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ガサつく足の乾燥どうにかしたい! 内側から改善してくれる食べ物とは?

これからの時期は、肌の乾燥に悩まされる方も多いと思います。顔や手はもちろんのこと、足が乾燥するという方も決して少なくありません。
足のすねやひざに粉がふき、黒タイツが白くなった、かかとがひび割れて歩く時に痛い…。ガサガサのうろこ肌になった皮膚がめくれ落ちるのも不快だし、見た目も気になりますよね。足の乾燥は、軽視できない問題なのです。
特に皮膚の角質化が進んでしまった乾燥は、外からの保湿だけでなく、食べ物で体の中から保湿力アップすることも大切です。
それはどうしてなのかを解説しながら、乾燥改善をしてくれる食べ物についてもお伝えしていきます。

足の乾燥でうろこ状になるのは栄養不足のせい?

足がガサつき、うろこのようにめくれてくるのは、乾燥がひどく肌表面で水分を保てずに、溜まった角質がはがれるためです。
肌はザラザラで、白く毛羽立つようになり、乾燥がひどくなるほど毛羽立ちが大きく、キメの粗い肌になってしまいます。
うろこ状の皮膚になるのは空気の乾燥のほか、体内で水分不足であることや栄養不足も原因と考えられます。
乾燥が長く続き、またかゆみや炎症を伴う場合は、食べ物からも改善していく必要があります。

外からの保湿だけでは乾燥改善しない理由

化粧水や乳液でしっかりと保湿しても、乾燥肌が改善しない場合があるのはなぜでしょうか? それは、体の内側からくる次のような要因が考えられます。

体内で水分不足になっている

肌や足の乾燥は、体の中が水分不足になっていることでも起こります。
空気が乾燥するこれからの季節には、肌表面の水分がどんどん蒸発していくため、体内からの水分補給が欠かせません。
それなのに、水を飲む量が少ないと皮膚の乾燥が進むばかりか、体は脱水状態になります。
血液はドロドロ、血のめぐりも悪く、代謝も低下して、これが乾燥を招くことになります。

皮膚のターンオーバーの乱れ

ターンオーバーとは、肌の新陳代謝の周期のこと。それがスムーズに行われていると、古い角質細胞が押し上げられ、排出することで健康的な皮膚が保たれています。
しかしターンオーバーが乱れて遅くなると、古い角質が蓄積されて乾燥します。偏った食生活や睡眠不足、ストレスによる血行不良などで、ターンオーバーの遅れが引き起されます。

ホルモンバランスの乱れ

足の乾燥がひどい方は、ホルモンバランスも関係している場合があります。
女性ホルモンのエストロゲンは、肌細胞を活発にしてコラーゲンなどの美肌成分を増やし、プロゲステロンは皮脂分泌を促し、細胞内に水分を閉じ込める働きをしています。
これらのホルモン分泌が減ることで、うるおい作用が正常にいかなくなって乾燥が進んでしまうのです。

その肌の乾燥、栄養が足りないのかも⁉

こうしたターンオーバーやホルモンの乱れを正常に戻して、体や足の乾燥を改善するには、
健やかな肌づくりに欠かせない栄養素をしっかり摂ることです。
毎日の食事でそれらの栄養素を摂れているか見直して、ガサガサした足のうろこ肌を改善していきましょう。

足の乾燥改善は、体の中から保湿を!

具体的に、どのような食べ物が必要なのか見ていきましょう。

タンパク質 【肉、魚、大豆、大豆製品、卵】

肌細胞の原料になり、ターンオーバーを活発にするのがタンパク質です。
タンパク質にはコラーゲンも含まれているので、うるおいとハリのある肌のためには積極的に摂りたいですね。肉だけに偏らずに、魚や大豆などをローテーションで組み合わせて食べましょう。

ビタミンA 【レバー、ニンジン、小松菜、ほうれん草】

緑黄色野菜に含まれるベータカロテンが体内でビタミンAに変換され、肌のバリア機能を高めます。
粘膜を強くして、うるおいを与えるほか、ターンオーバーを整える働きもあります。

ビタミンB2、6、12【豚レバー、納豆、鶏むね肉、まぐろ、ニンニク、アサリ、牡蠣】

肌の新陳代謝の働きのあるターンオーバーを活発にして、乾燥による炎症を抑え、肌荒れを防いでくれるといわれています。
体内でタンパク質の代謝をサポートする働きもあります。

