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冬になると足の角質が分厚くなり、ぱっくり割れるのはなぜ?

寒い季節になると気になるのが、かかとのカサツキや、ぱっくり割れです。
秋になると徐々にかかとがガサガサしてきて、冬に入り、痛みに気付いてかかとを見るとぱっくり割れていた…

そんな経験をお持ちの方も多いことでしょう。
かかとのぱっくり割れは、一体何が原因で起きるのでしょうか?

この記事では、かかとのぱっくり割れの原因や予防、改善方法について、詳しく解説します。
寒い季節になってもツルツルのかかとを維持するために、ぜひ参考にして下さいね。

かかとのぱっくり割れはなぜ起きるの

かかとのぱっくり割れはなぜ起きるのでしょうか。
まずはその原因についてお話しします。

原因は以下の4つです。

1. 主な原因は乾燥
2. ターンオーバーの乱れ
3. 足の裏には刺激が多い
4. 血行不良による冷え

では、順にお話ししていきますね。

原因1.主な原因は乾燥

かかとがぱっくり割れる主な原因は、乾燥にあるといえます。
そもそも、足の裏は皮脂腺がないため、乾燥しやすい部位です。

他の部位は、薄い皮脂の膜がバリアとなって、肌表面を乾燥から守っています。
ところが足の裏には皮脂腺がないので、大気が乾燥すると、その影響を直接受けて
しまうのです。

冬になるとかかとがぱっくり割れるのは、乾燥が大きな原因だといえるでしょう。

原因2.ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーの乱れも、かかとがぱっくり割れる原因になります。

ターンオーバーとは、周期的に古い角質層が剥がれ落ちて、新しい皮膚へと生まれ変わることです。

肌はターンオーバーによって透明感のある健康的な状態を保っていますが、

加齢や生活習慣、ストレスなどの影響で、ターンオーバーに乱れが生じる場合があります。

かかとがぱっくり割れるのも、ターンオーバーの乱れによってかかとに角質が溜まり、分厚く、硬くなるのが原因だといえるでしょう。

原因3.足の裏には刺激が多い

足の裏には刺激が多いことも、かかとがぱっくり割れる原因です。

人が立っているとき、かかとには全体重の7割もの重さがかかるといわれています。
さらに、歩いているときには、靴や靴下、地面、床などとの摩擦によって、強い刺激を受け続けるのです。

全身で最も刺激を受けているのが、まさに足の裏。
摩擦の刺激が足の裏の乾燥をさらに悪化させ、かかとがぱっくり割れる原因になるといえるでしょう。

原因4.血行不良による冷え

冬になって体が冷え、血行不良を起こしやすくなることも、かかとがぱっくり割れる原因だといえます。

足の裏は心臓から最も遠く、しかも下の位置にあるため、血流が滞りやすいのです。

血行不良になると、肌のターンオーバーに乱れが生じて、かかとにも角質が溜まりやすくなるため、かかとがぱっくり割れる原因になるでしょう。

かかとのぱっくり割れの予防や改善方法

ここまで、かかとがぱっくり割れる原因について、お伝えしてきました。
では、かかとのぱっくり割れの予防や改善には、どうすれば良いのでしょうか?

予防・改善方法は以下の3つです。

1. 1日に何度も保湿する
2. 古い角質を取り除く
3. ひび割れをケアする

では、1つひとつお話ししていきましょう。

(1)1日に何度も保湿する

最も大切なのは、マメな保湿になります。
かかとがぱっくり割れる原因は乾燥なので、保湿が欠かせません。
1日に何度も保湿を行いましょう。

保湿のタイミングとしては、

  • 朝起きたとき
  • 外出から帰ってきたとき
  • お風呂上り
  • 就寝前 など

以上のように、着替えのタイミングに合わせて保湿を行うと、忘れにくいでしょう。

かかとの乾燥を感じるときには、一般的な化粧水や乳液よりも、かかと専用の保湿クリームが有効です。

かかとの保湿クリームには、有効成分によって2つの種類があります。

  • ビタミンEを含むもの
  • 尿素を含むもの

ビタミンEを含むものは、主に血行不良によるひび割れに効果が期待できます。
血行を促進して肌を柔らかくすることで、かかとの乾燥を防ぎ、ぱっくり割れを予防するからです。

