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栄養価の高い季節の野菜・果物で代謝アップ!

肌トラブルや冷え、むくみのない健康的な身体を目指すには、代謝のアップは欠かせません。体温や免疫力を上昇させ、新陳代謝など身体のあらゆることに影響する代謝。運動をして筋肉量のアップを目指すことで代謝を上げることも大切ですが、偏った食事を改善することもとても重要です。
旬の食材は栄養価が高いだけでなく、代謝のアップにも役立ちます。今回は、代謝のアップが身体に与える影響や、春夏に食べたい旬の食材を紹介します。ダイエット中の方や、食事改善による美肌などを目指す方はぜひチェックしてくださいね。

代謝が上がるとどうなる?

代謝のアップは、身体のサイズダウンや減量を目指す方にもとても大事なこと。しかし、代謝が上がると身体にどんな風に影響するのかを知らない方も少なくありません。代謝があがることで期待できるのは、次のようなことです。

体温が上昇する

代謝が上がると血流が促されます。身体のすみずみまで温かい血液が運ばれることで体温の上昇にもつながります。
ダイエットだけでなく、滞った血流や冷えによる肩こりや腰痛が気になる方も、代謝のアップを目指すことで緩和されるかもしれません。

免疫力が上がる

体温の上昇は免疫細胞のはたらきを活発にします。風邪など、体調を崩しにくくなることにも期待できます。体温が1℃違うだけでも免疫に大きな影響を及ぼすので、代謝を上げて血流を促すことはとても大切です。

痩せやすく、太りにくくなる

運動をしていなくても、内臓の活動にはエネルギーが必要です。エネルギー量が多いほど、太りにくい身体に近づきます。筋肉量をアップさせ、痩せやすい身体づくりをすることが、繰り返すダイエットを終わらせるためのきっかけにもなります。

肌にツヤやうるおいが生まれる

身体の代謝が上がると、血流が促進されて細胞の新陳代謝も活発になります。肌のターンオーバーが促され、うるおいのある肌へ導きます。

食事と代謝の関係は?

代謝ときくと、運動や筋肉量に左右されるものというイメージが強いですよね。代謝のアップによる、身体の変化やメリットを理解していても、食事と代謝の関係にはいまいちピンとこない方も多いはずです。
代謝には種類があり、次の3つに分けられます。

「基礎代謝」

何もせず、生きているだけでも消費するエネルギーのこと。全体の代謝のうちの約60%を占めています。効率的なダイエットには、筋肉量を増やして基礎代謝を上げることが大切とご存じの方も多いかもしれません。

「身体活動量」

日々の生活の中で、身体を動かすときに消費されるエネルギーのことです。代謝全体の約30%を占め、その日の運動量によって大きく変わります。
基礎代謝や食事誘発性熱産生は筋肉量などが大きく影響するため、すぐに増やすことは難しいですが、身体活動量は運動などでコントロールすることができます。階段の利用を増やすなど、ちょっとした工夫がダイエットをサポートし、肥満を防ぐことに役立ちます。

「食事誘発性熱産生(DIT)」

食事をすることで消費するエネルギーのことです。食事の後、身体がぽかぽかするような感覚がある方も多いのではないでしょうか。食事から摂った栄養素を分解・吸収するためにはエネルギーが必要です。
食事誘発性熱産生は代謝全体の約10%を占めています。摂取する栄養素によっても消費エネルギーが違っており、最もたくさんのエネルギーを消費するのはたんぱく質ということがわかっています。食事誘発性熱産生は食材をよく噛んで食べることで、より高くなるといわれています。

 