ビタミンC 【柑橘類、イチゴ、キウイ、ブロッコリー、小松菜】

肌のうるおいや弾力のために必要なコラーゲン生成を助けます。また活性酸素を取り除く働きもあり、バリア機能をアップして肌をダメージから守ってくれます。

ビタミンE 【豆乳、アボカド、イワシ、いくら、アーモンド】

肌の血行を促進し、ターンオーバーを促すことで、肌のバリア機能が高まり、保湿と保水作用の働きを良くしてくれます。
また活性酸素を減らして美肌効果をさらに発揮させることも期待できます。

亜鉛 【牡蠣、牛肉、卵黄、チーズ】

体内のビタミンAの代謝を促して抗酸化作用の活性を促し、つや肌とアンチエイジング効果があります。肌のターンオーバーを正常に作用させるのに欠かせない栄養素です。

必須脂肪酸 【サバ、イワシ、エゴマ油、アマニ油】

肌の表面を覆っている皮脂の原料となります。皮脂がなさすぎても、肌内部の水分が失われていくため、肌の乾燥を進ませると考えられています。

このほかに、乾燥知らずの肌を作るには腸内環境を整えることも大切です。キノコ類やゴボウなどの根菜類、海藻やヨーグルトなど食物繊維と発酵食品も併せて積極的に食べましょう。

さらに簡単レシピで、乾燥改善!

先にご紹介した、肌のうるおいに必要な栄養素を含む食べ物を使って、手軽に作れるレシピをご紹介します。
いつものメニューに加えて、乾燥対策のさらなる強化に役立ててみて下さいね。

≪鶏、にんじん、ブロッコリーのあったかスープ≫

【材料 2人分】
鶏のむね肉   150g
にんじん    40g
ブロッコリー  40g
玉ねぎ     40g
牛乳      200㏄
バター      5g
スープの素   小さじ1
塩こしょう   少々
粉チーズ    3g
水       1カップ

【作り方】
1にんじん、玉ねぎは、1cm角に切り、ブロッコリーは小房に分けます。
2鶏のむね肉は一口大にそぎ切り、またはコンビニのサラダチキンを割いて使ってもOKです。それを鍋に入れてバターで炒め、水とコンソメを加えます。
3 1の材料を加えて中火で煮ます。全体に火が通ったら最後に牛乳と粉チーズを加え、ひと煮立ちし塩こしょうで味を調えます。

≪焼き野菜たっぷりサバ缶カレー≫

【材料 2人分】
サバ缶(水煮) 1缶
カレーパウダー 大さじ1と 1/2
オリーブオイル 大さじ1
トマト     大1個
みそ      小さじ2
野菜 カボチャ、カブ、オクラ、れんこん、パプリカ、エリンギなど適宜
塩こしょう   適量
ごはん     2膳分

【作り方】
1 フライパンにオリーブオイルとカレーパウダーを入れて、火にかけて炒めます。
2 香りが立ったら、ざく切りにしたトマトを入れ、崩れるまで炒めます。
3 そこに汁ごとサバ缶を加えて煮立たせて、みそを加えて溶かします。
4 別のフライパンにオリーブオイルを入れ熱し、野菜を焼いて塩こしょうで味付けしておきます。
5 大き目の器にごはんをよそい、カレーを入れ、野菜を添えましょう。

≪アボカドプラスの卵かけご飯≫

【材料 2人分】
ご飯       2杯分
アボカド     1個
たまご      2個
刻みのり     少々
醤油       15g
わさび      少々

【作り方】
1 アボカドは食べやすい1.5㎝角に切ります。
2 ごはんを茶碗に盛った上にアボカドを乗せます。卵を落とし、刻みのりをトッピング。
3 わさび醤油をかけていただきます。

まとめ

体の内から皮膚の保湿力を上げるには、「ターンオーバーを正常に戻す」、「活性酸素を除去する」、「腸内環境を整える」栄養素を摂ることがポイントです。
大気が乾燥する秋冬は、皮膚の乾燥が深刻になる季節。スキンケアだけでOKと思わずに、保湿アップを意識した食べ物を摂っていきましょう。
なお水分補給もしっかり行うには、ぬるま湯か温かいハーブティーがおすすめです。
緑茶やコーヒーは、カフェインの利尿作用で水分が体内から出てしまい、かえって乾燥が進むこともあります。また渋みに含まれるタンニンが、ターンオーバーの働きを妨げるため、避けた方が無難です。

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