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顔が浮腫みやすくなる原因とは?

メイクのときやお手洗いに行ったときなどのタイミングでふと鏡を見たときに、顔の浮腫みが気になったことはありませんか?
目の周りがぼんやりと腫れぼったく感じたり、フェイスラインがなんとなくすっきりしていないように感じることも…。
浮腫みや手や足だけでなく、実は顔にも引き起こしやすい現象です。
美容の大敵であり、永遠のテーマでもある浮腫み。日によって、または時間帯によって感じ方がまったく違うという方も少なくありません。

どうして顔が浮腫むのか、そうすれば防げるのか、と気になったことはありませんか?
浮腫みには、食生活や生活習慣がとても大きく関係しています。

浮腫みがあるのとないのとでは、メイクや仕事のモチベーションも変わるはず。今回は、浮腫みの原因や対策方法、浮腫みを感じたときの応急処置などについて紹介します。

そもそも浮腫みとは?

そもそも浮腫みとは、どのようなことを言うのでしょうか。日常生活の中で「浮腫み」という言葉はとても頻繁に耳にするかと思いますが、浮腫みが起こる仕組みは意外に知らない方も多いです。
浮腫みとは、「身体の中の水分が増加した状態にある」ことを言います。
皮膚の下、細胞と細胞の間や毛細血管には水分が頻繁に行き来して、栄養を届けたり老廃物を運んで排出したりしています。

しかし、何らかの要因でそれが滞ってしまうことにより、余分な水分を抱え込んで溜まってしまい、浮腫みの原因となります。

顔や身体が浮腫みやすくなる原因

では、実際にどんな原因で浮腫みに繋がってしまうのか、紹介していきます。

水分の過少、過多

人間の身体の約70%は水でできています。
水分の摂取が少ないと、身体は水分を溜め込もうとするはたらきがはたらくため、浮腫みやすくなります。また、反対に一度にたくさんの水を飲んだり、1日に2L以上の水を飲むような摂り方をするのも浮腫みの原因になります。眠る直前にたくさんの水を飲むのも、朝起きたときに浮腫みやすくなりますよ。

アルコールの摂取

飲み会の翌日は顔が浮腫んでいる、という経験をしたことにある方は多いのではないでしょうか。アルコールを摂取すると、血管が拡張することにより浮腫みやすくなります。

塩分の多い食事

アルコールを飲みながらのおつまみもそうですが、塩分の多い食事は浮腫みやすくなります。
食事や間食で塩分を多く摂りすぎると、血中の塩分濃度が高くなります。
塩分濃度を低下させるために、身体は水分を多く抱え込もうとするはたらきがあります。
その結果、浮腫みを引き起こしてしまいます。

同じ姿勢が長時間続く

浮腫みは身体の中の水分の巡りが関係しています。長時間座りっぱなしなどの同じ姿勢が続くことにより、浮腫みやすくなります。デスクワークなどの場合は1時間に1回は立ち上がって簡単な伸びをしたり、立ち仕事の場合も屈伸や足首をくるくると回すなどの動きを意識的に取り入れるようにしてください。

衣類などによる身体の締め付け

窮屈な衣類や、靴やブーツなども、浮腫みの原因になります。
長時間の着用は避け、就寝時の恰好もなるべくゆったりとしたものを選ぶ必要があります。

ホルモンバランスによるもの

ホルモンバランスによる身体の変化も、浮腫みの原因のひとつです。特に女性の生理前には、身体全体が色々なものを溜め込みがちになります。浮腫みや体重の増加、便秘などが起こりやすくなります。

なぜ顔が浮腫むの?

