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体がだるい時に押すといいツボとは?

思うように体が動かず、だるい時は本当に辛いですね。

生理や更年期などでホルモンが変化しやすい女性は特に、だるさに悩まされることが多いようです。

ふと気が付いたら、足や二の腕、顔などがむくんでいる…
ということもよくありますね。

そんな時に効果的なのが「ツボ押し」です。
この記事では体がだるくなる原因についてお話しし、むくみ解消や疲れ解消に効果的なツボをご紹介します。

ツボ押しでリフレッシュして、疲れた体を軽くしましょう。

体がだるくなるのはなぜ?

だるさとは、疲れた時に起きる「倦怠感」のことです。

だるさを招くのは、体の疲れだけが原因ではありません。
頭を離れないような悩みや心配事があるときに起きる精神疲労も、だるさを引き起こす原因になります。

肉体労働や運動が原因の筋肉疲労、運動不足からくる血行不良、ストレスが原因のホルモンや自律神経の乱れなど、だるさの原因はさまざまだといえるでしょう。

だるさを放置するとどうなるの?

だるさを感じても、日々の忙しさの中でつい無理をしてしまいがちではないでしょうか?
だるさを放置していると、心身の不調を引き起こす原因になります。

たとえば、肩こりや筋肉の硬直を放置していると、吐き気や軽い鬱症状の原因になる可能性があるでしょう。

さらに無理を重ねると体の免疫力が低下して、感染症や癌などのリスクも高まります。

ツボ押しは疲労回復に効果的

前章では、だるさを放置するとさまざまな心身の不調を引き起こす原因になるとお伝えしました。

そんなだるさを回復するのに効果的なのが「ツボ押し」になります。

なぜなら、東洋医学ではツボを刺激することで体の機能を活性化し、未病のうちに体を改善していくからです。

体内に溜まった老廃物を流して疲労を回復し、病気になる前に体と心を立て直しましょう。
もちろん、むくみ解消にも大きな効果がありますよ!

疲れやむくみを解消するツボをご紹介

ここでは、疲れやむくみを解消するツボと、それぞれの押し方をご紹介していきます。
いずれも自分自身で押すことができるツボばかりなので、手軽に実践してみてください。

紹介するのは、以下の4つに効果があるツボです。

1. 全身の疲れ解消
2. 足のむくみ解消
3. 顔のむくみ解消
4. 二の腕のむくみ解消

では、順に紹介していきましょう。

(1)全身の疲れ解消

腎兪(じんゆ)

<効果>
全身の疲れを取り、むくみや冷え、腰痛、耳鳴りなどを解消します。

<場所>
腎兪は、ウエストの最も細い部分の背骨から指二本分外側の左右にあります。

<押し方>
① 息を吸う
② 息を吐きながら左右同時に親指でゆっくり3回押す
③ 3秒間止めてからゆっくり指を離す
④ 1~3を3セットで1回として、5~7回繰り返す

関元(かんげん)

<効果>
全身の疲れに効果があり、元気をつかさどるツボと言われています。
眠る時にてのひらで温めるだけでも、入眠効果があるのでおすすめです。

<場所>
おへそから指4本分(5~6cm)下にあります。

<押し方>
① 仰向けに寝る
② 両手を重ねて関元のツボの上に置く
③ 手のひら全体でやさしく押して離す動作を、1~2分繰り返す

合谷(ごうこく)

<効果>
精神的なストレスや自律神経の改善、目の疲れ、頭痛、歯痛にも効果があります。

<場所>
手の甲の、親指の根元と人差し指の骨が交差する部分から、少し人差し指側です。

<押し方>
① 右手の合谷に左手の親指をあてる
② いた気持ちいい程度の強さで、30回程度押し揉む
③ 反対の手も同様に行う

帯脈(たいみゃく)

<効果>
股関節や腰回りの疲れを改善。
腸の働きを整え、ガスを出す作用や、生理痛の改善にも効果があります。

<場所>
おへその高さで、体の両サイドにあります。

<押し方>
① 仰向けに寝て両ひざを曲げる
② 両手のひらを右の帯脈にあてて体の中心に圧力がかかるようにマッサージ
③ 左も同様にマッサージ

(2)足のむくみ解消

湧泉(ゆうせん)

<効果>
足の血行を改善してむくみを改善するとともに、リラクゼーション効果も高いツボです。
下半身の疲労を大きく改善して全身が軽くなります。

<場所>
足裏の土踏まずのやや上側で、足の指を握った際にくぼむ箇所です。

<押し方>
① 足指の間に手の指を押し込み、足首を大きく10回程度回す
② 足指を奥側へ押して足裏を伸ばす
③ 足指を手前に引いて足の甲を伸ばす
④ 湧泉に両手の親指を重ねて3秒程度押して緩める動作を数回繰り返す
⑤ もう一方の足も同様に行う

