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冷えを解消! サクッと短時間にできる夏の温活、オススメって何?

室内でのエアコンの使用頻度がぐんと増すこの季節。部屋にこもったまま、薄着で冷たい食べ物や飲み物ばかり摂る生活になっていませんか?
こういった環境で内臓が冷えると、手足の冷えや肩コリだけでなく、むくみ、疲れ、生理痛、下痢や便秘、不眠、肌荒れなどなど、様々な不調を覚えることに!
実際、夏の冷えに悩まされる女性はとても多く、だからこそ考えていきたいのが温活なんです。
暑くて無理と思っていた、そんな方もサクッとできる夏の温活についてご紹介します。

低体温と無縁に思える夏、でも実際は?

肩や腰のコリ、肌荒れや便秘など普段のちょっとした不調。これらの症状は、体の冷えをとればほとんど治るといわれています
夏の冷えの原因に、まずは冷房の使用が挙げられます。熱中症予防には欠かせないものの、頻繁にあたると必要以上に体が冷えて、低体温が慢性化してしまいます。
コロナ自粛でおうち時間が長くなったための運動不足、冷たい物の摂りすぎやシャワーだけの入浴なども、冷えに追い打ちをかけることになります。
加えて夏は汗をかきやすく蒸発する際に熱を奪っていきますが、暑いので体が冷えていることを自覚しにくいのが盲点。
知らない間に、身体をどんどん冷やしてしまっている夏こそ低体温に注意が必要なんです。

見落としている? ふくらはぎの冷え

夏になると素足でサンダルやミュールを履くなどで、ふくらはぎを露出していることが多いですよね。
「ふくらはぎ」は、実は第二の心臓と呼ばれていることをご存知でしたか?
下半身には全身の血液の約70%が集まっていますが、ふくらはぎは、その下半身の血液を重力に逆らって心臓に戻す、ポンプのような働きをしているのです。
そのふくらはぎが冷えると血液やリンパの流れが低下、内臓の冷えにつながり、免疫力も下がってしまいます。
同じ姿勢でずっと座っている方もふくらはぎが冷えるので、たまに揉んだり、つま先をグーパーすることで血流が良くなり、冷えを防ぐことができます。

汗をかきやすく自覚のない方も要注意!

例えば外出するとすぐ汗をかく、食事をするとすぐに汗ばむ、こういった方は自分では暑がりと思っていても“隠れ冷え性”の疑いがあります。
内臓が冷えていると、体の表面に熱が出てきてしまうという特徴があり、大量に汗をかく人は注意が必要です。
手足はほてるけど、お腹を触るとひんやり冷たい。またむくみやすいといった方も、隠れ冷え性による低体温症かもしれないのです。

夏の冷えを改善、免疫力もアップする温活

温活して体温が上がれば、冷え性や慢性的な不調を改善するだけではなく、ダイエット効果も期待できます。
基礎体温が1度上がると代謝がよくなり、免疫力が30%もアップするといわれますから、ぜひ試していただきたい習慣です。
ということで、暑い夏にサクッとできて体の奥から温まる温活をご紹介します。

低体温を解消! 足湯と腰湯、シャワー熱を効果的に

暑い夏にじっくり全身浴なんて無理という場合は、温めると効果的な足首、ふくらはぎ、腰の3カ所を湯に浸ける方法がおすすめです。
身体の中で最も冷えを感じやすいのが、つま先や足首です。ここで冷えた血液が、身体中を巡ると体が冷えて低体温になってしまいます。
また全身の温度を感知する腰や、血流ポンプの働きをするふくらはぎも、冷えると過剰に冷えを感じて全身に広がっていきます。
これらの部位を中心に、足湯や腰湯、シャワー熱で温活をしましょう。
お湯は元々熱伝導が高く、身体を温めるツールとしては優れているので、お風呂上がりの仕上げに短時間、熱めのシャワーを浴びても効果的ですよ。

足湯はふくらはぎを温める!

冷房の効いた部屋で服を着たまま、短時間に冷えを解消できます。ポイントはふくらはぎまで温めること。
大きい深めの洗面器かバケツに、40〜42℃ぐらいのやや熱めのお湯を入れて15分両足をつけます。

芯からじんわりと温まる腰湯

腰から下をぬるめのお湯に浸かるだけなら、暑い夏もできそうです。
38〜40℃のお湯に浸かって20分間、みぞおちから下を温めます。常温の水を飲みながらしてみましょう。

入浴の仕上げにシャワーで集中加熱!

