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足がつる原因と対処法

突然、足に激痛が走ってしばらく動けなくなる「足がつる」現象を、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。運動をしているときや寝ているときなど、痛みを感じるのもつらい上に、タイミングによってはとても困ってしまいますよね。

足がつったとき、皆さんはどんな風に対処していますか?じっと治まるのを待っている方が多いかもしれません。痛みを感じている時間はなるべく短くしたいですよね。実は、適切に筋肉を伸ばすことで素早く治まることがあります。
そして、生活習慣などの見直しで足がつるのを予防することも可能です。今回は、足がつる原因や対処法について紹介します。

「頻繁に足がつって困っている。」「最近昔に比べて足がつることが増えた。」という悩みを抱えている方は、ぜひ最後まで読んで、予防法を試してみてくださいね。

足がつるとはどんな状態?

多くの人が経験したことのある足のつり。ふくらはぎがつることは、「こむら返り」とも呼ばれます。
身体を動かしているときや眠っているときに突然筋肉が収縮し、大きな痛みを伴います。具体的には、筋肉の細胞は神経の伝達によって反応しやすいようにミネラルや水分のバランスを保っています。しかし、汗をかいたり同じ姿勢が続くことにより、バランスを崩してしまうことがあります。
バランスを崩した筋肉の細胞により、一時的に筋肉が異常に収縮してしまうことで、足がつるという仕組みです。

痛みが治まるまではじっとしていることしかできず、そのせいで目が覚めてしまった…。というようなことは、なるべく防ぎたいですよね。頻繁に繰り返すようであれば、なおさら避けたいところ。
足がつるのは、身体の状態や温度などの原因が関係しています。ちょっとした工夫で防ぐことができるかもしれません。

足がつりやすくなる原因

足がつる原因は、すべては解明されていないようですが、冷えや体内のミネラルのバランスが関係しています。また、筋肉の硬直を防ぐために水分や血液の巡りにも気を付けたいですね。
具体的に、足がつりやすくなる原因を紹介していきます。自分に当てはまっていることはないか、チェックしてみてくださいね。

血行不良

血行不良による冷えなども、足がつる原因のひとつと言われています。
特に寝ている間、エアコンの冷気や扇風機の風などに当たっている場合は、注意が必要かもしれません。脚の付け根が圧迫されて下半身の血行不良が起こりやすい妊娠中の方も、足がつりやすくなると言われています。

筋肉量の減少

足がつるのには、運動不足や加齢に伴う筋肉量の減少も関係しています。夜、足がつるのが若い世代の人に比べて40代・50代以上に多いのも、筋肉量の減少による影響が大きいでしょう。

筋肉疲労

筋肉量の減少とも少し似ていますが、筋肉の疲労によっても足がつりやすくなります。激しいスポーツの途中に足がつるのは、足を使うことによる筋肉疲労が原因のひとつとも言えます。

普段あまり運動をしない人が急に運動を始めたり、負荷のかかりやすいスポーツをすることも、原因のひとつとなります。

ミネラル不足

気温の高い夏場やスポーツなどにより、たくさんの汗をかくことで身体はミネラルを失います。ミネラルが不足すると、筋肉の収縮がうまくコントロールできなくなり、足がつる原因になってしまいます。大量発汗や脱水症状には十分に気をつけ、こまめに水分・ミネラルを補給することが大切です。

 

これらの足がつりやすい原因を理解すると、夜中に突然足がつりやすいのにはいくつかの条件が重なっていることに気づくのではないでしょうか。
普段の運動不足に加え、寝ている間の血行不良・冷え、そして汗をかくことによりミネラル不足が重なります。寝る前の水分補給や、食事でのミネラル補給が大切なことがわかります。

足がつってしまった場合の対処法

急に足がつってしまうと、あまりの痛さにびっくりしてしまいますよね。足がつってしまったときには、慌てずにゆっくりと身体の力を抜きましょう。
対処法は、つった部位ごとに少しずつ違います。足がつったときは落ち着いて、まずはどこがつっているのかを確認しましょう。

【足の指がつった場合】

手のひらで足の裏全体を支えて、指を反らすように足の甲に向かってゆっくりと伸ばします。

【ふくらはぎがつった場合】

手でつま先を持って自分の身体の方へゆっくりと倒します。このとき、膝は伸ばしきらずに軽く曲げた状態でやるといいですよ。

【すねがつった場合】

つま先立ちを行うような形でつま先を床につけ、足の甲をゆっくりと伸ばします。

部位に関係なく、足がつったらなるべく楽な姿勢を探して、筋肉をゆっくりと伸ばしましょう。痛みがマシになってきたら、足首をゆっくりとまわすと少しずつ落ち着いてくるはずです。このとき、慌てて無理に筋肉を伸ばしたり、急に動かしたりすると筋肉や筋を痛めてしまうので注意しましょう。

足をつりにくくするための予防法

足がつるのを防ぐためにできることは、いくつかあります。
急な痛みに悩まされないよう、すぐにできる予防法からおこなっていきましょう。

急激な寒暖差を防ぐ

血行不良により、筋肉が収縮してしまうのを防ぐためには、寒暖差に注意しましょう。
夏場に涼しい部屋で過ごす場合は靴下の使用や、冬場には脱衣所にヒーターを置くのもおすすめです。湯船にゆっくりとつかって、身体を温めることも大切です。

ストレッチをする

筋肉疲労によっても足がつりやすいと紹介しました。疲労物質が身体に溜まるのを防ぐためにも、運動の後や寝る前などには、ストレッチを忘れずにやるようにしましょう。
また、運動の前のウォーミングアップ不足にも注意をしなければなりません。突然筋肉を動かすことのないよう、準備は念入りに行いましょう。

熱中症を予防する

発汗や体温の上昇による熱中症を予防することは、足をつりにくくする予防にもなります。こまめな水分補給やミネラルの補給を行うことで、筋肉細胞の活性化にも役立ちます。私たちの身体に必要なミネラルは全部で16種類ありますが、筋肉や神経のはたらきには、特にカリウム・カルシウム・マグネシウムなどを積極的に摂る必要があります。果物や海藻、乳製品などをバランス良く摂取するようにしましょう。
熱中症は屋内でも多く起こっています。屋内だからと油断をせず、冷房などもうまく活用しながらしっかりと予防しましょう。

寝る前に水を飲む

身体の中の水分が不足すると、足がつりやすくなる場合もあります。寝ている間には知らず知らずのうちにたくさんの汗をかいてミネラルを失っています。寝る前にコップ一杯分ほどの水を忘れずに飲むようにしましょう。

病院で相談する

「1日の内に何度も足がつる。」「時間が経ってもなかなか収まらない。」など、今までとは様子が違うと感じたら、病院で相談してみるのも検討しましょう。週に一度以上足がつるようであれば、頻度が高いかもしれません。整形外科や神経内科で相談してみるのがいいでしょう。

まとめ

足がつる原因と対処法について紹介しました。
筋肉量の減少も足がつる大きな原因ですが、加齢によるものや、自宅で過ごす時間が増えたことよる運動不足も関係しています。

また、冬場に向けて気温が下がることにより足がつることが多くなるので、今のうちから予防をしておくといいでしょう。いざというときに慌てて筋肉を痛めてしまわないように、対処法も覚えておいてくださいね。

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