陽陵泉(ようりょうせん)

<効果>
立ち仕事などで足が疲れてむくみがちな方におすすめです。
腰痛にも効果が期待できます。

<場所>
膝の外側に出っ張った骨(腓骨)のすぐ下にある窪みが陽陵泉です。

<押し方>
① 足を曲げて座る
② 両手の親指で陽陵泉を押さえる
③ 足指方向へ力を込めて3~5秒の押し揉みを5~10回程度繰り返す
④ もう一方の足も同様に行う

豊隆(ほうりゅう)

<効果>
ふくらはぎに溜まった余分な水分を排出して、足のむくみや疲れを取ります。

<場所>
すねの骨の外側で、ひざと足首の中間の筋肉が一番盛り上がっている所です。

<押し方>
① 親指を豊隆のつぼにあてる
② ゆっくりと垂直に押し込む
③ もう一方の足も同様に行う

足三里(あしさんり)

<効果>
内蔵の働きを活性化して体内の老廃物の排出を促し、足のむくみを改善します。

<場所>
膝の外側から指四本分下がったくぼみにあります。

<押し方>
① 椅子に座って、親指を足三里にあてる
② 強めに2~3分間押し揉みする
③ もう一方の足も同様に行う

(3)顔のむくみ解消

晴明(せいめい)

<効果>
まぶた周辺のむくみ改善に効果があります。
目元の血行が改善されるので、目の下のクマを解消したい人にもおすすめです。

<場所>
両目の内側、目と鼻の根元にあります。

<押し方>
① 中指を晴明のつぼにあてる
② 約3秒間グッと押す
③ 3秒かけてゆっくりと離す
④ 反対側も、同様に行う

四白(しはく)

<効果>
顔のむくみ、たるみに効果があります。
小顔になりたい方におすすめのツボです。

<場所>
鼻の両脇から指2本分外側にあります。

<押し方>
① 人差し指を四白のツボにあてる
② 3秒間、上向きに押し込む
③ 3秒かけてゆっくりと離す
④ 反対側も、同様に行う

翳風(えいふう)

<効果>
フェイスラインのむくみ取りに効果的。
また、耳鳴りや首凝りの解消にも効果が期待できます。

<場所>
両耳の後ろのやや下側にある窪みです。

<押し方>
① 中指を翳風のツボにあてる
② 3秒程度ゆっくりと押す
③ ゆっくりと3秒かけて離す

(4)二の腕のむくみ解消

臂臑(ひじゅ)・肱中(こうちゅう)

<効果>
二の腕をほぐすとともに、溜まっていた老廃物を排出します。

<場所>
・臂臑(ひじゅ):肩にある三角筋の先端(ひじ側)の少し内側にある窪み
・肱中(こうちゅう):臂臑から指2本分下側

<押し方>
① 親指と人差し指を使って臂臑と肱中のツボをつまんで5秒間押す
② いた気持ちいい程度の強さで約3秒間ねじりながら左右にゆらす
③ もう一方の腕も同様に行う

極泉(きょくせん)

<効果>
たるんだ二の腕を引き締める効果があります。
血行を良くして経路を刺激することで、脂肪燃焼効果も期待できます。

<場所>
両わきの下の中央にあります。

<押し方>
① 手を上げて、反対の手の親指を使って5秒程度押す
② 上げていた手を下げ、反対の手で上から揉みほぐしながら最後は小指をつまむ
③ もう一方の手も同様に行う

ツボ押しに効果的なタイミング

ここまで、全身の疲れを取ったり、むくみを解消したりするツボを紹介しました。
では、ツボ押しは1日の中のどんなタイミングで行えばよいのでしょうか?

ツボを押すことで眠りに入りやすくなるので、夜寝る前のタイミングがおすすめです。
しかし、眠る直前にツボ押しを行うと、逆に眠りにくくなる場合もあります。

理想は、就寝の2時間程度前が良いといえるでしょう。
就寝の2時間前に入浴を済ませ、ゆったりとくつろいだ状態でツボ押しを行うと、より効果が高まります。

まとめ

今回の記事では、疲れやむくみ解消に効果的なツボ押しを紹介しました。

季節の変わり目は特に疲れが出やすい時期です。
また、コロナ禍によるストレスや運動不足から、疲れを感じている方も多いでしょう。

この記事でご紹介したツボ押しをぜひお試しいただき、体調の改善にお役立ていただければ幸いです。

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