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脚痩せと姿勢の関係

お尻やお腹と同様に、脚はダイエットしてもなかなか細くなりにくいと、いわれています。
なぜ脚は、ダイエットしても細くなりにくいのでしょう?

実は脚が太くなる原因として、姿勢が大きく関わっていることをご存じでしょうか?

そこでこの記事では、脚を太くさせるNGな姿勢について解説。
正しい姿勢とはどういう姿勢なのかを確認し、脚痩せに効果的なストレッチを紹介します。

「脚だけがダイエットしても痩せない」「脚の脂肪やむくみが取れない」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

脚が太くなる3つの原因とは

「下半身太り」という言葉があるように、下半身は上半身に比べて太りやすい傾向にあるようです。
まずは、脚が太くなる原因についてお話ししましょう。

脚が太ってしまうのは、主に下の3つが原因となっています。

1. 脂肪
2. むくみ
3. 筋肉のバランス

では、順に見ていきましょう。

原因1.脂肪

脚に限ったことではありませんが、摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、余計なカロリーを体が蓄えて、太ってしまいます。

脂肪による太りすぎを解消するには、摂取カロリーを減らして運動によって引き締めるしかないといえるでしょう。

原因2.むくみ

むくみは、脚を太くする大きな原因となっています。
上半身は太っていないのに脚だけが太いという方は、むくみが原因になっている場合が多いでしょう。

長時間の立ち仕事やデスクワークなど、同じ姿勢を取り続けることが、むくみの原因になります。

また、薬や病気が原因になる場合もあるので、むくみの程度がひどくてなかなか解消しない場合は、念のため専門医の診察を受けておくと、安心です。

原因3.筋肉のバランス

筋肉は、必要な個所にバランス良く付いていることが大切です。

ところが、立ち方や座り方が悪くて重心が偏ると、太ももが張り出すなど、余計な筋肉がついて、その結果脚が太く見えるでしょう。

また、脚痩せのためにウォーキングやストレッチを行う場合も、姿勢が崩れていると筋肉のバランスが崩れて、逆効果になります。

脚が太くなるNG姿勢

ここまで、脚が太くなる原因についてお話してきました。

脚の「むくみ」と「筋肉のバランス」は、脂肪以外で脚が太くなる大きな原因となりますが、その二つに共通しているのが「姿勢」です。

脚が太くなるNG姿勢は、以下の4つです。

1. 反り腰
2. 猫背
3. 重心がかかと側
4. 脚を組んで座る

それでは、1つひとつ解説していきましょう。

(1)反り腰

反り腰とは、体の後ろ側に重心がかかって、腰が前に反った状態です。
なぜ腰が前に反ってしまうかというと、骨盤が開いたり前に傾いたりしているからだといえます。

骨盤が開いていると骨盤が前傾しやすく、体の重心がどうしても後ろに傾いてしまうのです。

反り腰になると股関節が内側にねじれやすく、お尻の横側の筋肉が弱くなりがち。
太ももに負担がかかって、脚が太くなりやすいでしょう。

また、内臓が下がり気味になるため、下腹がぽっこりと出やすいともいえます。

(2)猫背

猫背になると、肩や頭が前方へ出て前かがみになります。
前かがみになると胸が縮こまって、呼吸が浅くなりがちです。

呼吸が浅くなって酸素の供給量が減ると、代謝が落ちて太りやすい体になります。

また、猫背を続けることで上半身の大幹が弱くなり、下半身に体重が集中するのも、脚が太くなる原因です。

(3)重心がかかと側

重心がかかと側にかかることで、足裏全体でしっかりと地面がつかめず、かかとに負担がかかります。

かかと側に重心がかかると、腰が下がって背中が丸くなり、猫背の姿勢になるでしょう。

猫背になると、前述したように代謝が下がったり、上半身の大幹が弱ったりして、脚が太くなる原因になります。

(4)脚を組んで座る

椅子に座った時に足を組む癖がある人は、すぐにやめることをお勧めします。
なぜなら、脚を組むと血行が悪くなり、リンパの流れも滞るからです。

老廃物がうまく排出されなくなると、脚がむくんで、セルライトが付く原因にもなります。

さらに脚を組む姿勢を続けることで、骨盤のゆがむ原因にもなるでしょう。
骨盤のゆがみは、反り腰や猫背の原因になり、さらにむくみを招くといえます。

正しい姿勢をチェック

姿勢が悪いと、脚が太くなる原因になることをお話ししましたが「では、どんな姿勢が理想なの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