これらの3つの代謝に加えて、それぞれの食材には代謝のアップに役立つ成分が含まれています。栄養価の高い旬の食材を摂ることで相乗効果が狙えます。

代謝のアップには野菜や果物の栄養素に注目するだけでなく、温かい飲み物や料理を摂るようにするなど、内臓のはたらきを妨げないようにすることも大切です。

春夏に旬を迎える野菜や果物

ハウス栽培などの発達で、旬の季節以外にも野菜や果物を見かけることが増えました。しかし、栄養価などは旬の食べごろの時期が最も高いといわれています。

美味しい野菜や果物が育つには、それぞれの季節に適した環境が必要です。日照時間や気温などによって甘味や栄養が豊富に含まれるようになります。栽培技術で育てられるようになっても、やはり旬の時期に食べることが大切です。
夏野菜は身体を冷やして夏バテを防ぐなど、それぞれの季節に見合ったはたらきがあります。そして、旬の食材は美味しいうえに安い価格で手に入るのも魅力的ですね。

ここでは、代謝のアップを助ける今まさに旬の野菜や、これから旬を迎える野菜や果物を紹介します。

そら豆

春になるとスーパーで見かけるようになります。茹でても焼いても、ほくほくで美味しいですよね。そら豆には「食物繊維」が豊富に含まれています。老廃物の排出を助ける「カリウム」や、糖質の代謝に役立つ「ビタミンB1」なども含まれます。そのまま焼いたりスープにしたりと、シンプルな味つけで頂きたいですね。

たけのこ

あっという間に旬が過ぎさってしまうたけのこには「食物繊維」のほかに、「アスパラギン酸」や「グルタミン酸」などのアミノ酸を含んでいます。便秘や腸内環境を整えるだけでなく、疲労回復やむくみの緩和にも期待ができます。消化吸収を促進するはたらきもあるので、旬の間に食べておきたいですね。

玉ねぎ

「玉ねぎを食べると血液がサラサラになる」という話を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。玉ねぎには、包丁で切ると涙が出る原因になる「硫化アリル」や「アリシン」という成分が含まれています。これらは血流やコレステロール値の低下に役立ち、代謝のアップにも期待できます。

いちご

いちごには「ビタミンC」が豊富に含まれ、レモンよりもいちごの方がビタミンCの含有量が多いことがわかっています。毛細血管や肌の柔軟性や弾力にも影響するコラーゲンの生成を助けるので、美肌を目指す方はとくにしっかりと摂っておきたいですね。
ストレスや喫煙によっても減少するビタミンC。しっかり補うことで疲労回復や免疫力のアップにも期待できます。

トマト

トマトに含まれる栄養素といえば、「リコピン」が有名ですよね。リコピンは、血中の悪玉コレステロールへはたらきかけ、血流を促す役割があります。冷えや肥満の防止にも役立ち、代謝のアップにもつながります。
日焼けの予防や美肌効果などにも期待されるリコピンは加熱調理や、油と一緒に摂ることでさらに吸収されやすくなります。

ゴーヤ

キリっとした苦みが美味しいゴーヤは、栄養たっぷりの野菜として知られています。美肌に嬉しい「ビタミンC」、貧血を引き起こしがちの方は積極的に摂りたい「葉酸」、むくみケアに役立つ「カリウム」などが豊富に含まれます。
「ビタミンB1」が含まれる豚肉との相性がよく、一緒に摂ることで夏バテの予防にもつながります。

とうもろこし

缶詰や冷凍ものなどで年中身近な存在のとうもろこしですが、こちらも旬である夏に食べておきたい食材です。筋肉や肌をつくる「たんぱく質」や細胞やエネルギーをつくるサポートをする「リン」などが含まれます。とうもろこしは糖質が多いので、ダイエット中の場合は食べすぎに注意しましょう。

まとめ

代謝をアップさせることは、ダイエット中かどうかに関わらず、健康的な肌や身体を保つために大切なことです。代謝のアップで得られるメリットや代謝の種類を知っておくことで、今後のダイエットにもきっと役立つはずですよ。

美味しいだけでなく、栄養価が高くて手軽に手に入る旬の食材をしっかり食べて、偏りがちな食事の改善を目指しましょう。季節を感じながら、楽しい食事の時間を過ごしたいですね。

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