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「飲む日焼け止め」と「塗る日焼け止め」は効果が違う?

いよいよ本格的な夏が到来しますが、日焼け止めの準備は万端ですか?
本当は一年中つかいたい日焼け止めですが、まだの方は急いで準備しましょう!
日焼け止めの種類はどんどん増え、機能性や塗り心地などが格段にアップしているものもあります。
皆さんは「塗る日焼け止め」に加えて、「飲む日焼け止め」もつかっていますか?
まだまだ塗る日焼け止めが一般的ですが、飲む日焼け止めも人気が高まってきています。
今回は、塗る日焼け止めと飲む日焼け止めの違いについて紹介します。
毎年日焼け止めを塗っているのに日焼けしてしまう方、肌のシミやたるみが気になってきた方は、ぜひ参考にしてくださいね。

飲む日焼け止めとはどんなもの?

ここ数年で販売されている種類もグンと増え、需要も高まっている飲む日焼け止め。ドラッグストアなどにもたくさん並ぶようになってきました。

飲む日焼け止めの主な成分は、抗酸化作用の期待できる植物エキスです。
つよい紫外線の下や、乾燥した砂漠でもみずみずしさを保つ植物の力を利用して、紫外線による炎症や日焼けから肌を守ります。

飲む日焼け止めと呼ばれることが多いですが、正確にはサプリメントです。
基本的には毎日決まった量を飲む必要があります。季節を問わず一年中飲む、もしくは春から秋の紫外線が強い時期にだけ飲む、という方も多いです。
身体の内側から肌を保護するはたらきのものなので、できるだけ長期的に継続して飲む方が、抗酸化作用が期待できます。

種類によっては、毎日ではなく出かける前にだけ飲むタイプのものもあります。表示内容をよく確認して、飲み方や適切な量を守ることが大切です。

「飲む日焼け止め」の注意点

賞味期限やアレルギーをチェックしましょう

購入してから数年持つものも多いですが、賞味期限が切れていないか確認を忘れずに行ってください。また、飲む日焼け止めはサプリメントのため、副作用の心配はありませんが、入っている食品のアレルギーをチェックするようにしましょう。

飲む日焼け止めはあくまでサポート

飲む日焼け止めは、抗酸化サプリメントのひとつです。
それだけで日焼けを防ぐはたらきがあるわけではありません。あくまで塗る日焼け止めをサポートするためのものと考えてくださいね。

早めに始めるようにしましょう

飲む日焼け止めは、出かける直前だけでなく、早い時期から始めるのがおすすめです。旅行先などでレジャーを楽しむ場合、少なくとも数日前から飲み始めるようにしましょう。また、旅行先にも忘れずに持っていくようにしてください。

塗る日焼け止めとはどんなもの?

塗る日焼け止めは、飲む日焼け止めよりも馴染みがあり、普段から使い慣れている方も多いはずです。
水溶性や油溶性、SPF/PA値の高さなどによっても種類が様々です。
塗る日焼け止めの主な種類は、以下のように分けられます。

  • ローションタイプ
  • ジェルタイプ
  • ミルク(乳液)タイプ
  • クリームタイプ
  • スプレータイプ
  • パウダータイプ

つかうシチュエーションや部位に合わせてうまく使い分けることで、効果的に紫外線対策ができます。

塗る日焼け止めに配合されている紫外線ケア成分は、「紫外線吸収剤」と「紫外線反射剤」の2種類に分けられます。

  • 紫外線吸収剤…紫外線を吸収して、熱エネルギーに変えて放出するはたらきがあります。肌の上で化学変化を起こすような仕組みなので、肌のほてりや赤みの原因になる場合があります。紫外線から肌を守る効果が高く、扱いやすいテクスチャーが特徴です。
  • 紫外線反射剤…紫外線散乱剤とも呼ばれます。その名の通り、紫外線を反射・散乱させることにより肌を守ります。紫外線吸収剤に比べて刺激が少なく、肌への負担が少ないのが特徴です。粉体の成分のため、白浮きしやすい性質があります。

紫外線吸収剤と反射剤のどちらか1種類のみを配合した日焼け止めや、両方配合されているものなど、様々なものがあります。

「塗る日焼け止め」の注意点

去年の日焼け止めをつかっていませんか?

