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ピラティスとヨガの違いとは?

  • 「健康や美容のために軽いエクササイズを始めたいけど、何から始めるべき?」
  • 「初心者にはヨガやピラティスがおすすめって聞いたけど、どう違うの?」
  • 「ヨガとピラティス、ダイエット効果があるのはどっち?」

今回は、こんな疑問を持っている方に向けて、ヨガとピラティスの違いを徹底解説していきます。さらに、それぞれの目的をはじめ、共通点や選び方についても詳しくまとめました。自分に最適なエクササイズがわからない方はもちろん、ヨガやピラティスに興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

まずはそれぞれの目的を確認

違いを知る前に、まずはそれぞれの目的や成り立ちを簡単にみていきましょう。

 

◇ヨガの目的

ヨガは、今から約4500年前の古代インドで誕生した宗教的行法のひとつです。サンスクリット語で『つながり』を意味する言葉でもあり、これは、心・体・魂がつながっている状態のことを表すとされています。具体的には『呼吸』『姿勢』『瞑想』を組み合わせながら心身の緊張をほぐし、体と心の調和を目指すことが目的です。

そこから’’体を動かす=心身の調和に繋がる’’という考えが生まれ、現代の主流となったさまざまなポーズを取り入れたヨガへと発展していきました。今ではすっかり健康法やエクササイズとしての側面が強くなっているヨガですが、本来はもっと心の安定とやすらぎを得るためのものだったんです。

 

◇ピラティスの目的

ピラティスは、ジョセフ・ピラティス氏が考案したドイツ発祥のエクササイズです。生まれながらに病弱だった自分自身の鍛錬のために、ヨガをはじめとするさまざまなトレーニングを研究して誕生したものだとされています。体に負担がかからないエクササイズとして次第に広まり、かつてはリハビリ目的でも開発・活用されたのだとか。

その最大の特徴は、身体の深層部にあるインナーマッスルや体幹をしっかりと鍛えられるということ。実際にピラティスは、『10回行うと気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で別の体に生まれ変わる』と言われているんです。その効果と少ない負担から、今や世代や性別を問わず人気のエクササイズとして話題になっています。

 

 

ヨガとピラティスの共通点

ヨガとピラティスが似ていると言われるのは、先ほども解説した通りピラティスが元々ヨガを研究して作られたからです。そのため、以下のような共通点がたくさんあります。こちらから代表的なものをいくつかみてみましょう。

 

体の歪みを整える

デスクワークや立ちっぱなしの仕事をしていると、どうしても体が歪みがち…。
しかしヨガやピラティスを行うことにより、骨盤が正しい位置に戻り、体の歪みを整えることができます。さらに骨盤が矯正されると美しい姿勢をキープしやすくなるのはもちろん、腰痛や肩こり、頭痛の緩和・改善にも嬉しい効果を期待することができますよ。

 

体の筋力と柔軟性がUPする

ヨガで難しいポーズに挑戦したり、ピラティスを用いて有酸素運動をすることで、体の筋力と柔軟性がUPします。程よい筋肉があるしなやかな身体つきになると、ちょっとした動作がとても動きやすくなるのが嬉しいポイント。柔軟性がつくことで怪我をしにくくなったり、無駄な動きがなくなるんです。

 

長く継続することで心身が強化される

呼吸法は異なるものの、ゆっくりと呼吸を意識しながらヨガとピラティスを行うことで、深いリラックス効果を得られることができます。気持ちが落ち着くのはもちろん、イライラや自律神経の乱れ改善にも効果的ですよ。さらに自分自身を見つめ直す時間にもなるため、長く継続することで心身共にしなやかな状態に◎

 

 

ヨガとピラティスの違い

ではこちらから、ヨガとピラティスの違いについて詳しく解説していきます。両者の違いを知っておくと、自分の体力や目的に合わせた最適なエクササイズが見つかりますよ。

 

そもそもの目的

同じ健康法とはいえ、冒頭の項目でも解説した通り、ヨガとピラティスはそもそもの目的が大きく異なります。大まかにいえば、ヨガは心の安定やリラックスなど『精神面』を、ピラティスは体の健康や歪み改善など『肉体面』を重視したもの。
また、ヨガは身体を伸ばしたりすることでストレッチ効果を高く感じられるのに対し、ピラティスでは体幹部のインナーマッスルを重点的に鍛えられるのが特徴です。

 

身体の動かし方

まずヨガは、呼吸に合わせてゆっくりと身体を動かし、さまざまなポーズで静止するのが基本です。ヨガマット以外に、マシンや器具を使うことはありません。
一方ピラティスでは、マットの上で運動をするほか、時にはマシンを使ってインナーマッスルに働きかけていきます。目的の面からみても、運動量的にはピラティスの方がしっかりと体を動かすメニューだと言えるでしょう。

とはいえランニングや筋トレと比較すると、ヨガやピラティスは誰でも取り入れられる比較的運動量が少ない健康法です。運動不足の方はもちろん体力に自信がない方でも、気軽に始めることができますよ。

 

呼吸の仕方

激しい動きがないヨガは、『腹式呼吸』を繰り返しながらポーズを取っていきます。鼻から吸ってお腹を膨らませ口から細く長く息を吐ききることで、呼吸を普段よりもずっと深いものへと導くんですね。大量の酸素を取り込めるため、血流やリンパの流れが促されます。いまこの場でやってみるだけでも、なんだか心が落ち着くような気がしませんか?

対してピラティスの呼吸法は、『胸式呼吸』です。こちらはお腹を膨らませないように意識して行う呼吸法のこと。正しい姿勢をキープしたまま、胸と背中を膨らませるイメージで、鼻から息を吸います。息を吐く時は、吸った倍の時間をかけてゆっくりと吐き切ります。難しい場合は、肋骨の下のあたりに手を添えて行うと次第に慣れてくるはず。

 

 

あなたに向いているのは?

さて、以上のような違いや特徴から、あなたに向いている方をみていきましょう!

 

ヨガが向いている人
  • 心身ともにリラックスできる時間が欲しい
  • 体だけでなく心のバランスが崩れがち
  • 体に負担をかけずダイエットしたい
  • まずは体を動かすことに慣れたい
  • 体の歪みを改善したい

ゆっくりとした動きと腹式呼吸で、副交感神経を優位に働かせることができるヨガ。日頃から自律神経の乱れが気になる方は、ぜひ気軽にヨガを取り入れてみてください。1日のうちで自分と見つめ合う時間ができるだけでも、十分にリラックス効果が得られますよ。

 

ピラティスが向いている人
  • 美しいボディラインを目指したい
  • 筋トレよりもしなやかに身体を鍛えたい
  • 運動不足を解消したい
  • 体や姿勢の歪みを改善したい
  • 健康的にダイエットしたい

ヨガよりも高い運動量で、ダイエットや運動不足解消にもおすすめなピラティス。健康的にしなやかなボディラインを目指したい人は、こちらを選びましょう。はじめは週に1〜2回取り入れるだけでも、体に嬉しい効果を実感できるはずです。

 

 

違いを知った上で最適なものを選ぼう!

似ていると言われることはあっても、よくよく知っていくとさまざまな違いがあるヨガとピラティス。違いを知った上で自分に最適なものを取り入れることができれば、より心身ともに充実した日々を送ることができそうですよね。
ぜひ本記事を参考に、心身ともにリラックス効果を得たい人はヨガを、体を美しく鍛えたい人はピラティスを始めてみてください◎

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