から、エアコンによって乾燥した屋内へと入ると、汗が乾く時に肌のバリア機能が失われることで、新陳代謝が乱れて皮脂が過剰に分泌されます。

インナードライとは、肌の表面はテカっていても、肌の内側で乾燥が進行している状態です。
インナードライがさらに進行すると、肌の奥にある角質細胞がもろくなってバリア機能が低下し、肌荒れやニキビの原因になるのです。

湿度の高い梅雨時こそ、丁寧なスキンケアで、肌トラブルを予防する必要があると言えるでしょう。

梅雨時の肌トラブルを防ぐポイント

梅雨時の肌トラブルを防ぐにはどのような点に注意すれば良いのでしょうか?
ポイントは以下の4つです。

1. 汗は小まめに拭く
2. エアコンによる乾燥に注意
3. 紫外線に注意
4. 冷え対策でくすみ防止

では、順に確認しましょう。

ポイント1.汗は小まめに拭く

汗をかいたら小まめに拭きましょう。
汗をそのまま放置していると、皮脂バランスが崩れて肌荒れの原因になるからです。

ただし、汗を拭く時には力を入れずに柔らかいタオルなどで優しく押さえるようにします。
汗をかいて湿気を帯びた皮膚はデリケートな状態です。
細かい傷がついた肌に汗をかくと、かゆみの原因になるため、注意しましょう。

ポイント2.エアコンによる乾燥に注意

蒸し暑いと、エアコンの除湿機能が回りっぱなしになりがちですね。
乾燥した空気は肌の水分をどんどん吸い上げてしまうため、乾燥肌の大きな原因になります。

快適に感じる湿度は40~60%程度だと言われますが、肌にとって最適な湿度は少し高く、65~70%です。

エアコンは掛けっぱなしにするのではなく、時々部屋の湿度を確認して、部屋が乾燥しすぎないように注意しましょう。

ポイント3.紫外線対策

紫外線は肌にとっては大敵です。

真夏といえば7月から8月ですが、梅雨で陽射しが弱いと感じがちな6月も、かなりの紫外線が降り注いでいるのです。

曇り空や雨の日も、紫外線はゼロになるわけではありません。
また、紫外線にはUVAとUVBの2つの種類があり、波長の長いUVAは窓ガラスを通過して屋内にまで達しているのです。

梅雨の乾燥肌は、バリア機能が衰えているため、紫外線の影響を受けやすくなっています。
屋内にいる時や、ちょっとした外出にも、紫外線対策を怠らないことが大切でしょう。

ポイント4.冷え対策でくすみ防止

冷えは血行不良を招き、肌のくすみの原因になります。

梅雨時は寒暖差が激しく、ひんやりと肌寒い日もあるからです。
また、エアコンによって冷えるということもあるでしょう。

冷え対策には、お風呂でゆっくりと湯船につかって、血行を促進しましょう。
また、お風呂上りにフェイスマッサージを行うのも効果的です。

マッサージにはマッサージクリームやフェイスクリームを使い、すべりを良くして、行ってくださいね。

梅雨に負けないお肌を作るスキンケア

乾燥や紫外線で肌トラブルが起きやすい梅雨時。
そんなシーズンに負けないお肌を作るために、大切なことって何なのでしょうか?

梅雨に負けないスキンケアに大切なのは、以下の4点です。

1. 丁寧に素早く洗顔
2. いつも以上にしっかり保湿
3. パウダーで皮脂対策
4. タオルや寝具にも気を付けて

では、1つひとつお話ししましょう。

(1)丁寧に素早く洗顔

洗顔は、小鼻のワキや髪の生え際まで丁寧に優しく、なおかつ、素早く行いましょう。

皮脂や汚れを落とすことはもちろん大切ですが、長時間洗ったり、熱いお湯を使用したりすると、インナードライの原因になります。

洗顔時間は1分程度にして、洗顔剤をしっかりと泡立て、ぬるま湯を使用することが大切です。

(2)いつも以上にしっかり保湿

エアコンや紫外線の影響で乾燥が進みやすい梅雨時は、いつも以上にしっかりと保湿する必要があります。

化粧水を手のひらにたっぷり取り、肌に押し込むようなイメージでしっかりと浸透させましょう。
その後、乳液を優しく重ねて、水分の蒸発を防ぎます。

(3)パウダーで皮脂対策

梅雨の肌はテカリやすいですね。
浮いてきた皮脂は、ティッシュなどで軽く押さえるのがおすすめです。

お化粧直しにはファンデーションを重ねるよりも、パウダーを使いましょう。
梅雨の湿気でべたつきがちな肌をサラッとさせる効果があり、テカリが治まります。

(4)タオルや寝具にも気を付けて

梅雨時は、タオルや寝具にも注意しましょう。
湿気の多い梅雨は雑菌が付着しやすくなるからです。

小まめに洗濯をして、十分乾燥させます。
また、曇った日は乾かしたつもりでも湿気を含んでいることがあるので、気をつけましょう。

特に顔に触れる枕カバーやタオルは、常に清潔に保つように注意が必要です。

まとめ

湿度が高いので保湿に手を抜きがちな梅雨時ですが、実は乾燥に注意が必要な季節だということがお分かりいただけたでしょうか。

エアコンによる乾燥や紫外線の刺激に注意しながら、十分な保湿を行うことで、梅雨を乗り切りましょう。

ジメジメとした季節に負けない、輝くような美肌を保ちたいものですね!

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