浮腫みと言えば、ふくらはぎなどの足元に起こりやすいイメージはありませんか?
身体の水分や老廃物が重力とともに下に下がり、足元が浮腫みやすくなります。
通常、筋肉によって身体の巡りを助けるはたらきがあるため、女性などの筋肉が少ない方の方が浮腫みが起こりやすくなります。

しかし、顔は重力の影響なども受けにくい部位のはずなのに、とても浮腫みやすいですよね。
顔の浮腫みは、ほとんどが寝ているときの姿勢が影響しています。

日中、立ったり座ったり活動をしているときには、顔が身体の上にあるので浮腫むことはほとんどありません。
しかし、寝ている間に、身体の下の方に溜まった浮腫みが顔の方にまで巡ってきます。うつぶせで寝ている方はより顔が浮腫みやすくなるので、できるだけ仰向けで眠るのがおすすめです。

浮腫みにくい身体づくりのために

ここでは、なるべく浮腫みの少ない身体づくりのためにできることを紹介します。

水分補給をこまめに行う

浮腫みの原因のところで紹介しましたが、水分補給の量が極端に少ない、または多いと浮腫みやすくなります。1日1.5L前後を目安にして、ゆっくり、なるべくこまめに飲むようにしましょう。

塩分の摂りすぎに注意する

浮腫みが気になる方は塩分を摂りすぎていないかチェックしたり、塩分の濃度を調整して体外への排出を助けるカリウムを積極的に摂ることがおすすめです。

ストレッチを行う

浮腫みには、運動不足による代謝の低下、筋力不足、肩こりなども大きく影響します。朝目覚めたときや、気づいたときにはストレッチを積極的に行ってください。ストレッチときくと、とても面倒なイメージがありますが、深呼吸をしながらゆっくりと伸びをするだけでも随分違ってきます。

湯船に浸かる

浮腫みのケアには、水分代謝を上げて水分や老廃物の排出を促すことが大切です。
その日の浮腫みはその日のうちにケアすることが大切なので、できる限り湯船に浸かったり、半身浴、足湯なども効果的です。

朝起きて顔が浮腫んでいたら?

日頃から浮腫みにくい生活を心がけていても、防げないこともありますよね。
朝起きて顔が浮腫んでいるとメイクもしたくなくなる、なんてことも。ここでは簡単にできる、浮腫みの応急処置ケアを紹介します。

ゆっくりと首を回す

まずは左右にゆっくりと首を回しましょう。身体を目覚めさせながら、血流を促します。

温・冷タオルを交互に当てる

お湯で絞ったタオルと、冷たい水で絞ったタオルを交互に当てると、浮腫みが取れやすくなります。時間がないときは、お湯と水で交互に洗顔するのもいいですね。顔のやけどや、熱いお湯による乾燥には気をつけてくださいね。

顔の筋肉の体操

上を向いた状態で、なるべく大きく口を開いて「あ・い・う・え・お」などと動かします。下を出して左右・上下に動かしても効果的です。

握りこぶしで顔や頭をほぐす

リンパマッサージも良いですが、肌への摩擦の心配もありますよね。
そんな方は手で握りこぶしをつくって、こめかみや耳の後ろ、うなじのあたりをやさしくぐりぐりとほぐしてみてください。だんだんと顔がすっきりと、ぽかぽかしてくるはずです。

まとめ

浮腫みは日常的にとてもよく起こることでありながら、なかなか厄介な存在ですよね。
時間とともにマシになる場合も多いですが、朝起きた瞬間に顔が浮腫んでいると少し憂鬱な気分になったり、なんとなく顔がぼんやりと重いような感じさえします。
塩分の多い食事やうつ伏せで寝ているという方は、少しの工夫で今よりも浮腫みづらくなるかもしれません。食生活に気を付けたり、普段の生活にちょっとしたストレッチを取り入れてみてください。
また、むくみのケアの方法を知っておくだけで、朝の時間のないときや外出先などでもケアができますよ。

そして頻繁に全身が浮腫んだり、午後になっても顔が浮腫んだままである、一時的なものではなく慢性的に浮腫みが続くようであれば、一度病院で相談するようにしてみてくださいね。

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