背中のぜい肉や、ブラが食い込んで段々になった脇のハミ肉、腰回りにたっぷりとついた脂肪。後ろ姿は普段、自分では見えないので気づかない場合が多いですが、ふと鏡に映った後ろ姿や、写真に映った自分の姿を見て、いつの間にか背中が大きくなってる!と気づく方も多いはず・・・。脂肪がつくのはあっという間なのに、とても落ちにくい背中のぜい肉。綺麗な背中で華奢な後姿になって、自信を持って肩や背中を出せるように背中ケアをしましょう。お家で出来る背中のホームケアをご紹介します。
年齢が見た目に出るのは顔だけではありません。後ろ姿しか見えないのに、このくらいの年齢の人だな。と分かるように後ろ姿や背中の形で年齢が出てしまいます。背中に脂肪がついたり、形が崩れると、おばちゃん体型で実年齢より高く見られているかもしれません。背中が大きくなってしまう原因を見直して、背中や肩まわり、腰回りを華奢にスッキリとした、綺麗な後ろ姿に見えるように日頃の生活習慣を見直して、ホームケアで背中美ボディを目指しましょう。
現在、スマホやパソコンの普及、そしてデスクワークや在宅ワーク等で多くなっている前傾姿勢。日本人の5割以上は「猫背」と言われているほど、私生活で前傾姿勢が多くなっている方が多くいます。
<前傾姿勢を続けていると?>
ブラジャーに乗ってるワキのハミ肉、普通にしていても、背中や腰に段々についた脂肪。このような悩みを持っている方は下着の付け方が間違っているか、サイズが合っていないことが原因かもしれません。体に合っていない下着を付けていると、食い込みや締め付けてボディラインを崩してしまう原因となってしまいます。逆に大きすぎても、胸やお尻を支えきれずに流れていってしまい、ボテッとしたラインを作ってしまいます。下着売り場の店員さんや、専門店などで、自分の下着のサイズを測ってもらう事をおすすめします。また、歳と共に、体型は変わり、サイズも変わってきます。1年に一度はサイズを測ってもらい、自分のサイズの変化を把握して、下着もその都度サイズを合わせてあげることも大切です。
消費カロリーより摂取カロリーが多いと、体内で脂肪として蓄積されます。その為、お腹周りや背中などに脂肪がついて、落としづらい状態になります。デスクワークが多かったり、外出する機会が減って、運動不足なのに、食べる量が変わらなかったり、間食が増えたりすると、脂肪を燃焼することが出来ず溜め込むばかりになってしまいます。綺麗なメリハリのあるボディラインで、綺麗な背中を作るためには、摂取量を減らして、【消費カロリーを増やす=運動する】ことが大切です。
どんな体型の方でも、年齢と共に、背中周りにお肉は付きやすくなります。いつの間にかブラの上にお肉が乗っている、腰にショーツの形に段がつき取れなくなってしまった、背中のお肉が沢山つまめる・・・など、体に現れる前に、背中を綺麗に保つホームケアをして予防していきましょう。
上記の図のように、後ろに手をまわして、両手が合わせられず届かなければ、肩甲骨が開いていて、背中の柔軟性が失われている状態です。これが出来ないと、背中周りの血流が悪くなり、背中の脂肪が燃えずらくなる為、背中周りに脂肪がつきやすくなってしまいます。また、脂肪を燃やしてくれる脂肪褐色細胞も働かなくなってしまいます。しっかりと肩甲骨周りをほぐして、眠っている褐色脂肪細胞を呼び戻しましょう。
肩甲骨のストレッチはもちろん、脇の下のお肉にも効果的です。肩甲骨が柔軟になることで、肩こりや猫背、巻き肩の改善にも繋がります。脂肪燃焼をしたいときは、約1キロのダンベルを持った状態でストレッチを行うと、脂肪の燃焼力がアップします。ダンベルが無い場合は、ペットボトル等で代用してみましょう。
背中や二の腕、腰回りの脂肪燃焼に効果的な筋トレは「プランク」と呼ばれる筋トレ方法です。
この時、お尻が上がったり、頭が真っ直ぐ向いていないと、違う箇所に力が入り、筋肉がうまく刺激されなくなったり、首や腰を痛める原因となりますので、最初は鏡で姿勢をチェックして正しい姿勢で行いましょう。簡単に見えますが、実際に行ってみたら、意外に辛いものです。しかし、体幹トレーニングとして多くのアスリートが行っている運動で、二の腕、背中、お腹、太もも、お尻など全身の筋肉を使う為、綺麗なボディラインを作り上げることが出来ます。
背中周りが大きくなるのは、脂肪が付くだけではなく、生活習慣で体に染みついた、姿勢や柔軟性の低下、運動不足が大きく影響しています。肩甲骨周りをしっかりとほぐして、背中周りの固まった筋肉や、関節周りを柔軟にすることで、姿勢の改善と、姿勢が原因で引き起こっている不調も改善することが期待できます。定期的な運動とストレッチ、食生活の見直しで、脂肪燃焼と共に、綺麗な姿勢を整えることで、浅くなった呼吸も深くなり、睡眠の質が良くなったり、肩こりや頭痛、腰痛などの改善にもつながります。体型と体調を一緒に整えて、背中や二の腕を隠さずに自信を持って出せるように背中美人を手に入れましょう。