それではここで、正しい姿勢を確認します。
正しい姿勢とは、下の条件が揃っている姿勢です。

1. 脚の裏全体で地面をつかむように立つ
2. 肩甲骨を引き寄せるイメージで胸を開く
3. 両腕は外側に向かってひねる
4. お尻はキュッとしめるように意識する
5. あごは軽く引く

以上の5つのポイントを意識した上で、「耳・肩・股関節・ひざ・外側のくるぶし」が直線上になるように立ちましょう。

さらに、正面からチェックして、左右の「耳・肩・骨盤・ひざ」の高さが平行になっていればOKです。

姿勢矯正ストレッチで美脚を手に入れよう

最後に、美脚を手に入れるための姿勢矯正ストレッチをご紹介します。
ここでご紹介するのは、以下の3つのストレッチです。

1. プランクで大幹を鍛える
2. 猫のポーズで背骨の柔軟性をアップ
3. 肩甲骨周りの筋肉を緩めて猫背解消

では、順に確認しましょう。

(1)プランクで体幹を鍛える

まずはプランクで、大幹を鍛えましょう。
すっきり伸びた背筋を保つには、大幹がしっかりしていることが必須です。
上半身に筋力が付くことで、脚にかかる負担が少なくなって、脚にアンバランスな筋肉がつかなくなるといえます。

プランクの手順

① うつぶせになり、両肘が肩の下にくるようにセットして全身がまっすぐになるように持ち上げる
② 全身がまっすぐになったらそのまま10秒間キープ
③ 体を下ろして、うつぶせに戻す

以上を5~6セット繰り返しましょう。
運動に慣れていない方は、ひざを床に付けた状態で行っても構いません。

(2)猫のポーズで背骨の柔軟性をアップ

猫のポーズには、体の柔軟性を高めて、肩甲骨から背中にかけての筋肉を緩める効果があります。

背中の緊張を緩めることで猫背を解消し、血行や代謝がアップして脚痩せにも効果が期待できるでしょう。

猫のポーズの手順

① 床にひざを付けて四つん這いになり、両手は肩の真下に付く
② 目はまっすぐ前方を見る
③ 息を吐きながらゆっくりと背中を丸めていき、目線は、おへそのあたりを見る
④ 大きく呼吸をしながら30秒キープ
⑤ 息を吸いながらゆっくりと背中を反らし、目線は前方を見る
⑥ 大きく呼吸をしながら30秒キープ

以上の動作を5~8セット繰り返しましょう。
なお、腰痛や首の痛みがある方は、無理のない範囲で行うか、猫のポーズは控えるようにしてください。

(3)内側に入り込んだ肩を改善するストレッチ

内側に入り込んだ肩を改善して、猫背を解消するストレッチです。
左右に開いてしまった肩甲骨は、肩幅が広く見えて太った印象を与えてしまいます。
猫背は、下半身の筋肉に負担をかけて、脚が太る原因にもなりますよ。

内側に入り込んだ肩を改善するストレッチの手順

① 背中とかかとを壁にぴったりと付けて立つ
② 両腕をまっすぐ上げる
③ 息を吐きながら、両ひじが90度に曲がるところまで、腕を壁に沿わせて下す
④ 息を吐ききったら、息を吸いながら両腕を上げていって元の姿勢まで戻す

以上の動作を、ゆっくりと5~6セット繰り返しましょう。

まとめ

今回の記事では、脚が太くなる原因や、姿勢と脚痩せの関係についてお話しし、姿勢を改善して美脚に導くストレッチを紹介しました。

ダイエットしても脚が痩せにくい原因は、姿勢にあるといえます。
姿勢が悪いと、筋力や代謝が落ちて痩せにくくなったり、血行とリンパの流れが滞ったりして、下半身のむくみを招きます。

今回ご紹介した姿勢矯正ストレッチは、だれでも手軽にできる簡単なものなので、ぜひ自宅でちょっとした時間に行ってみてくださいね。

スキニーパンツや、スリムなスカートをきれいに履きこなせる、美脚を手に入れましょう!

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