よくあるのが、去年の夏の日焼け止めをつかっているパターンです。
開封してから半年以上経っているものは、中身が酸化していてあまり好ましくありません。できれば新調しましょう。
どうしても去年のものをつかいたい場合は、顔以外の脚などにつかうことをおすすめします。

量は少なすぎませんか?

日焼け止めのSPF・PA値は、十分な量を塗った場合の数値です。
表示通りの量を塗ると、思ったよりもたくさん塗る必要がある場合が多いです。
ミルクタイプだと、顔だけで500円玉くらいの量を推奨している場合が多いです。
白くなるのが気になってついつい薄くのばしてしまいがちですが、せっかく塗った日焼け止めの効果を十分に引き出すため、正しい量を今一度確認するようにしましょう。
一気にたくさん塗るのではなく、少量取って薄くのばす、を数回繰り返すと、きれいに馴染みます。

塗り直しはできていますか?

ついつい忘れてしまいがちなのが、塗り直しです。
出かける前に塗っただけでは、日焼け止めの効果が不十分になる場合も。
塗り直しをする時間をあらかじめ決めておいたり、家を出る前にはミルクタイプ、出先での塗り直しではスプレータイプなど、複数の種類の日焼け止めを使い分けるのがおすすめです。

飲む&塗るは併用が基本!その理由は?

役割がちがう

塗る日焼け止めは、紫外線吸収剤や反射剤によって、浴びた紫外線を物理的にブロックするはたらきがあります。一方、飲む日焼け止めは紫外線を浴びたことにより発生した活性酸素を除去するはたらきがあります。赤みなど、肌の炎症の予防や、シミの原因となるメラノサイトへの刺激を緩和することで、肌トラブルを防ぎます。
肌や身体への紫外線ダメージに対する役割がちがうため、どちらか一方のケアだけでは不十分と言えます。

カバーする部位がちがう

塗る日焼け止めは、飲む日焼け止めよりも紫外線からダイレクトに肌を守ります。
しかし、日焼け止めを塗ることができず、カバーしきれない部位もあります。
例えば目や唇、頭皮などは塗る日焼け止めでのカバーは難しく、ついつい日焼けしてしまいがち。しかし飲む日焼け止めも併用していれば、身体の内側から全身をサポート。肌の炎症を軽減する効果が期待できます。

紫外線ケアには肌のケアも必要不可欠

紫外線の影響は、肌が黒くなる日焼けだけではありません。赤みやほてり、ひどい乾燥なども気になりますよね。肌のハリや弾力を失い、シミの原因にもなってしまいます。
飲む日焼け止めにはビタミンCやコラーゲンなども配合されているものも多くあり、弾力や透明感のある肌を目指します。
肌の表面は塗る日焼け止めで、内側からは飲む日焼け止めで総合的に肌を守ることが大切です。

まとめ

今回は「飲む日焼け止め」と「塗る日焼け止め」について紹介してきました。
同じような役割に見えて、実は全然違います。
それぞれのはたらきを理解して、併用することで紫外線のダメージから肌を守ることができます。
飲む日焼け止めと聞くと、「塗る日焼け止めはもうつかわなくていいの?」と思うかもしれません。しかし、紫外線から肌を守るためには、塗る日焼け止めは必ず必要です。

べたつきやすいものばかりでなく、さらっとしたタイプもたくさん出てきています。お気に入りの塗る日焼け止めがきっと見つかるはずなので、色々と試して、今だけでなく5年後、10年後の肌も守ってくださいね。

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