「朝活」という言葉をよく耳にするようになりました。
1日の始まりである、朝の時間を気持ちよく過ごせるかどうかで、その日の気分が大きく変わって来ますね。
そんな朝の時間は、ダイエットを行う上でもとても重要です。
そこでこの記事では、朝の習慣を変える「朝活ダイエット」で健康的に痩せる方法を紹介します。
朝の爽やかな時間をダイエットに上手に取り込んで、スリム美人を目指しましょう!
朝活ダイエットとは、朝の習慣を変えることで効率よく痩せるダイエット方法です。
早寝早起きの習慣をつけたり、朝のストレッチや有酸素運動を行ったりすることで、健康的に痩せることができますよ。
次の章では、朝活ダイエットを行うメリットについてお話しします。
朝活ダイエットを行う6つのメリット
朝活ダイエットには、下の6つのメリットがあります。
1. 朝日を浴びて体内時計をリセット
2. 脂肪が効率よく燃焼する
3. 基礎代謝が上がる
4. 生活リズムが整う
5. 仕事の効率がアップする
6. 自律神経が整う
それでは、1つひとつお話ししていきましょう。
朝日を浴びると体内時計がリセットされて、体のリズムが整います。
人間の体内時計は24時間ではなく少しずれがあるため、朝日を浴びてズレを整える必要があるのです。
また、朝日を浴びると、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンが分泌されます。
セロトニンは自律神経を整え、代謝やエネルギーバランスが整うため、ダイエットにも効果が期待できます。
朝日を浴びることは、ダイエットに大きなメリットがあるといえるでしょう。
朝活は、脂肪を効率よく燃焼させます。
なぜなら、朝は空腹状態にあるため、脂肪として蓄えられたエネルギーを使用するからです。
朝の空腹時に運動することで、脂肪が燃焼しやすくなると言えます。
しかし、空腹時の運動は体に負担が掛かり過ぎる場合もあるため、無理は禁物です。
バナナなどの消化の良いものを食べて、少し糖分を補給してから運動すると良いでしょう。
朝活には、基礎代謝を上げる効果があります。
朝は、これから活動を始める時間なので、交感神経が優位になっているからです。
交感神経が優位になっている間に体を積極的に動かすことで、基礎代謝が10%程度アップすると言われています。
基礎代謝のアップによって、痩せやすい状態を作ることが可能になるでしょう。
朝活によって、生活リズムが整うというメリットもあります。
朝活を行うには夜早く寝る必要があるため、早寝早起きのサイクルが身に着くからです。
夜更かしをすると、つい食べ過ぎになります。
また、生活リズムの乱れから睡眠不足となり、ストレスが溜まって、さらに食べ過ぎるという悪循環を招くでしょう。
生活リズムを整えることは、ダイエットを行う上で、とても重要なポイントだと言えます。
朝活を行うことで、仕事の効率がアップします。
朝活によって生活にメリハリが付き、日中は「活動モード」に、夜は「休息モード」に切り替わるからです。
夜は十分に休み、翌日の仕事にしっかり備えることができるでしょう。
規則正しい生活は、自律神経を整える効果があります。
自律神経とは、私たちの意思とは無関係に、体の働きを調整してくれる神経です。
自律神経が整っていないと様々な機能が低下し、体の不調の原因となり、むくみや体重増加などを引き起こすといえるでしょう。
ここまで、朝活ダイエットのメリットについて、お伝えしました。
次に、朝活ダイエットのやり方を説明します。
朝活ダイエットは、以下のように行います。
1. 夜は早く寝る
2. 朝起きたら白湯を飲む
3. ストレッチを行う
4. 軽い運動を行う
5. 朝食を摂る
では、順に見ていきましょう。
朝活をするには、もちろん早起きが必須です。
これまでより1時間早く起きるために、1時間早く寝るようにしましょう。
「急にそんなこと言われても無理」
という人は、早起きから始めても大丈夫です。
無理やり早く起きることで、夜は自然と早く眠れるようになりますよ。
朝起きたらまずは、白湯を一杯飲みましょう。
白湯の温度は、常温または体温程度のぬるま湯が理想です。
起きてすぐは体が乾燥しているため、少しずつ飲んで体を潤してあげましょう。
起きてすぐの体は、硬くこわばっています。
ベッドの上でできるストレッチで構わないので、少しずつ体を緩めてやりましょう。
手を上に伸ばして大きく伸びを行ったり、ひざの曲げ伸ばしを行ったりすることで、筋肉が柔らかくなり、体が温まってきます。
ストレッチで体がほぐれたら、軽い運動を行いましょう。
運動は、できたら屋外で陽射しを浴びながらできるものが良いですね。
たとえば、ウォーキングなどがおすすめです。
有酸素運動は短い時間でも効果がありますが、できたら20分以上行うのがよいでしょう。
また、有酸素運動の前に筋トレを行うことで、さらにダイエット効果が高まります。
朝食を摂ることは、朝活ダイエットの基本です。
カロリー制限のために朝食を抜くと、ダイエットには逆効果。
朝食は必ず摂るようにしてください。
朝食の栄養素で大切なのは、たんぱく質と食物繊維になります。
たんぱく質は筋肉量を増やします。
筋肉はカロリーを燃やすため、健康的なダイエットにはたんぱく質が欠かせません。
また、食物繊維にはデトックス効果があります。
腸内環境を整えて便秘を改善するため、ポッコリお腹や美肌にも効果的です。
次に、朝活ダイエットにおすすめの運動を紹介します。
おすすめの運動は、下の3つです。
1. ウォーキング
2. ジョギング
3. 踏み台昇降運動
では、順に確認していきましょう。
朝活に最もおすすめの運動は、ウォーキングです。
ウォーキングなら、特別な技術を必要とせず、スニーカーさえあれば誰でも行えますね。
ウォーキングを行うポイントは、以下の3つです。
以上の3つのポイントを心がけてください。
だらだらと歩いていたのでは、効果がありません。
ペースを乱さず、常に姿勢を意識して歩きましょう。
ウォーキングに慣れてきたら、ジョギングを行うのもおすすめです。
ジョギングを行うポイントは以下の3つになります。
ジョギングはウォーキングに比べて負荷が大きい運動なので、屈伸やアキレス腱伸ばしなどの準備運動を、しっかりと行ってください。
無理をせず、少しずつ始めることが大切です。
可能なら朝の陽ざしを浴びながらの運動がおすすめですが、雨の日もありますね。
雨の日には、屋内での「踏み台昇降運動」をおすすめします。
踏み台昇降は、10~15cm程度の高さの台を使って行います。
効果はほぼウォーキングと同じです。
足を高く上げるように意識することで、太ももの筋肉を鍛えることもできますね。
踏み台は専用のものも売られていますが、分厚い本などを重ねて、粘着テープでとめたものでも代用可能です。
テレビを見ながらでもOKなので、短い時間から始めて、最終的には30分程度続けるようにしましょう。
この記事では、痩せる朝の習慣として、朝活ダイエットをご紹介しました。
早起きが苦手な人は多いと思います。
その理由の多くは、就寝時間が遅いからということでしょう。
夜、何となくスマホをながめたり、テレビを見たりしている時間を睡眠時間にあてて、1時間早く起きるようにしてみてください。
朝の陽ざしを浴びて体内時計をリセットし、1日のメリハリをつけることから始めてみましょう。
朝活ダイエットで健康的な生活をおくり、ぜひダイエットを成功させてくださいね!