また、尿素が含まれるものは、主に乾燥によって硬くなった角質に、効果を発揮します。
角質を柔らかくして、かかとの乾燥やひび割れを防いでくれるでしょう。

それぞれの症状に合った保湿クリームでケアすると、保湿効果がより高まるといえます。

(2)古い角質を取り除く

かかとに古い角質が溜まっている場合は、古い角質を削って除去するのも効果的です。
角質を取り除く手順を説明しましょう。

① お風呂または足湯に10~15分程度つかってかかとを柔らかくする
② かかとの水分をきれいに拭き取る
③ かかと削りでかかとの角質を優しく除去する
④ かかと用の保湿クリームなどでかかとを丁寧に保湿する

かかとの角質削りは、かかとのぱっくり割れに効果的な方法ですが、いくつかの注意点があります。

注意点は以下の通りです。

  • 力を入れすぎない
  • かかと削りは一方向に使う
  • 頻度は1~2週間に1度
  • 削った後は必ず保湿

角質を削る際は、力を入れすぎないように優しく行いましょう。
力を入れて柔らかい肌を傷つけると、肌を傷つけて逆に角質を増やすことになるからです。

また、かかと削りは往復させずに、一定方向に動かします。
往復させると傷が毛羽だった状態になって、きれいに仕上がりません。

かかとの角質を削る頻度は、1~2週間に1度がめやすになります。
削り過ぎると肌を傷めてしまうので、注意しましょう。

角質を削った後の肌は、乾燥しやすい状態です。
保湿力の高いクリームを使用して、保湿を行いましょう。

保湿後はかかとケア専用の靴下を履くことで、さらに効果がアップしますよ。

(3)ひび割れをケアする

ひび割れやぱっくり割れができてしまっている場合は、ひび割れのケアが必要です。
ひび割れのケアには、液体ばんそうこうや、ひび割れ専用のクリームを使いましょう。

液体ばんそうこうは、切り傷や擦り傷にも便利に使用できますが、傷口にしみる場合があります。

一方、ひび割れ専用のクリームなら、しみにくく、保湿効果も期待できるといえます。

ひび割れのケアには、あなた自身が使いやすいものを選びましょう。
どれが良いか迷った場合は、ドラッグケアの薬剤師などに相談してみると良いですね。

かかとぱっくりの原因は乾燥以外にもある

かかとがぱっくり割れる原因は、乾燥だけではありません。

下のような皮膚の病気にかかると、かかとがひび割れることがあるからです。

  • 乾燥水虫
  • イボ
  • タコ

乾燥水虫は「角質増殖型」と呼ばれ、肌が粉を吹いたようにカサカサとしてくるのが、特徴です。

また、イボは、小さな傷口からウィルスに感染することで起こります。
タコは、皮膚の一部分が厚く硬くなる病気です。

保湿などのケアを行ってもかかとの状態が良くならない場合は、早めに皮膚科を受診して、原因を確認しましょう。

まとめ

この記事では、冬に多い、かかとのひび割れやぱっくり割れの原因と、予防・改善方法についてお話ししました。

「かかとがガサガサしてきたな」
と感じたら、今回ご紹介した方法を参考に、かかとのお手入れを行ってくださいね。

足の裏は他人から見えない箇所だけに、ついケアを怠りがちです。

寝る前に足の裏をマッサージする習慣をつけるなど、日頃から足裏にも注目するようにすることが大切だといえます。

冬もつるつるとした潤いのあるかかとを維持して、快適な毎日を過ごしましょう。

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