シャワーですます時は、最後の仕上げのタイミングで、首の後ろや足首、ふくらはぎ、腰に熱めのシャワーを当ててみてください。
ここの部分を集中加熱するだけでもポカポカしてきますよ。

入浴剤をプラス! サクッと家にあるもので免疫力向上

この季節、お風呂に長く入るのはきついもの。お湯につかる時間が短くても、入浴剤を入れれば温め効果がアップします。
市販のものでは、毛細血管を刺激して温まる炭酸ガス入り入浴剤が人気ですが、ご家庭にある塩やお酒も優秀な入浴剤に。柑橘系精油もおすすめです。

  • 自然塩
    できればミネラル豊富な海水塩などの自然塩をおすすめします。湯船に大さじ3杯分、45〜50g程度を入れましょう。
  • 日本酒
    飲むと血行が良く体温が上昇する日本酒は、入浴剤に使っても同じ効果があります。コップに半分程度を湯船に入れて浸かりましょう。
    日本酒に含まれるアミノ酸が皮膚の水分や油分を保ち、肌のバリア機能を高め、老廃物を排出して美肌効果もあります。
  • シナモン
    漢方薬として、また料理やお菓子で使われるシナモンは、血行を良くし、発汗させる作用があります。粉末タイプを湯に2〜3回振り入れて浸かってみて下さい。
  • 柑橘系アロマオイル
    オレンジやローズマリーなどの柑橘系のオイルは、血行を良くする効果が知られます。
    湯船に精油を2〜3滴垂らしてかき混ぜて浸かると、リラックス効果もあります。

短時間で温めるには、首の後ろを蒸すこと

冷え切った体をすぐ温めたい、そんな時は首の後ろを温めましょう。首の後ろから背中は神経の束である脊髄が走っていて、温度が伝わりやすく温まりやすい場所です。
肌に付いた蒸気が水に戻るとき熱を放出し、肌表面だけでなく奥まで温められます。

レンチン蒸しタオルで温熱

水にぬらし軽めに絞ったタオルを、600W前後の電子レンジで50秒加熱。それを首の後ろに当てます。じんわり熱が伝わって気持ち良く温まります。
アロマオイルをたらせば、良い香りに包まれ疲れも取れておすすめです。

蒸気温熱グッズを賢く利用

市販の蒸気温熱グッズも手軽で便利。首元に貼るシートタイプや電子レンジを使って何回か繰り返し使えるものもあります。
温熱の持続時間は20〜30分程度、休憩時間にサクッと使うのにちょうど良いですよ。

朝の野菜ジュース、休憩時間にホットドリンク

にんじんとリンゴは腸を温めて代謝を上げ、免疫力を高めてくれるので、朝食に、にんじんとリンゴ入り野菜ジュースを飲むのもおすすめです。
手作りする場合には、にんじん2本、リンゴ1個をジューサーにかけて常温でいただきます。
そして冷房の効いたオフィスでの休み時間には、温かい生姜紅茶を。生姜を蒸して乾燥させたものをストックし、熱い紅茶に入れます。
冷たい飲料のかわりに温かいものを飲むだけでも、冷え対策になりますよ。

こういったことのほかに、できれば冷房に頼らない涼しい寝室作りの工夫もしてみましょう。
寝る前に窓を開けて寝室の熱気を取り除き、さらに扇風機を天井に向けてまわし、空気を動かしておきます。
体感温度を下げる素材の寝具や冷却枕などを使っても、ずいぶん寝やすくなるはずです。
暑さは風通りや体感温度によっても左右されます。
放熱性が高く通気性に優れた素材や、ひんやり素材を寝具に選んでみるのもおすすめします。

まとめ

これまで暑い夏こそ温活が大切ということに触れながら、簡単にできる冷えとりのコツについてお伝えしてきました。
昔から、“冷えは万病の元”という言葉がありますが、最近ますます、女性も男性も冷えによる不調が深刻になっています。
汗をかく暑い夏こそ油断してしまいがちな冷え。肌トラブルや全身の不調を引き起こす前に、できることから一つずつ毎日のルーティンにしてみませんか?
今日からできる温活を実践して、猛暑を元気に乗り越えましょう!

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