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環境の変化に要注意!4月の肌トラブルの原因&改善方法とは

少しずつ気温が暖かくなり、春の陽気を楽しめる時期になってきました。「しっかり新しいスタートを切りたい!」と、意気込んでいる方も多いのではないでしょうか?

しかし4月は、花粉や紫外線など、季節の変わり目の中でも特に肌トラブルを引き起こしやすい時期でもあります。ちょっとした環境の変化が肌荒れに繋がってしまうことも少なくありません。
そこで今回は、季節の変わり目に負けない4月のスキンケアのポイントを徹底解説。併せて春先の肌トラブルの原因も詳しくまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

その不調、『季節性敏感肌』かも…?

「普段はなんともないのに、春先などの特定の時期だけ肌が荒れてしまう…」という方は、『季節性敏感肌』の可能性があります。これは季節性アレルゲンと呼ばれる花粉やホコリが原因で、肌が炎症を起こしてしまう症状のことです。

特にこの時期に、次のような不調や変化が現れやすい方は、季節性敏感肌の可能性が高いと言えるでしょう。こちらのリストで簡単にチェックしてみてください。

  • 特定の時期になると、肌に赤みや炎症が出やすい
  • いつも使っているスキンケアが肌に合わなくなる
  • 目の周りや頬がいつも以上にカサつく
  • 花粉症であり、その影響が目や肌にも出る
  • 顔だけでなく、全身に痒みやカサつきが出る

いかがでしたか?
ひとつでも当てはまる項目があれば、この時期は敏感肌向けのスキンケアに切り替える必要があります。その他、生活習慣の改善も効果的です。詳しくは、本記事の後半で細かく解説していきます。

4月に肌トラブルが増える原因

では次に、4月に肌トラブルが増える原因を知っておきましょう。明確な要因がわかることで、生活習慣の改善にも役立ちますよ。

夏のピーク時に匹敵する紫外線

(出典:気象庁|日最大UVインデックスの年間推移グラフ「2021年東京」

ポカポカとした程よい春の日差しはとても気持ち良いものですが、浴びすぎには注意が必要です。というのも、ここ最近は地球温暖化の影響から年々気温が上昇。それに伴い紫外線の量も増えてきているのです。
また、グラフを見るとわかるように、4月〜8月の約半年は他の時期よりも圧倒的に紫外線が多いのがわかります。日によっては4月でも夏のピーク時に匹敵するほどの量を観測することもあるようです。

花粉やPM2.5などの物質

紫外線に加え、4月は花粉が大量に舞うのも厄介な肌荒れの原因のひとつ。
本来、花粉はそう簡単に肌荒れには直結しない大きな分子なのですが、冬の乾燥ダメージの蓄積から、春先は肌のバリア機能が低下している状態です。すると、たとえ少量の花粉が付着しただけでも、アレルギー反応を起こしてしまうというケースは少なくありません。
特にアトピー肌の方は、アレルギー物質からの影響を受けやすいのが特徴。人一倍花粉対策や予防に力を入れたいところです。

環境の変化によるストレス

4月の環境の変化というのは、想像以上に私たちに大きなストレスを与えます。例えば新生活や多忙によって生活リズムが変わったり睡眠時間が減ってしまったり。その他にも、食事や入浴などが疎かになると、ニキビをはじめとする肌荒れの原因になってしまいます。

4月のスキンケアのポイント

季節性敏感肌さんにおける4月のスキンケアのポイントはズバリ、花粉対策と保湿の2点になります。こちらで、今日から取り入れたいケア習慣をみていきましょう。

炎症がある場合はまず皮膚科へ

肌が赤く炎症がはっきりと出ている場合は、まず皮膚科で治療薬をもらうのが最優先。炎症が悪化してしまうと市販の薬ではどうにもならないことも多いため、速やかに専門医にみてもらうのをおすすめします。
その上で、肌に負担のかからない保湿剤でたっぷりと皮膚を保護することが大切です。いつものスキンケアアイテムを使うとピリピリしたり滲みたりする場合は、無理に使う必要はありません。その旨を医師に相談し、場合によっては最適な保湿剤を処方してもらうのも良いでしょう。

花粉や汚れをきれいに落とす

冒頭でも解説したように、バリア機能が弱まった状態の肌には、できるだけ花粉を付着させないよう徹底するのが重要です。また、帰宅後は丁寧な洗顔で花粉を含む汚れをしっかりと洗い流しましょう。
とはいえ、ゴシゴシ擦ったり熱いお湯を使うのは絶対にNG。クレンジングはできれば刺激の弱いミルクタイプを選び、拭き取り系のものは避けてください。洗顔の際も、たっぷりの泡で頬を覆うように手を動かし、流すお湯には32度くらいのぬるま湯を使いましょう。

日中はこまめなUVケアを忘れずに

日中は、冬より何倍もこまめなUVケアを心がけてください。知らず知らずのうちに浴びてしまった紫外線は、秋頃になると夏のものと合わせて肌に現れてしまいます。
ただ、日焼け止めは予防効果が高いものほど肌への刺激も強くなるので要注意。毎日徹底したUVケアをするのではなく、1日のスケジュールや天候に応じて使用する日焼け止めを変えられるとベターです。

冬に蓄積された乾燥ダメージを回復

朝晩のスキンケアに関しては、いつも以上に入念な保湿で肌を労わりましょう。夏に入る前に冬に蓄積された乾燥ダメージを回復できるよう、化粧水や乳液に加え、美容液をポイント使いするのもおすすめです。
その他、週に数回パックなどのスペシャルケアを取り入れるのも◎。この時期は、低刺激かつ高保湿のスキンケアアイテムを揃えておくととても心強いですよ。

4月の生活習慣のポイント

では最後に、スキンケア以外で意識しておきたい生活習慣のポイントをご紹介します。ぜひできることから取り入れてみてくださいね。

花粉から肌を徹底保護

もはやこのご時世に欠かせないものとなっていますが、花粉から肌を守るという意味でもマスクは非常に重要なアイテムです。さらに、メガネや帽子なども着用することで、より徹底的に花粉を防ぐことができます。
粒子の小さい大気汚染物質などが気になる場合は、専用のブロックスプレーを使いましょう。保湿して帯電を防いでくれるので、静電気に寄せ付けられやすい物質全般(花粉やPM2.5など)にも効果的ですよ。

3つの’’R’’でストレスを対処

肌の状態は思いの外、心の調子と直結しています。
少しでも揺らぎを感じたら、「3つのR」を思い出してストレスに対処したり心を健やかに保てるよう意識してみましょう。3つのRとは、「Rest(休息)」、「Recreation(気晴らし)」、「Relax(リラックス)」のこと。規則正しい生活を繰り返すだけでなく、時には息抜きにのんびりしてみたり好きなことに熱中したりして、充実した時間を過ごしてくださいね。

環境の変化に負けない丁寧なケアを

職場や学校はもちろん、それ以外にもたくさんの環境の変化がある4月。なんだか背筋が伸びるこの時期は、いつも以上に肌を気にすることなく過ごしたいですよね。
特に季節の変わり目が原因で起こる季節性敏感肌の場合、その日の肌の状況に応じた丁寧なスキンケアが大切です。はじめはいつもと違うケアが面倒に感じることもあるかもしれませんが、根気強く真摯に向き合っていきましょう!
日々の小さな積み重ねが、環境の変化に負けない肌質作りをサポートしてくれますよ。

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